小学生の時は既に反抗期だった私は、
母に楯突いてばかりいた。

母はしつけの最後は暴力しかなくて、

『まーったく叩いて言うことを聞かないんだから、
今度は何したら言うことを聞くかな。
つねったら言うことを聞くかな。』

と言って、私の肌をつねった。

長女の悲しい気質、
上に兄や姉がいたら
もう少し世当たり上手だったかもしれないが、
私は思った通りに直球勝負をしては 
母から叩かれたりつねられたりした。

あまりにも言うことを聞かないときは、
お友達が遊びに来ているときに、
お友達の前で頭をポコポコ小突いて叱り飛ばした。

高校生になってからは、 
わざと道草を食って遅く帰宅したりした。

すると、クラス名簿を持ち出して
片っ端から電話を掛けては

『うちの娘がまだ帰宅しませんが、何か知りませんか?』

とやった。

私に恥をかかせると一番効果があるので、
私を母に絶対服従させるためなら何でもやった。

あるときは、学校の担任を呼び出し、

『うちの娘はこんなに悪い子なんです。
先生、叱ってやってください!』

とわざわざ連絡したりした。

私の心はどんどん母から離れていった。