Yellowstone Wildlife Sanctuary | Lovin' life

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長いアメリカ配偶者ビザのプロセスを終え、2019年10月に渡米してきました。CR1ビザのことアメリカ生活のこと、日常のことを綴っています。現在モンタナ州に在住しています。

今週はずっと雪交じりの雨続きだったモンタナですが、土曜日は奇跡的に快晴晴れと言うことで、久々に車で遠出してきました。前から行ってみたいと思っていた、

Yellowstone Wildlife Sanctuary


Billingsから車で1時間程のRed Lodgeという所にあります。

※Red Lodgeは観光客がよく訪れるとても可愛らしい小さな町です。(冬はスキーが有名)

 

ここでは、野生に帰れなくなった動物を保護して展示しています。

そんなに大きな施設ではないですが、ブラックベアやリンク、ボブキャットやアライグマなどが展示されていました。

 

まずはキツネ。ここ最近は天気が悪かったので、久々の日光浴を楽しんでいるらしいです。


 

ウルフ(オオカミ)ですが、85%の血がウルフで他との混血らしいです。大きさ的にはグレートピレニーズほどでしょうか。(見た目もそっくりですけどね。)


 

こちらはコヨーテ。シェパードほどの大きさでしょうか。


こちらはブラックベア。モンタナにではグリズリーベアが有名ですが、ブラックベアもいます。グリズリーベアよりも一回り程小さめです。(プレゼントされたナッツを食べてますくま


 

こちらは弱視のために野生で暮らせなくなったLynx(オオヤマネコ)。特徴は耳の先のピンととがった毛。


 

こちらのバッファローは双子で生まれたため、母親バッファローに育児放棄されたところを保護されたらしいです。(通常バッファローは一頭しか出産しないようです。)


ポーキュパイン(やまあらし?)がご飯の時間でした。食べてる姿がかわいいですおねがい

 

他にもアライグマ、フクロウや鳥などがいます。

ここにいる動物たちは理由があってここにいる動物たちです。

動物たちには事故もつきものですが、実は一番多いのが「人間による誘拐」だそうです。

ちょっと言い方が穏やかではないのですが、小さい動物がウロウロしているところを見た人間が、親切心から保護してあげるのですが、そういう場合は実は近くに親がいるらしいのです。いったん人間に保護され、人間の手が加わってしまうと、野生動物は野生に戻るのはかなり難しいそうです。汗

 

「人間からしてみたら、親切心から動物を保護しようとするのですが、野生で暮らしている動物の生活はあくまで野生であって、私たち人間の暮らしている世界ではないのです…。」

 

と餌やりをしていた女の職員の方が話してくれました。

ちょっと悲しい現実を知りましたショボーン

とても素敵で、色々な動物に会えた場所ですが、色々と考えさせられる場所でもありました。

(↑そもそも、この施設の目的はこういった不幸を減らす啓蒙の意味もあるそうです。)

 

ただ、モンタナで遭遇できるであろう野生動物たちを間近に見えるので、いい所だな。と思います。

 

こちらは、完全に野生のシカ。あちこちにいました。ビリングスでも普通に民家で見る時もあります。


 

最後に、道中のモンタナの自然。山にはまだ雪が残っています。一歩町から外れると、本当にな~んにもありません。ウシ、ウマ、シカがちょくちょくいますけど…(笑)


 

 

リフレッシュして、今週も前向きに頑張ろうと思いますチューリップ赤チューリップオレンジチューリップピンク