それは怒の色



それは楽の色



それは恋の色



それは癒の色



それは悲の色










雅「刀夜」


僕が呼べば彼女は振り返る。

その美しい瞳を向けて…


雅「おいで」


手招きをすれば何の迷いもなく僕の傍に来てくれる。



雅は刀夜の細い体を抱き締めた。

何も言わず身を委ねる刀夜。

雅の肩に手を置いて不思議そうな顔で彼を見上げている。


刀「どうしたの?気分でも悪い?」


雅「…ううん」



見詰め合って唇を重ねた。


最初は軽く重ねる程度だったが、何度もしている内にエスカレートし、深く舌を絡ませてキスした。


刀「んっ…ん……」


度々漏れる甘い声に耳を傾けながら、ゆっくりソファーに押し倒した。


刀夜は舌を絡ませてくる雅の背中に手を回した。


雅「…刀夜、もっと強く抱き締めて」


刀「こう?」


雅「もっと」


恐る恐る腕の力を強めて、強く抱き締めた。

そんな慎重な刀夜を見て雅はクスっと笑う。


雅「刀夜…」


耳元で優しく呟いて首筋にキスした。


片手でブラウスのボタンを外し、刀夜の胸に吸い付く。

雅の唇が胸の膨らみの先端に行き着くと、刀夜はピクッと反応した。

そして舌で転がしたり甘く噛んでいる中、もう片方の手をスカートの中に忍ばせた。


細く冷たい指を刀夜の中に入れてグチャグチャとかき回す。

刀夜はビクンと反応し、体を仰け反らせた。


彼女の浮いた腰に上を攻めていた手を回し、より大袈裟に入れた指を動かした。


雅は快楽に溺れる刀夜の顔をじっと見て楽しんでいた。



中が程よく濡れてきた時、いっきに指を抜いた。

刀夜は息を乱していながらも雅を抱き締める腕の力は緩めなかった。


雅「刀夜、次はどうして欲しい?」


刀「…雅…」


雅「何?」


刀「なんでそんな……悲しい顔…してるの?」


雅「…え…」


刀「僕は、ずっと…雅の傍に、いるよ?」


潤んだ瞳で雅を見つめた。


そんな刀夜を見て、雅は胸の奥が締め付けられるような感じがした。



雅「刀夜…」


刀「ん?」


雅「愛してる、世界中の誰よりも刀夜を愛してる」


刀「…ありがとう、僕も雅を…」








「  愛してる  」








僕の腕の中で眠っている愛しい君。


笑った顔も可愛いけど、寝顔も好き。

無防備だから襲いたくなるけど、それ以上に強く抱き締めて、キスしたくなる。



でも僕は、君を殺さなきゃならない。

愛しいと思ってはいけない。


これは、僕と君が生まれる前から決まっていたコトなんだ。


どうして運命はこんなに残酷なんだろう。

元々神様なんて信じてないから神を呪うなんてコトしないけど、


僕は君を好きになってしまったコトが、悲しくてしょうがないよ。


こんなにも愛しくて、こんなにも大切にしたいと思っていても、運命には逆らえない。



刀夜、君は僕が半鬼だと知ったら、悲しいと思ってくれる?

ずっと一緒にいられないコトを嘆いてくれる?


僕が君を殺すか  君が僕を殺すか


2択しか無い。


刀夜、君はどっちを取る?











嗚呼


眠る君は美しい



そうまるで


悲しい青い華のよう






刀夜、僕は悲しいけれど、


君を愛したコトに後悔はしていない…



私は暗殺部隊ヴァリアーの専門顧問。


沢田家光やラル・ミルチのような門外顧問とは違う、ヴァリアー専門の監視員。

暗殺部隊だから何しでかすか分かんないからね。


まぁ…監視って言っても、一緒に過ごすだけなんだけど…


ここ数年は休暇を取っていて、母さんのいるこの日本で暮らしている。

まさかリボーンさんから仕事を依頼されるなんて思ってなかったし。


リボーンさんにはお世話になったから断る訳にはいかない。


あ~、でもボスにバレたら怒られるだろうなぁ…

ボンゴレ十代目のいる中学に転校するなんて、予想外もいいトコ。

仲良くなるなんて言語道断。


でもこういう生活って憧れてたんだよね~…

友達と仲良く話して、一緒に帰ったり、ご飯食べたり...



少しくらい…いいかな?


許してねボス♪






RainGirl -2-








ツナ「彩浪、ここ分かる?」


沙良「えっと、ここはねぇ」


山本「沙良、俺にも教えてくれよ」



何でこんなことやってるんだろう私…

家庭教師やってる気分だ。

そして一度習ったコトもう1回習うってシンドイ。

ただでさえ勉強嫌いなのに何でこんなコト…


ツナ「なるほど、ありがとう彩浪」


山本「沙良は頭良いんだなぁ^^」


沙良「あはははは…」



中学で習うコトは全部知ってますから。

むしろここで「え~分かんな~い」とか言ったら私馬鹿じゃん。

高校生の名が廃るわ。


…いや、覚えて無い所もあるかも…

一応家で復習してこよう。



ツナ「そういえば彩浪、リボーンと知り合いなんだよな?」


沙良「えっ?あ、ま、まぁ…知り合いってほどじゃ無いけど…」


ツナ「迷惑かけたりしなかった?アイツ無茶苦茶だからさぁ」


沙良「迷惑なんて全然…」



高校生の私を中学に転校させてる辺り確かに無茶苦茶だね。

もう慣れたけど。

それに久し振りの任務だからちょっと楽しみだし♪


沙良「そういえば雲雀さんってどういう人なの?随分怖がってたみたいだけど…」


山本「怖がるっていうか、アイツはキレたら手に負えないからなぁ」


ツナ「そうなんだよ-、俺なんて何度ボコられたコトか…」


山本「ツナは雲雀と仲良いもんなw」


ツナ「∑いやっ 仲良いって言わないから!」



…ふむ。

つまり怒らせなければいい話か。

そういえば咬み殺すとか言ってたなぁ。


強いのかな?雲雀さん。










もうすぐ5時だ。

雲雀さんと待ち合わせしてるから行かなきゃいけないんだけど…


どうしよう。

メチャメチャ雨降ってる。


傘昨日雲雀さんにあげちゃったから無いんだよね-


困った…

時間に遅れたら怒られる…

でも濡れるの嫌だ。


…ま、いっか。

怒られるよりマシだ。



沙良は雨の中校門に向かって走った。

するとまだ時間の前だというのに雲雀が立っていた。


沙良「す、スイマセン雲雀さん!」


雲雀は沙良の方を向いて、眉間に皺を寄せた。


雲雀「傘は?」


沙良「忘れてきちゃいました。でもお構いなく」


呆れたように溜息を付く雲雀。

怒らせてしまったのではないかとハラハラしている沙良の腕を掴み自分の傘に入れた。

その傘は紛れも無く昨日沙良が雲雀に渡した傘だ。


沙良「い、いいですよ雲雀さん、私風邪ひきませんし」


雲雀は頬に付いた水滴を拭った。


間近で見る雲雀にドキドキしてしまう。


雲雀「家まで送ってあげる」


沙良「えっ、そ、そ、そんな結構です、走って帰りますよ!」


雲雀「行くよ」


沙良「ちょ、ちょっと待ってください雲雀さんッ」


沙良の話を全く聞かない雲雀。

戸惑いながら雲雀の隣で大人しく歩いていた。


沙良「お、お手数掛けてスイマセン雲雀さん…」


雲雀「気にしないで」



暫く沈黙が続き、沙良は横目で雲雀の顔を見た。

端整な顔付きで思わず見惚れてしまいそうだった。


沙良「雲雀さんは優しいんですね」


雲雀「…は?」


沙良「もっと怖いのかと思ってました」


雲雀「……君ほどじゃない」


沙良「∑私怖いですか!?」


雲雀「違う、君ほど優しくないって言ったの」


沙良「え、私優しくないですよ?普通に人殴りますよ?」



沙良は殴ると言ったが、実際はもっとグロい。



雲雀「優しくなかったら、ただのお節介?」


沙良「…、どっちでしょう」


沙良が首を傾げて考えていると突如曲がり角から車が現れた。

出遅れた沙良を掴んで素早く避ける雲雀。


突然抱き締められて沙良の頭は真っ白になった。


そんな沙良を他所に、通り過ぎていった車を忌々しそうに見る雲雀。

しかし自分の腕の中で顔を真っ赤にする沙良に気付き、手を離した。


沙良「此処までで良いです!ありがとうございました!!さようなら!!!」


沙良は全速力で走り去って行った。

1人取り残された雲雀は恥ずかしそうに去って行く沙良を見て、クスッと笑った。








あ~ヤバいヤバい。

心臓バクバクしてる…

お、おおお男の人に抱き締められるなんてカナリ久し振りだ。

そんなコトするのベルとルッスーリアくらいだもん...

あ~緊張した。


母「あら沙良、お帰り…ってその制服中学校の?」

沙良「う、うん、また転校させられちゃった」

母「そぉ…大変ねぇ」

沙良「いいんだよ、母さんと一緒に暮らす為だもん」


ボスもスクアーロも…みんな大好きだけど、やっぱり私は母さんと一緒にいたい。

だって家族だもん。

ヴァリアーのみんなのコトも家族みたいに慕ってるんだけどね。


沙良は母からタオルと受け取り、髪を拭いた。


母「制服乾かすから着替えてらっしゃい」

沙良「うん」


にしても…

雲雀さんホントに格好良い。

あんなに動揺するなんてヴァリアー専門顧問失格だ。

これからボスチーノファミリーを撃退しなきゃいけないのに…


私、雲雀さんに惚れたかも…


ヤバい、それこそ大問題だ。

そんなコト知られたら怒られるだけじゃ済まされないよ。

忘れるのよ私、どうせ並盛中にもあんまりいないんだから。

早く忘れて仕事に専念しないと。



明日の学校憂鬱だな…

何度も会ってたら忘れられなくなっちゃうよ。


神様っていうのは、本当に残酷だね...


私の初恋をこんな風に終わらせるなんて。

ま、いいけど。


マフィアになった私が悪いんだし。






続く




激しく雨の降る日だった。

沙良は傘を差しながらトボトボと1人下校していた。


ドサッ


突然何かが倒れるような音がした。

俯いていた沙良は何事かと顔を上げた。

すると少し先に誰かが倒れている。

鈍感な沙良は最初寝ているのかと思った。

しかし雨の日に道端で寝るなど、普通の人ならありえない。


そろそろと近寄って倒れた人を見た。

来ている制服を見て男子中学生と判断した。

濡れたアスファルトにうつ伏せになっている。

冷たそうだなぁ、と思いつつ沙良はその中学生の近くにしゃがんだ。


沙良「あの……」


自分の傘を差し出して、濡れないようにした。

声を掛けると中学生はピクッと反応して薄っすらと目を開いた。


沙良「大丈夫ですか?」


中学生はじっと沙良を見つめて、ゆっくり起き上がった。

髪も制服もかなり濡れてしまっている。


不安そうに見つめる沙良を他所に、中学生はフラフラと立ち去ろうとした。

沙良は慌ててその中学生に傘を差し出した。

中学生は「は?」という顔をして沙良を見た。


沙良「使って下さい、これ以上濡れたら制服乾かなくなっちゃいますよ」


それでもその中学生は傘を受け取ろうとはしない。

沙良は手を取って持たせた。


沙良「返さなくて良いので。風邪ひかないでくださいね」


そう言って沙良は濡れないように家まで走って行った。


中学生は無理矢理渡された傘を持って、沙良の後姿を見ていた。


「いらないのに…」







RainGirl







母「あれ、沙良どうしたの?傘持ってたでしょ?」


沙良「中学生が雨の中フラフラ歩いてたからあげちゃった」


母「あらそう、じゃあ新しいの買って来ないとね」


走って帰ってきたとはいえやはり濡れてしまった。

沙良は母親からタオルを受け取ってバスルームに行った。


シャワーを浴び終わると部屋着に着替えて私室にこもった。

髪も乾かさずに窓を開けた。

もう雨は止んでいて、空は見事な星空だった。


沙良「(明日は晴れるかなぁ…)」


そのまましばらく空を眺めていた。


ピリリリリ ピリリリリ ピリリリ ピッ


沙良「もしもし」


?「ちゃおッス」


沙良「あ、お久し振りですリボーンさん。何か御用ですか?」


リボーン「お前、並盛中に転校してこい」


沙良「は、はぃ?私高校生なんですけど」


リボーン「いいから来い、手続きはもうしてある」


沙良「…はあ、制服はどうしたら?」


リボーン「もうすぐ届くだろ」


ピンポーン


沙良「…届いたみたいです」


リボーン「そうか、詳しいことは明日説明する、じゃあな、ちゃおちゃお」


沙良「おやすみなさい」


ピッ


沙良は携帯を閉じて溜息を付いた。


沙良「また転校か…、マフィアも楽じゃないなぁ」


窓を閉めてベッドに入った。












沙良は約1年ぶりの中学校のブレザーに身を包んで並盛中にやって来た。

その顔は少し憂鬱さが感じられる。

それもそうだろう、年下だらけの中学校に転校する高校生など聞いたコトがない。

というか普通は転校できない。


沙良「(私のクラスは此処か…、何で2年生なんて中途半端な学年に)」


そう思いながら先生に案内され教室に入った。

すると沙良が入った瞬間教室がざわめいた。


先生「転校生の彩浪沙良さんだ」


沙良「…よろしくお願いします」


何で中学生に頭下げなきゃいけないんだろうと思いながらしぶしぶ先生に従った。


一方今日からクラスメイトとなる人達は(特に男子は)「かっ、可愛いww」と思っていた。


先生「彩浪の席は…そうだな、沢田の隣がいいんじゃないか?」


ツナ「(え//俺っ!?)」


沙良はスタスタと席に向かい鞄を置いた。

隣にいるのは明らかに動揺している可愛い男子だった。


沙良「よろしくね、えっと…」


ツナ「さ、沢田綱吉です」


沙良「綱吉?綱吉ってリボーンさんの…」


ツナ「え、リボーン知ってるの?」


?「おいツナ、2人の世界に入ってないで紹介してくれよ」


ツナ「あ、そうだね、えっと、コッチが山本で、向こうから睨みつけてるのが獄寺くん」


山本「よろしくなっ」


沙良「こちらこそよろしく、山本くんって呼んで良い?」


山本「勿論、俺も沙良って呼んで良いか?」


沙良「うん」


意外と楽しそうかも、と思う沙良であった。


先生「彩浪は風紀委員に入りたいそうだな」


沙良「え?」


ツナ「あ、彩浪さん本気!?風紀委員って雲雀さんの…!」


山本「止めといた方がいいんじゃねぇか?」


沙良「え…っと」


沙良は悩んだ。

綱吉や山本はこう言っているが、風紀委員に入りたいなんて沙良は一言も言っていない。

つまり、リボーンが仕組んだと思われる。

リボーンの命令は無視出来ないので、ここは大人しく従った方がよさそうだ。


沙良「…大丈夫、やります(断ったら多分殺されるし)」


先生「そうか、じゃあ昼休み応接室に行ってくれ」


沙良「分かりました」













昼休み


山本「本当に大丈夫か?俺達付いて行こうか?」


ツナ「雲雀さん怖いから、無茶しないでね」


獄寺「10代目に心配掛けさせやがって…怪我でもしたら承知しねぇぞ!」


沙良「大丈夫だよ(風紀委員ってそんなに怖いの…?風紀委員なのに?)」


綱吉達と別れて、沙良は言われたとおり応接室に向かう。


胸に不安を抱えながら慎重に応接室の扉をノックした。


?「入っていいよ」


沙良「…失礼します…」


静かに扉を開けると、ソファーに腰掛けている少年が見えた。

なんだかとても見覚えがある。


?「君は…」


少年も沙良に覚えがあるようだった。

そして少年の着ている学ランを見てピンと来た。


沙良「(昨日の倒れてた人だ)」


?「何しに来たの」


沙良「え、あの、先生に昼休み応接室に行けって言われて…」


?「まさか君が風紀委員に入るっていう転校生…?」


沙良「はい」


何で中学生にビクビクしなきゃいけないんだろうと思った。

しかし綱吉達の言っているコトを思い出して、慎重に接しようと心がけた。


?「君、名前は?」


沙良「彩浪沙良です」


?「ふ~ん… 僕は雲雀恭弥だよ」


沙良「雲雀…さん」


雲雀「恭弥でいい」


沙良「(イキナリ?)」


雲雀「高校生が僕の並盛に何の用?」


沙良「(バレてるし)詳しいコトは私も知りません、りぼ…、上司に行けって言われただけなので」


雲雀「ふ~ん…どうでもいいけど、下手なコトしたら咬み殺すから」


沙良「(咬み殺す…?)」


雲雀「風紀のコトは草壁に聞けば分かる。あと放課後5時に校門に来て」


沙良「はい」


雲雀「話はそれだけ、帰って良いよ」






ツナ「あ、彩浪!大丈夫だったっ?」


沙良「うん、大丈夫」


獄寺「まったく転校早々心配させてくれるぜ」


沙良「獄寺くんも心配しれくれたんだ?ありがとう」


獄寺「べっ、べつにそんなんじゃねぇよ!!!」


山本「獄寺は照れ屋だなぁ」


獄寺「うるせぇ野球馬鹿!!」


賑やかな雰囲気に包まれ、沙良はクスクスと笑っていた。

そんな沙良を見て綱吉も微笑んだ。


リボーン「ちゃおッスw」


ツナ「あっリボーン!何処行ってたんだよ!」


リボーン「沙良、お前にプレゼントだ」


沙良「え?」


リボーンが沙良に投げたのは可愛いリボンだった。

沙良はそれを見て「可愛い」と呟いた。

しかしリボンの中に何かメモのような物が縫い付けられていた。


『ボスチーノファミリーを撃退せよ』


沙良の表情が一瞬曇ったが、すぐに笑顔になった。


沙良「ありがとうございますリボーンさん」


山本「赤いリボンなんて洒落たプレゼントだな小僧」


ツナ「そんな物いつのまに買って来たんだよ」


獄寺「∑あ、10代目!昼休みが終わってしまいます!」


ツナ「え、嘘!もうそんな時間!?急ごう彩浪!」


沙良「うんっ」








あとがき


長くなったので次回に続きます


クリスマスといえば恋人同士が遠慮なくエロいコトできる素晴らしい日ですよねw


え、違う?


いいんですよ、深いコトは気にしないで下さい。


折角の年一のイベントですから、いつもより楽しくSEXしたいですねぇ…






リスマス






火澄は彩弥乃へのクリスマスプレゼントを持ってマンションを訪れ、インターホンを押した。

すると5秒もしないウチに扉が開いた。


火「メリークリスマスです彩弥乃さん」


そう言って唇にキスしてプレゼントを渡した。


火「(甘い…)ケーキでも作ってたんですか?」

彩「暇だったから」

火「ひ、暇だなんて!それなら僕に体を預けて下さいよ!1日中喘がせてあげるのに!」

彩「だから嫌なんだよ」


呆れたように溜息を付き、火澄を中に入れた。

ケーキの甘い匂いが漂ってくる。

よく見ればシンプルなエプロンをして髪も後ろで縛っている。


火「(新妻みたいですねぇ)」


1人でクスクス笑っているのと彩弥乃は気味悪そうに見ていた。


火「わ…凄いですねこのケーキ、食べるのが勿体無いです」

彩「食べない方が勿体無いだろ」

火「1人でワンホール食べる気ですか?」

彩「いや、私は食べない、甘い物苦手だから」

火「え、じゃあ僕が貰って良いですか?」

彩「貰ってくれるなら助かる」


髪を解いてエプロンを外した。


火澄は嬉しそうに笑ってケーキを一口食べてみた。

さっき彩弥乃のキスした時と同じ味がした。

彩弥乃は生クリームの味見してもしていたのだろう。


火「あれ、生クリーム余ってますよ?」

彩「嗚呼、砂糖入れすぎたからあんまり使わなかったんだ」

火「……」


火澄はボールに残っているクリームを見てニヤッと笑った。

そして後ろからそっと抱き締めた。


火「剥いでいいですか?」

彩「…は…」

火「僕のアレがもう限界でw」

彩「1人で抜け」

火「まぁそう言わずに」


首筋に舌を這わせながら上着のボタンを外していく。

空いている方の手では胸を揉むように掴んでいる。


彩「ちょっと…」

火「あ~、この感触…最っ高♥ やはりクリスマスはこうでなくては…」

彩「クリスマス関係無いだろ」


衣服をずらして肩に噛み付いた。


彩「っ…」

火「ケーキもいいですがやっぱり彩弥乃さんの香が1番です」

彩「気持ち悪いコト言うなっ」


邪魔な上着を投げ捨ててソファーに押し倒した。

彩弥乃はうつ伏せになってしまい、後ろから攻められる羽目に。


火「勿体無いのでこれ使いますよ」

彩「は…?」


火澄が手に持っている物を見て、彩弥乃は顔が引き攣った。

砂糖を入れすぎて使わなかった生クリーム。

火澄はそれを満面の笑みでぺロッと舐めた。


彩「…お前まさかそれ…」

火「彩弥乃さんと一緒に頂こうかと♪」

彩「ちょっ、冗談じゃないぞ!」

火「食べない方が勿体無いっていったのは誰ですか」

彩「そういう意味で言ったんじゃない!」

火澄はお構いなしに真っ白なクリームを背中に搾り出した。

冷たいクリームにビクッと反応してしまう。

そんな彩弥乃に身悶えながら、背中を舐め上げる。


彩「っ……あ…ぁ」

火「気持ち良いですか?」

彩「…つ…め・・たいわボケ…っ」

火「それくらい我慢して下さいよ、それに冷やしてたの彩弥乃さんじゃないですか」

彩「……こんなコトに使うなんて思いもしなかったからな…」


もう抵抗する気も失せてしまい、全身の力を抜いた。

残りのクリームも丁寧に舐めて数箇所に赤い跡を付けた。

火澄の舌の熱と舐め上げられる快感に溺れ、少しずつ甘い声が漏れていた。


彩「は…あ…」


うつ伏せの彩弥乃を起こして、後ろから陰部に手を突っ込んだ。

あまり濡れていなかったが、手を入れた瞬間じわっと蜜があふれ出した。

片方の手で彩弥乃を抱き寄せて、5本の指をばらばらに動かした。


彩「あああっはあっ」

火「いやらしい体ですね、もっと気持ち良くして欲しいですか?」

彩「いっ、入れて…ぇっ」

火「クス。いいですよ、今日は後ろから攻めてあげます」


ソファーに手を付かせ、彩弥乃の腰を抱いた。

そして手を引き抜いて、火澄のモノを挿入した。

濡れている彩弥乃の中に入れるのは容易くて、何度も何度も突いた。


彩「ああっひず…みっ!も…むり・・っ」

火「くっ…僕もイキそうです…!」


2人同時にイった。

火澄は中からモノを出して、今度は彩弥乃を仰向けにした。


彩「…何…?まだ・・やる…の?」


くたくたで呼吸も荒い彩弥乃。

火澄の呼吸も荒いが、黒い笑みを浮かべていた。


火「まだかんじんな所に塗ってないじゃないですか」

彩「…え~…」

火「何ですかその女子高生みたいなリアクション」

彩「…(女子高生だよ一応)」


あえて何も言わずに足を開いた。

火澄は嬉しそうに覆い被さると、まず乳房の先にクリームを付けた。


背中同様に舌を這わせ、空いた方の手で優しく揉む。


彩「あ…ん…あぁ」


クリームを舐め上げるついでに乳首も一緒に吸い上げた。


彩「んっ…はあん」


舌で転がしながら、空いた方の手を胸から陰部に移動させた。

先程やったことも有り、かなり濡れていた。

胸を舐め終わると、クリームを陰部に搾り出した。


彩「冷た…っ」

火「すいません、今舐めてあげますから」

彩「やあっ ああっ!」


蜜とクリームが合わさって絶妙な甘さを生み出していた。

火澄は夢中で嘗め回し、彩弥乃の中に進入したクリームも舌で追いかけた。




火「(やっぱり甘い物は最高です)」





彩弥乃は翌日立たない腰を無理矢理立たせて仕事をした。




愛するコトで誰かを傷つけるコトになるなんて知らなかった


でも そんなの覚悟の上


俺が砂音を好きだと思ったその日から


普通の恋愛なんて出来るとは思ってない


それはこの想いが


禁断の領域にあるから…











現実じゃ叶わないコトを、頭の中で想像する。








砂音を壁に押さえつけて、手首を縛って梗塞。


嫌がる砂音の制服を無理矢理剥いで、すべすべの肌に舌を這わせる。


砂『あっ…恭平、駄目だよっ…!』


そう言いながら砂音の陰部はしっかり濡れ始めていて、指を入れるのも容易い。


砂『はぁ!やあぁっ』


指で砂音の中をぐちゃぐちゃとかき回しながら、空いている方の手で胸の膨らみを揉んだ。

すると砂音の蜜が溢れ出し、太もも伝って行く。

その蜜を丁寧に舐め上げて指を抜いた。

そして陰部に唇を当てた。


砂『ああっ、そんなとこぉ…!』


止まるコトなく溢れ出す蜜を飲み下し、舌を出し入れする。

砂音は徐々に呼吸を荒げて足に力が入らなくなっていた。


砂『はっはぁっ、きょうへ…もぉ…』


舌を抜き、くたくたの砂音をベッドに押し倒す。

潤んだ瞳で恭平を見つめ、足を開いた。


砂『入れて…?』


恭平は砂音の上に乗り、濡れた陰部に大きくなったモノをあてがった。


砂『…激しくやって』


頬を赤めながら恭平の首に梗塞されたままの手を回した。

そして一気に砂音の中に挿入して奥を突いた。


砂『ああっ!あああぁ!!』


喘ぎ声を上げながら自分も腰を振る。

より深い快感を求めて大きく足を開いた。


砂『あっ、あっ、あぁっ』


恭平の腰の動きに合わせて喘いぐ砂音。


砂『あああっ、きょうへ・・い…イク…っ…あああああぁっ』


恭平と共に果てる砂音。


息を乱している砂音の唇に軽くキスをし、強く強く抱き締めた。








恭「…虚しい…」


隣で猫のように眠る砂音を見て深く溜息を付いた恭平であった。


何年もその姿だけを追いかけて


見つめて


抱き締めて


愛して


その肌に触れ舌を這わせるのを何度夢見たコトか


君を鳴かせるコトが 今の僕には最高の幸せ






狂うほど愛してる






李「恭介、どうしたの急に」


休日の夜に李音は突然呼び出された。


恭介の部屋で、着て来たコートを綺麗にたたんで隅に置く。

その後ベッドに座っている恭介の隣に座った。


李「また風でもひいた?」


何気なく手を伸ばして恭介の額に触れた。


李「熱は無いみたいだけど…」


額から離れた手を恭介は掴んだ。

そしてそのまま自分に引き寄せて、李音の口を塞いだ。


李「んっ!ん~~っ!」


突然の出来事に対する驚きと、口内を荒らされる快楽に、李音は抵抗が出来なかった。

一方恭介は度々漏れる甘い声にそそられながら角度を変えて何度も何度もキスをした。


ようやく唇を離すと、銀色の糸が垂れ、李音の顔は真っ赤だった。

視線が定まっておらず、見るからに混乱していた。


恭「…そんな顔しないでよ」


もう一度唇を重ね、今度はさっきよりもキスを味わうように舌を入れた。

そのまま李音の腰に手を回し、ゆっくり押し倒した。


李「きょう…すけ…?」


涙目で恭介を見つめる李音。

抵抗する様子は無いが、不安の色が隠せない。


恭「怖い時は逃げても良いよ、手加減出来そうに無いから」


優しく李音の髪を撫でて軽く額にキスした。


李「今頃そんなコト言わないでよ…」


物足りないと言わんばかりに、首に腕を回して唇を重ねた。


恭介は李音の上着に手を掛け、ひとつひとつ丁寧にボタンを外した。

露わになった白い肌は彼を奮い立たせた。

先の立った膨らみに触れて、指で転がした。


李「やっ…ぁ!」


慣れない感覚に翻弄されて敏感に反応してしまう。

無意識のウチに腰を反らせていた。


恭「李音は体も素直だね」


その反応を楽しむように、今度は舌を這わせ、片方の手で優しく揉んだ。

すると予想通りの甘い声が漏れた。



李「あっ…!」


陰部に手を移動させ、そっと李音のクリをなぞった。

もうそこはビチョビチョに濡れていて、簡単に指が入った。


李「い…っ……はっ・・ぁあ!!」


痛みと快楽に襲われ全身に力が入る。

中をグチャグチャとかき回しながら、涙を流す李音の頬にキスをした。

そんな恭介を強く強く抱き締めて、痛みを堪えていた。


恭「李音、辛い時爪立ててもいいから」

李「はぁんっ、そ…んな…!む、無理だよぉ…っ!」

恭「何で?」

李「傷なんかっ……付け・・られない」


呼吸を乱しながら必死に返事をしている。

痛みに慣れて来たのか、声に艶っぽさが戻ってきた。


恭「本当に可愛い…」


指を抜いて、指に付いた甘い蜜をぺロッと舐めた。


恭「今から入れるけど、大丈夫?」

李「はぁっ、大丈夫…」

恭「手加減出来ないかもしれないけど…」

李「しなくて・・いいよ、思いっきりやって」


李音らしくないその発言に少し驚きながら、恭介はふっと笑った。


恭「李音に逢えて、僕は本当に幸せだよ」

李「…私も…恭介に好きになって貰えて…嬉しい」


見詰め合って、クスクスと笑った。


恭介はベルトを緩めて、大きく固くなった物をあてがい挿入した。


李「はぁあっ、あああぁ!」


思い切り仰け反って、恭介を感じた。

中で激しく突かれすぐにでもイってしましそうだった。


恭「…っ…!」

李「あっ あぁっ ああぁんっ!」


腰を上下させ、より奥に、より強く突く。

その度に李音は喘ぎ声を上げ、腰を震わせた。


恭「李音…っ、もっと鳴いて…!」

李「はああぁんっ!やあぁ…!」







李音、これからもずっと君だけを愛しているよ

だから傍にいて、僕の隣で笑って


君が泣いたら、その涙が止まるまで抱き締めてあげる

寂しい時はいつも傍にいてあげる


どんな時も笑顔でいられるように、僕が君を守るよ


僕は君に狂わされる


愛してるよ  李音


狂うほど愛してる



だから李音も、僕を愛して欲しい


僕には李音が必要だから、ずっと一緒にいて欲しい…





そう願うのは 僕の自由だよね


叶えてよ李音


これからもずっと



僕の傍に…


白い肌


細い首筋


柔らかい胸


艶のある声



すべてが僕を魅了する


貴方の乱れる姿






僕の愛しい貴方に






彩「はっ…ぁ!ひ・・ずみ…っ!」



僕が激しく突けば突くほど、彼女は壊れていく。


何度も何度も僕の名を呼んで僕を抱き締める。


胸にキスをすればくすぐったそうに笑って唇を重ねてくれる。


こんなに愛してくれるのは僕が抱いている時くらい。



火「彩弥乃さん気持ち良いですか?」

彩「…っ…聞くな、そんなこ・・と…!」



言葉遣いは相変らずですが、体は素直ですよ彩弥乃さん。


舌を這わせても指でなぞっても感度の良い貴方はすごく感じている。



指で乳房の先を弾いてみた。



彩「っ…!」

火「可愛いですね、今度は舌で愛してあげましょうか?」



ぺロッと舐めればさらに艶を増した声をあげる。


本当は待たずにメチャクチャにしたいんですけど、こうやって焦らすのも楽しい。


息を乱して、潤んだ瞳で僕を見つける彩弥乃さんは、最高だ。



火「どうします?」

彩「…て…」

火「聞こえません」

彩「…舐めて…」



夜は本当に良いですね。


こんなに素直で可愛らしい彩弥乃さんが見れるんですから。



僕は先の立った乳房に噛み付いた。


舌で転がして軽く吸ってみたりすると、彼女は声を上げる。



彩「は…あぁ!そんなに吸わ…ないで…っ」

火「どうしてですか?」

彩「おかしくなりそう…!」



それは嬉しいですね。


もっとやってあげたい所ですが、僕もそろそろ下の方を攻めたくなってきました。


こんなに濡らして…、びちょびちょじゃないですか。



火「入れますよ彩弥乃さん、今度はさっきより激しくしてあげます」



僕の大きく固くなったものを一気に彩弥乃さんの中に挿入する。


途端に彼女の全身に力が入る。



彩「あああぁっ!ひぃ……はぁっ」

火「くっ…力抜いてください…!」



彩弥乃さんはエロい顔をして、力を抜く。


本当に受けが上手い人ですね…、まだ2回しか抱いてないのに。



彩「はぁ…ぁ、火澄…」

火「はい、何でしょう」

彩「………き…」

火「?聞こえませんよ」

彩「…なんでも……ない」



何ですかそれ。


気になるじゃないですか。



火「言わないと気持ち良くしてあげませんよ」

彩「っ…、はぁ……、…好き…って言ったんだよ…!」

火「へ?」



顔真っ赤にして…


そんなコト言われたら僕もう手加減出来ませんよ?


明日仕事どころじゃなくなりますよ?



火「腰が立たなくなるまで突いてあげます」

彩「え…、それはちょっと」

火「今頃言ったって遅いです」



僕は今まで以上に強く激しく突いた。



彩「っ!!あぁっ!あぁん!」



仰け反って喘ぐ彼女は何度見ても厭きない。


むしろ虜にされる。



彼女の陰部を濡らし、喘がせ、仰け反らせるのは僕だけだ。


誰にも渡さない。



舌を這わせ、吸い上げて、嘗め回して、彼女を喜ばせるのは僕だ。


これからも僕を愛してください。


僕を好きと言って下さい。


名前を呼ぶのも、キスするのも、腰を振るのも、僕であって下さい。



彩「はぁっ…!!火澄っイカせてよ!」

火「駄目ですもう少し我慢して下さい」

彩「~っ!」



僕を抱き締める腕の力を強めて、彼女は僕を感じている。



今夜は寝かせませんよ彩弥乃さん。


こんなに興奮させといてオチるなんて許しませんから。



火「愛してますよ彩弥乃さん」



世界中の誰よりも、貴方を愛しています。


僕の愛しい貴方に、これからもずっと愛の言葉を捧げます。