今日は少し抗がん剤の副作用について。
使っている薬剤の名称を書くのは今の段階では少し割愛したいのですが、「抗がん剤の副作用」と聞くと、
髪の毛が抜ける
激しい嘔吐
のイメージがなんとなくありませんか？
そういう副作用が強く出てしまうお薬もあるのですが、三浦さんの副作用一覧表にはその２つは入っていませんでした。
見た目の変化としては、
手のひらが黒ずむ。
このお薬を使う人の大体に出る副作用だと説明があったそうです。
それ以外の副作用が目に見えない変化で、
嘔吐まではいかないなんとなくの吐き気・悪心
味覚が変わる
食欲不振、逆に過食
末端神経の痛み・痺れ
倦怠感・ふらつき
免疫が弱くなる
激しい下痢や便秘
…etc
書き出すとキリが無いです。
色んな副作用の可能性の説明がありました。
それも人により違う。
同じ量でもＡさんには全部が強く出るかもしれない一方、Ｂさんにはほとんど症状が出ない事もある。
仕事も何の弊害もなく通常業務をこなされている方も大勢いれば、全く出来ずに休職されている方もいる。
ここには書かれていない副作用が出る事だって…
要は、、、
やってみないと、
なんとも分かりません。
との事で…
三浦さんがずっと気にしていた仕事の計画もまずは治療を始めてみなければ立てられない状態。
最初、そういう説明があった時に、
「予め先が読めないって辛いな…」
とボソっと言われたことがあります。
「仕事…？」
「仕事もプライベートも。
俺、周りに迷惑かけてばっかりだ。嫌になる。」
三浦さんからこういった言葉を聞くの、、、
本当に珍しいです。
「人によるって話だったよ？
休職するともまだ決まってないし、副作用が重いともまだ決まってないやん？」
「うん。でも外出や旅行だって先の予約が全く出来ない。ごめんなぁ。周りのみんな、夏の予定とかもう予約してる頃じゃない？」
「落ち着いてから、倍行けたらそれで良いよ！笑
案外へっちゃらで余裕で仕事出来るかも。
治療中でも体調が良くて出張や旅行に行ってる人も沢山いるって言ってたやん？」
って言ったら、
「…確かにな。
仕事は状況を見て判断だな
大きなイベントは出来ないかもしれないけど、ちょこちょこ楽しい事もしていこうな！」
一瞬であっけらかんとした感じに戻りましたが、私もさすがに分かる…
イラつきや悲しみ、不安感みたいなもの、無い訳絶対にない訳で…働き盛りで、見た目だって気をつけている三浦さん。
一時的な副作用って言われたって、心の中で思う事はいっぱいあるはず。
それで「実際にやってみないと分からない」と言われた副作用。
何回か回数を重ねていく治療になりますが、第１回目の治療後、「実家に帰る」と言ったっきり数日、音信不通状態になりました…
やってみた結果、三浦さんの場合は、
「へっちゃらぷー」とは、残念ながらいきませんでした。
(ただお医者さん曰く、もっと副作用が重症になる人もいるとの事だったので、重すぎる体質って訳でもないみたいだけど)
→続く
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