ご縁があり、買っちゃいました
ここ数年でお値段右肩上がり中のマトラッセ。
決して富裕層の人間では無いので、緊張と興奮、慣れない事の連続に、間１５分くらいの記憶が飛んでおります
笑
私にとっては夢みたいな状況でした。
少し前、友達とＣＨＡＮＥＬに行って玉砕した私。これね↓
何回かお店に訪れて購入するほどの根性が無く、しばらく熱量も下がっていたのですが、三浦さんが自分とは違う百貨店を利用しているので、ついでに少し覗いてみる事にしました。
そしたら、
たったの１０組待ち…
(それでも多いけど、この間より俄然良し)
「並んで良い？」
「前言ってたの？在庫あったらどうするん？」
「どうしようね。でも無いよ、絶対。」
土曜日１５時過ぎの出来事。
色んなカラー・種類の説明を色々として頂き、いくつかお試しもさせて頂きました。
ただ、
「ん〜…出来ればベーシックカラーが良くて…
ブラックが欲しくて。」
オーソドックスな黒が欲しかった。
店内にディスプレイされてないんですよね
「金具のご希望はございますか？」
「希望としてはゴールドですが、どちらでも素敵だなと思っています。」
「確認させて頂きます。」
店員さんがふら〜っと奥へ消える。
「あるんじゃない？
」
「多分無いよ。前も確認しに行って、その後、無いって言われたもん。」
「この色も可愛いけどな。」
「可愛いけど、使いこなし方が難しそう。
何に合わせたら良いか分かんない。」
３分ほど経って、戻ってこられました。
そして心持ち小声で言われました。
「お客様。
奥のお部屋でご案内させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか？どうぞ。」
…え。
え。
え？
これはあるって事でオケ…？
こんなにアッサリと！？
しかも、奥のお部屋って…
え。ちょっとちょっと…あたしゃ…ごくごく平民なんですがほんと大丈夫ですかね
ここでは見せて頂けないんですかねぇ…
膝がガクガクする。
小さな個室に通されました。
「少々お待ちくださいませ。」
店員さんが一旦退室。
「え、嘘でしょ！？ボソボソ
これ、あるパターンだよねぇ！！？ボソボソ」
「あるって事なんじゃない？ボソ
どうすんの？この状況で買わないって選択肢有るんかな。」
「や、多分、あれだよ。ボソ
ブラックの形違いとかのご案内じゃない？希望より小さいサイズは要らないから欲しいサイズじゃ無かったら申し訳ないけど、丁重にお断りするしかない…ボソ」
「それはそうだな。要らないもの買う必要性は無いからな。直接、断りづらかったら俺から言っても良いし。ボソ」
ガチャ
「お客様。」
「はい！
」
「どちらもございました。
大変、貴重なお品物でございます。」
目の前に大きな黒いボックス。
その中に、私が希望していたものが２つ(金具がゴールドとシルバーのもの)横並びで綺麗に並んでいました。
それがもう美しくて、美しくて…
「素敵です！！！
」
という言葉しか出ませんでした。
「私たちも憧れのバッグでございます。
どうぞお手に取ってゆっくりご覧くださいませ。」
また退室される店員さん。
再び三浦さんと２人。
「ひぇ〜！！！本物来たーーー！！！
触るのすらドキドキする…」
「実際に見るとさすがに綺麗やな」
「すごい綺麗！シルバーも良いけど、やっぱりゴールドかな！！」
「俺はシルバーの方が好きだけど、りおなに合いそうなのはゴールドかもな。
え。今日、買うの？」
ガチャ
「お客様。よろしければジャケットとお試しくださいませ。」
ブラックとホワイトのツイードジャケットを２着持ってきてくださいました。
こ、こ、こ、こここれ…
着て良いの…？
着ちゃって良いの…？
汗臭かったらどうしよう、もう申し訳が無さすぎると頭の中でぐるぐる。
「どうぞ。ぜひ
」
「…で、では、こちらの黒のジャケットを。」
ドキドキ袖を通す。
そして鏡の前へ。
いや、あっかん！！！これは！！！
劇的に似合ってなさすぎる
こんなの私が着ていたらCHANELの質を下げるのみ！！！格式が違いすぎる
鏡越しに三浦さんを見てみると、いつもは「良いんじゃない！」と言う彼も、半笑いみたいな顔していました
(ですよね)
「お待ちのアクセサリーの色味に合わせて金具のお色を決められる方もいらっしゃいますし、今日のようなお洋服が多いようでしたら、ゴールドの金具が映えるようにも思います。」
３０分前には想像だにしなかった。
現実味が無くて、今鏡の前に立っている自分が、なんだか自分じゃないみたいでした。
この辺りから以降の記憶がほぼありません
→続く
楽天スーパーＳＡＬＥ最終日
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