当日の天気はどんよりとした曇りでした。
11時に迎えに来てくれた営業マンさん。
「おはよー!
今日雨降らなくてよかったね!」
毎日メールはしていたけど会うのは2週間ぶりだったので、やっぱり顔は好きな顔だなと改めて思いました笑
「雨降らなくてよかったよー
今日はお肉、タダで沢山食べられると思ってね。」
「やったー!どこのお店なの?
お腹は空かせてきた。笑」
「タナカタクに向かいます。」
タナカ…タク?
「タナカタクって?お店の名前?」
「俺の友達の名前。
田中大志(仮名)っていうの。」
誰、
田中大志って?
「え、誰それ。
どういう事?タナカタクって何?」
「タクって自宅のタクね。田中の家って事。」
「田中…宅…なんで田中宅に行くの?」
「田中のうちでBBQするの。」
はぁ!?
聞いてないんだけど!!!
「え、他に人がいるって事?
私アウェーじゃん!!」
「大丈夫だって!!!田中家しかいないから。
田中と嫁と子供しかいないし。」
「私、面識ないんだけど。そういう事、先に言って欲しかった…」
「大丈夫だって!すっごい良い家族だから。」
軽くイラっと来ました。
良い家族とかそういう事を聞いてるんじゃなくて!!
なんで付き合ってもいない人の友達+その家族に私が会わないとダメな訳!?
私は何のポジション!?
彼女?違うよね!!!
あなたはりおなちゃんって呼んでるけど、私は苗字呼びしている…
そういう間柄だよねぇ!?
「準備も全部してくれている状態みたいだから。
本当に食べて帰るだけ。気楽で大丈夫だよ!」
「なおさら悪く感じる…
手土産も無しだし、私ヒールだよ?
人の家でBBQなんて聞いてなかったもん。
お肉食べて、さようならなんて出来る訳ないじゃん」
「遠慮とか要らない要らない。
すごい仲の良い家族なんだから
いつもの事だし、手土産とか遠慮とかそういうの本当に要らないよ!
りおなちゃんはただお肉食べる係で大丈夫。」
「大丈夫じゃないし!私が気を遣うんだって。
大体、私が行くってお友達は知ってるの?
なんて伝えてるの?彼女?」
「最近、仲良くさせてもらっている女友達って伝えてるよ向こうも楽しみにしてくれてる。
気なんて使わなくても大丈夫だよ、めちゃくちゃフレンドリーなんだから。」
今、どうやら、私は、
田中大志さんという方のご自宅へBBQをしに、
向かっているみたいです…
心の中はもう超絶モヤモヤしていましたが、
既に田中さん一家に今日私が参加させて頂く事が伝わっていて、
朝からちゃんと私の分も含んで色々と準備して頂いている事を知った身としては…
「田中さんの家に行く前に、〇号線にあるケーキ屋さんに向かって欲しい。
お子さんは何歳くらいなの?
田中さんは何のお友達?」
とりあえず今の私に出来る事は、
営業マンさんの仲の良い女友達として、今日1日粗相がないように振る舞う事なんだと思いました。
→続く
ご飯のお供繋がりで…
今日ちょうど「久世福商店」で、超一流和食職人が選ぶランキングをやっていました。
【第4位】エリンギバター醤油
【第3位】大人のしゃけしゃけめんたい
【第2位】とうがらしの佃煮
そして1位は…
野沢菜の油炒め。
なんか意外!!笑