嫌な予感を抱えたまま、いくつか候補日を出しました。
こりゃロシアのお土産とか渡している場合ではないのかも…滝汗


「すごく気になるけれど、また直接何なのか教えてね…」


すると次の返信で、最悪な事態が何なのか、メールで簡単に(でも相変わらずの長文で)教えてくれました。





「腫瘍が見つかった。」




やっぱり…





なんとなくそんな気がしていた…
仲人にも伝えなければならない最悪の事態なんて…会社が突然倒産したか、病気か、の2択くらいしか思いつかなかったのガーン



メールには
●これから細かい検査をするから、まだ良性か悪性か分からない。
●深い関係になる前で良かったと思っている。
●もうすぐ白黒の検査結果が出るので、一度ちゃんと会って話をしたい。

というような事も書かれていました。





数年前、父の癌が発覚し、涙が枯れる程泣き、寝る間も惜しんで情報を集めまくりました。
「5年後まで生きている確率は50%」と言われ、毎日仕事が終わってから藁にもすがる想いで病気平癒に効くと言われる神社にお参りに行ったし、未だに4ヶ月に一回ある定期検診(再発していないかのチェック)が怖くて仕方ありません。
今のところ、父は再発もせず元気です!




他人でこれほどショックを受けるのだから、父や彼などの当事者はどれだけ不安で怖いか…



なんて返信するべきなのか…
なんて答えが自分のとって、また彼にとって正なのか…
そして、こんな漫画のような出来事が本当に現実的にあるのか…
しかも、なぜこのタイミングで…





でも…
病気発覚なんて…
いつもいつだって、突然訪れるものなのだ…





彼の検査結果が分かるまで、いつもと同じようにいつものノリで、少しでも楽しい気持ちになってもらえるようにメールをする事しか出来ませんでした。




※アメトピ掲載につき、LINEの画像を一旦削除させて頂きました。
また時期をみて、再掲載するかもしれません。




→続く。






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