お見合い当時。
それはそれは暑い8月のお昼どき。
某有名ホテルにて、先方、Rちゃん、私の3人で会う事になりました。


ついに来てしまった、この日が…
普通、釣書を交換してお互いOKを出したらお見合いという流れらしいが…
私に断るタイミングってあったっけ…??
ま、とにかく、
多分、いや絶対ヒットする事はないだろうけど、万が一ヒットしたら、これぞ玉の輿ニヤニヤ
なにせ先方は「お金に苦労はさせない」とアピールしていらっしゃる!!
そして、何よりもとにかくRちゃんママとRちゃんの迷惑になる行為は絶対にしてはダメ!!



Rちゃんと「今日の服可愛いねーハート」って言い合っていると、西村雅彦が現れました。


くっ。。。
西村雅彦に謝りたい。。。

想像を超える、頭の寂しさ…笑い泣き
その頭に似つかわしくない濃いお顔で、
「今日はバイキングにしました!」って言ってる。


バイキング…
いや。この際、バイキングでも何でも良いのだ。
とにかく粗相がない様にしなければ…



同世代が3人なので、特段会話が途切れる事は無かったけれど…
とにかく声がうるさいガーン

「うっはっはっは!!」
って大声だすたびに、Rちゃんがビクってしている…ガーン
この人、声のボリューム知らないの!?


「この後ですか…
電車で3人で〇〇神社に行きませんか!?」


「え!?〇〇神社って…
電車だと駅から相当歩きますよね!?
どうせなら…
車で行きたいなぁ♡


Rちゃん!!
やるなっ!!

「お家ってお近くですよね、

良ければ車、取ってきてください。」


なんだろな、このRちゃんの奔放さ。笑
こっちとしては粗相できない身なので、ほんとグッジョブ過ぎるキョロキョロハッ


そう言われて、ホテル中の人が振り返るくらいバカでかい声で
「いってきまーす!」
って言いながら、駆けていかれました。


「ほんとごめん!
こんな暑い中、〇〇神社なんて…」


「いやいや、こちらこそほんとごめんね…
私の為に1日付き合わせる事になってしまって」


「一体、なんで〇〇神社に行きたいんだろうねぇ…??」



ここからが本当に地獄だったチーン
〇〇神社って、本堂までにアホほど階段がある所なんですガーン
私もRちゃんも細いピンヒールをすり減らし、綺麗なワンピースを汗でデロデロにしながら、何の為にこんな事をしているのもわからずに黙々と階段を上りました。
ただひたすら。
地面を見ながら。
なにこれ。


2時間かけてたどり着いた本堂には特にこれ、という見どころは無く。

なんの為に、ここへ…??アセアセ


粗相が出来ないわたくしめは、心でつぶやくしか出来ませんでしたが…


「なぜここへ来ようと思ったんですかぁ?」
とRちゃん。
まじでナイスか!!


「森に囲まれた本堂だったので、避暑地になるかと思ったんです。」


ならんわ!!!
くっそ暑いわ!!!!
オシャレしてきている女性を2時間も炎天下で歩かせるな!!!


ただ。
一番の被害者は…
紛れもなくRちゃんですね…




→まだまだ続きます。