黒⇒2人


彷徨いモガいてた

現実と夢の狭間
溺れかけた瞬間現れた
海底にある扉のその先へ

空を飛ぶ魚 手招き
蛍光色の海月が舞う
岩陰から 無数の光る目
突き進めば一面に宝石咲く花


息止め見えた世界
闇の向こう開く桃源郷

このままいたい 時忘れて
心満ちる景色 
永遠に願った


気づいてしまったんだ
綺麗なものに必ず毒がある事
今 見慣れた あの場所

帰りたくても帰れない

赤青黄色 渦巻き
あぁ 言葉さえ
泡となって

点滅する意識と幻
答え探し限界はもうすぐそこかな

一切が幻想で溶けゆく様に
歪む時が刻々と過ぎ
もう嫌だって叫びたい際の境地
バラバラな地図が揺れたまま


深淵の迷宮が告げる時を
囚われずに泳ぎきれるか

どうか
私に最後一秒
伸ばしたこの手 泡沫

息止め見えた世界
闇の向こう開く桃源郷
このままいたい時忘れて
心満ちる景色永遠に願った

深淵の迷宮が告げる時を

(Ah 落ちてゆく)
 囚われずに泳ぎきれたか

( 時の彼方へ)

どうか私に最後一秒

(探して、鍵探して)

残されてはいたのでしょうか?

(私は夢にいたのでしょうか?)