どうもこんにちは、
占い館バランガン鑑定士の凛音(りおん)です。
恋愛のご相談で出ると満場一致で
祝砲をあげたくなるカードが
こちらの本日のお題。
3番.皇帝 と 4番.女帝 の結婚式
ともとれるモチーフと構図に続いて
皇帝の手には槍が、女帝の手には聖杯が、
男性らしさ・女性らしさのメタファーとして描かれている。
面白いのが、
二人のそばにはべる子供の肌の色と、
子供が手にしているもの。
皇帝のそばにいる子は
女帝と同じ白い肌をして
バラと聖杯を手に取っている。
女性のつよみである愛や受容性は
男性の中にも備わっている、という矛盾。
そして女帝のそばにいる子は
皇帝と同じ肌の色で
こん棒と槍を手に取っている。
男性のつよみである攻撃性や闘争心は
女性の中にも備わっている、という矛盾。
相手が抱えているであろう二面性や矛盾を
うすうす知った上で、
それでも互いを最愛のパートナーとして選ぶ。
……そこにはある種の「覚悟」がないと
きっと成立しないんだろうな、と思います。
だから、
結婚ではなく恋人として
交際を申し込む段階であっても
その時の気持ちは
ハンパなものってわけじゃない。
まだお互いのことをよく知らなかったとしても
知ったらビックリするような過去があっても
それもひっくるめて
あなたという人間を知りたい。
そのくらい真剣なメッセージを秘めたカードです。
(よく知りもしない段階で
なんでそんな風に思えるのか……!)
人を好きになるのに時間がかかりすぎる
恋愛不憫ことワタクシ・凛音はいつもそう思う。
オトコとオンナ。
同じ人間でありながら
「全くちがう生き物なんじゃないか…?」
と時に思わされるけど。
全くちがう存在だからこそ
「この人は自分と同じだ……!」
と思わされる瞬間に
その人に対する抗いようのない好奇心が湧くことがある。
それが、いわゆる「恋の始まり」ってやつなのでしょうか。
人であれモノであれ、
強烈に惹かれる対象を自ら決めるようなあり方
(例えば「好きと言われたから付き合う」とか)
は、おそらく本来の恋からはかけ離れていて。
「恋におちる」ことの本質は
理性ではコントロールが効かない、
という点にあるのかも……
ふと、そんなことを考えてしまいます。
好きになったあとも、
自分と相手の性格や価値観の差に気づかされて
傷ついたり、苦しくなったりするリスクは
いつもついて回る。
カードの背景に何本もそびえ立っている剣は
恋する人々の行く先にある
いばらの道のメタファーにも思えてくる。
ツラいのが本当にイヤなら、
手放してしまえばいい。
でも、
既にそうできないほどに
あの人と向き合う「覚悟」を
キューピッドが気まぐれに放った
運命のいたずらに決めさせられてしまった――
そんなどうしようもない恋も、
きっとあるんだろうな、と思います。
この世界のどこかにいる、悩める誰かの慰めになっていますように。
よろしければ、あなたの胸の内を私にも聞かせてください。
金曜から難波店と占いの窓にて
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