旦那の実家は佐賀県で、お義母さんは東京のお嬢様。東京に研修に来ていたお義父さんと結婚し、1人の知り合いもいない遠い佐賀県で主人含め3人の子供を産み、育てあげました。その間、さんざんお姑さんと小姑さんにイジメられたそうですが、たった1人で耐えて今まで佐賀のお家を守ってきました。
私は尊敬する人は?と、質問されたら真っ先にお義母さんです!と答えられるくらい尊敬してるし、自分がいじめられたからと、私に本当に優しくしてくれる素敵な人です。
もう9年も前に肝臓がんがわかり、肝臓の3分の1を切除。その時すでに肝臓下のリンパに転移していました。リンパの腫瘍は血管にくっついているため切除不可で、抗がん剤による治療を行っていました。
一昨年左肺に転移し、そのスピードが早いことと右肺には転移していないということから昨年、左肺を全摘出しました。
片肺になって少し動いても息が上がるけど、慣れるまでに1年はかかると言われたからゆっくり慣らすわ〜と言っていました。
実に9年間も抗がん剤による治療を続け、お医者様も驚いていましたが、今年の夏から急激にリンパの腫瘍が大きくなり、さすがに9年間やり続けた抗がん剤はもう使える薬が無くなり、様子を見るという名の無治療でした。
そして今月に入り急速に腹水が溜まり、黄疸の症状が見られるとのことで入院したとの連絡がありました。
主人の妹は地元で結婚し、実家の隣に家を建てて住んでおり、子供もいないことから、いつもお義母さんの面倒を見てくれていて、本当にありがたく思っています。
その妹から土曜日に主人に電話があり、主治医の先生が言うことにはリンパの腫瘍が血管を押しつぶしているため、肝臓に血が回らなくなり肝不全を起こしている。詳しく説明したいので来て欲しいとのこと。
主人は日曜日の朝1の飛行機でお義母さんの入院している福岡の病院へ行き、話を聞いてきました。
その話によると、肝不全になってしまっているので、急変すれば数週間の可能性もある。もって3か月だと言われたと…。お義父さんや兄弟と相談し、お義母さんには言わないと決めたそうです。
月曜日、お義父さんの希望もあり退院して自宅に帰り、佐賀の病院で通院し、これ以上腹水が溜まり苦しいようなら抜くことも検討するとのこと。
主人は昨日一旦帰ってきて、また年末年始に帰ることにしました。
どうか、奇跡が起こりお義母さんが回復しますように…祈らずにはいられません。