昨日がりおちゃんの日だったけれどブログを書くことができなかった。
仕事帰りにお花を受け取りに行ってりおちゃんの前に飾った。
りおちゃんのメッセージを聞くためにお線香もつけたけど・・・
話しかけながらメッセージを待った。
逢いたいな。
なんで居やへんのかな。
なんでママは毎月お花なんか買ってきてるんやろ。
お花じゃなくて可愛いお洋服とかを買ってあげたいのに。
一緒に選びたいのになんでこんな生活してるんやろね・・・
りおちゃんに話しかけながら飾ってある家族旅行の写真やパパ、ママと一緒に写ってるお誕生日の写真の笑顔を見てたら涙が出た。
普段は現実を直視するのを避けるためにお花の水替えとか朝のおはよう、出かける前のいってきます、帰った時のただいま、寝る前のおやすみの時にちょっと話しかけるだけ。
じっと見ると悲しくて辛くなってしまうから。
日常生活を送るために現実から逃げる。
段々とお線香から文字が浮き上がってくる。
「し あ 」が見えてきてその先の文字の予想がつく。
「しあわせ」
りおちゃんを喪ってからママはこのお線香をもう何度もつけてるから。
このメッセージが初めて出た時はパパと「りおちゃんは私らと暮らしてたとき幸せやったやろか。こんなことになってしもたのに・・・」って話してた日の夜。
パパとママの会話に答えてくれたんやと思った。
でも今回このメッセージが出てくるのがわかって思ったのは違う感情。
りおちゃんは幸せをいっぱいくれたけどママはりおちゃんを健康な身体に産んであげられへんかった。
こんな早く離れ離れになってしもたのに幸せやったんやろか・・・って。
大好きな学校もちょっとしか通えへんかったし。
泣きながらごめんの気持ちを伝えても今さらどうにもできない。
りおちゃんのお誕生日が終わっても次は意識を失ったあの日が来る。
7月になったらお別れした日が来る。
こんな事ばかり考えながら毎日を過ごしてるから気持ちが重くて苦しくてしんどい。
ここ数日は毎朝5時過ぎに必ず目が覚める。
この時間はお別れすることになった日、病院から電話があった時間。
朝の明るさはあの夏の日とは少しだけ違うけど。
だけどもうすぐあの朝と同じ明るさになる。
あの朝を思い出させる外の光にそわそわする。
目が覚めてしばらくはあの朝の光景を頭の中に浮かべる。
そうすると目が冴えてしまってもう眠れなくなる。
あとは目覚ましアラームの時間までウトウトする。
その繰り返しの毎日。
もうすぐ4回目の夏がくる。
4年も経ってしまった。
4年も生きてきてしまった。
身体は生きてるけど心は死んでる時間を過ごしてきた。
これから先もきっとそう。
身体だけは生きて心は死んでる。
早く身体も死んでしまえばいいのにな・・・