3連休の真ん中、日曜日に髪を切りに美容院に行った。

今まで行っていたところの美容師さんが産休に入られるからネットで見つけた個室のところ。

 

前のところもりおちゃんが元気な頃に一緒に行ってた美容院に行けなくなってネットで探して見つけた。

他の人達の会話を聞くのが嫌だから個室のところを。

そこはヘアドネーションも対応されているところだったから最初にりおちゃんの話をした。

感じの良い女性の美容師さんだったから。

初回で事情も伝えてあるしそのまま通い続けられたら良かったけど以前のブログに書いた通り、産休の話を聞いてから別のところを探すほうに気持ちがすっかり傾いてしまって・・・

だからずっと条件に合うところを探してた。

 

絶対に譲れない条件は個室で他のお客さんとは一緒にならないこと。

周りの会話を聞きたくない。

りおちゃんが元気だった頃なら全然気にならなかったのに。

それどころか自分も美容師さんとの会話を楽しんでたくらいなのに自分勝手だと思うけど。

 

個室で職場から近ければなお良い。

仕事帰りに行ける場所ならわざわざ休日に出かけなくて済むし。

新しく見つけたのは個室で職場からはちょっと遠いけど歩けなくもない程度の距離にある美容院だった。

仕事帰りに行こうかと思ったけど平日のちょうどいい時間は予約に空きが無かった。

前回のカットからだいぶ時間も経ってるから髪もまとまらなくなってきてるしなるべく早めに行きたくて日曜日の午前中に予約を入れた。

いつも通りパパに車で近くまで送ってもらった。

「○○ビル、○階、エレベーターで上がったらチャイムを鳴らしてください」とネットで紹介されていた美容院。

車を降りていくつかの建物名を確認、そのビルはすぐに見つかったけど・・・

ビルの看板を見て胸がギュッとなった。

同じ階にもうすぐ公文が開講するって案内が貼ってある。

それを見て、平日に来なくて良かったと心から思った。

平日の仕事帰りに来てたら廊下越しでも子供たちのワイワイ楽しそうな声が聞こえてきただろうし、通う子供たちやお迎えに来た親を見ることにもなっただろうし。

 

エレベーターで上がるとトイレは共用でその階に1つだけ。

公文は美容院のすぐ隣のテナント。

あぁ、来れないなぁって思った。

もし通いたいと思えたとしても少なくとも平日は絶対無理だなぁって。

正直、公文のその文字すら見るのが辛い。

テレビや職場のラジオでたまに流れる公文のCMも本当は見たくも聞きたくもないものだから。

 

チャイムを押して中に案内される。

今回選んだのは男性美容師さん。

仲良しの天使ママが男性美容師さんに切ってもらってる話も聞いてたし、もしかしたら女性よりも男性の方があまり話しかけてこなくていいのかも?って思ったのもあって。

席に座って色とか長さとかの話をした後は渡されたタブレットで雑誌を見る。

なるべく話したくないから雑誌に集中してるふうに振舞ってたつもりだけど話しかけてこられた。

よくある会話、天気の話から気温の話・・・

2月にしては冬らしくないですよねぇって言われて、「来週はだいぶ気温が上がるみたいですよ」と返した。

そしたら次に来たのがまさかの子どもの受験話。

「暖かいのは有難いです~。子供が受験なんで寒いと色々心配しないといけないから」って。

どうでもいいし、そんな話。

こっちが子供の話を振ったわけでもないのにいきなり子供の話、それも受験の話をされて今すぐ帰りたくなった。

これが席について15分以内の会話で。

この会話でもう二度と来ること無いなぁと確信した。

技術自体もあまり上手じゃなかったし。

 

りおちゃんが元気なら受験の会話で盛り上がったんだろうけど・・・

まぁそもそも、りおちゃんが元気なら美容院を変えることもなかったし。

 

ただなるべく静かに生きたいだけ。

心をざわつかせることを避けたいだけ。

地雷を避けて生きていきたい。

ただ日常生活を送るだけでもショックを受けたり傷ついたりしんどくなったりイラついたり・・・

心の中に出来るだけ波風立てずに静かに生きていきたいだけなのに。

普通の人達に交じっての生活はしんどいことだらけ。

生き辛い。

ただ生きるだけのことがしんどくて疲れる。

また美容院を探さないと・・・