クリスマスから年末年始、一年中で一番といっていいくらい辛くて大嫌いな季節がやっと終わった。

まだ冬休み中だから油断はできないけど・・・

実際、今朝の通勤でも小学生の女の子とママのペアとバスが一緒になったし。

 

30日から昨日までの休み中、どこにも出かけず完全な引きこもり生活。

洗濯物を干す、取り入れる時にベランダに出ただけ。

今日は久しぶりに外に出た。

 

前回のブログに書いたけれど悪気はないにしろパパにりおちゃんとの大切な思い出の品を壊され、その気持ちを引きずったまま過ごした年末年始。

それでも日々の家事はやらないといけなくて。

 

年末、家事をしてる時に突き指をしてすごく痛くてうずくまった。

痛くて痛くてうずくまってたら涙が出てきた。

痛いから出た涙じゃなく、りおちゃんが居ないから淋しくて虚しくて、こんな生活してる自分が惨めに思えてきて。

惨めな生活を選んでるのは自分でりおちゃんのせいじゃない。

行けない場所だらけ、出来ないことだらけの自分が情けなくて惨め・・・

りおちゃんが居ない、なんで?なんで?逢いたいのに何で?

いろんな感情がぐちゃぐちゃになって頭の中でグルグルして涙が止まらなくなった。

 

ふうちゃんがりおちゃんの所にいってしまった時にもりおちゃんとのお別れの場面がフラッシュバックしてだいぶ泣いた。

そのせいかクリスマスは泣かなかった。

りおちゃんのためにお料理してケーキを準備して、淋しいし悲しいけれど泣かなかったのに。

ただ、淡々となるべく感情を揺さぶられないようにコントロールしてたからではあるけれど。

なのに何の日でもないのにこの日は涙が止まらなくてぶわーっと感情が溢れてきた。

いっぱい泣いてぐったり。

放心状態でとりあえず料理をして迎えた31日。

お風呂を上がって部屋でボーっとしてたら遠くから鐘の音が聞こえてきた。

近所というほど近いわけじゃないけれど周りが静かだからちょっと離れたお寺にある鐘の音が聞こえてくる。

もしかしたらりおちゃんがまだ赤ちゃんでベビーカーに乗せて除夜の鐘つきに行ったお寺かなぁ?と思いながら過ごした。

日付が変わる瞬間、りおちゃんのお人形と写真を見つめながら「また年が変わってしもたね」って心の中で話しかけた。

涙は出なかった。

切なくて悲しくて淋しい気持ちになったけど。

 

今日は1月5日、仕事始め。

年末には取り替える気持ちになれなかったデスクの卓上カレンダーを2024年のものにした。

もう5日なのにママの部屋のカレンダーはまだ去年のもの。

リビングのは2024年のにしてあるけど自分の部屋のは取り替える気持ちになれなくて。

去年のカレンダーの下には今も2020年12月のカレンダー。

今日の夜、去年のと今年のを取り替えようかな。

2020年のはそのままで。

いつまでこんなこと続けるんやろ。

でもりおちゃんと一緒に過ごした年のカレンダーは捨てられない。

りおちゃんのお部屋のカレンダーもそのまま。

もう4年も前のカレンダーになってしまった。

 

 

今年は辰年。

りおちゃんの年やのにね。

12歳のりおちゃんと一緒に居たかったな。

次の辰年、24歳になったりおちゃんはどんな女性になってるんやろね。

りおちゃんとそんな話をしたかった。

自分の干支を一度も経験しないままお空にいってしまうなんて、りおちゃん自身も思ってなかったとおもう。

当たり前に明日が来て、明後日が来て、毎年毎年、お誕生日をお祝いして成長していく姿を見られると思ってたのに。

淋しいな。

何年経っても淋しい。

りおちゃんに逢いたい。

叶わへんってわかっててもママの望みはそれしか無いわ、今年も。

 

 

ここからは夢の覚書を。

 

休み中は不規則な生活をしてたから昨日の夜はいつもよりも寝つきが悪くてなかなか眠れなかった。

何回も目覚めながらも嫌な夢まで見るし。

でも明け方、一瞬だけ見た夢にりおちゃんが出てきてくれた。

表情は見えなかったけどなぜかママとりおちゃんが手を繋いでフォークダンスをしてる夢。

周りは誰も居なくて2人だけ。

りおちゃんに「なんでフォークダンスなんて踊るん??」って話しかけてるママ。

フォークダンスしてるのに場所は今の職場。

目覚めた瞬間、何で?って気持ちになった。

でもりおちゃんとママはしっかり手を繋いでた。

りおちゃんとフォークダンスを踊ったのは保育園の運動会での1回きり。

だけど今日のりおちゃんの身長は8歳の頃の大きさ。

手を繋いでる感じがあの頃の感覚。

たった1回しか踊ったことないのに何でフォークダンスやったんやろ?

不思議な夢でほんの一瞬だけやったけど逢いに来てくれてありがとうね。

年末年始をどんよりした気持ちで過ごしたママを心配して見に来てくれたんかな・・・