高橋里予627秒物語 | Rioのblog

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Rioのヲタ活だったり、パチ活だったりの日記です

2014年6月20日この日新しくできたLink's HALLのステージに新加入した候補生のお披露目があった。その中にリヨは居た。リヨは夢にまで見たアイドル人生をこの日スタートさせる。そのとびきりの笑顔は誰よりも輝いていた。


第9期くれれっ娘候補生としてアイドルをスタートしたリヨはその2日後にお手伝いで参加した芸術の森のSapporo-GirlsLink Specialのなんとそのメインステージに立つことができた。くれれっ娘全メンバーそしてお手伝いに来てた候補生全メンバーはもちろん9期も「Fight!」のコラボステージに参加することが出来たのだ。

8月19日、9期メンバーはTwitterとblogの活動を開始する、この日から本格的に候補生としての活動が始まった。候補生はレッスン以外はカフェでのドリンクサービス、ホールの掃除が主な仕事、ただ当時のリヨはあまりLink'sに来ることができなかった。


それでもLink'sに来れる日はカフェでは1stメンバーの公演をしっかり見て勉強し、誰にも負けないくらいレッスンを頑張り、そして掃除や後片付けも率先してやったりした。時には杉山食堂のお手伝いもした。その熱心さにファンも心惹かれた、リヨのファンも着実に増えていった。


10月11日に候補生公演が組まれた、この公演は1st昇格試験も兼ねていた。リヨはもちろんエントリーした。その公演に向けて練習に励む、時には誰よりも先にLink'sに来て、そして遅くまで練習した。


その自主練の成果がみごとに花開く。むかえた候補生公演で自身は納得できるパフォーマンスを披露できなかったが、リヨが唯一の合格者だった。そしてそのままリーダー河本聖菜の派生ユニット「りとるぺこ☆彡」に加入する。本格的な候補生としての活動してから約2ヶ月での昇格は当時は最速であり、昇格即派生加入はくれれっ娘史上初の出来事だった。

リヨのアイドルとしての環境は1stに昇格して一変する。翌日にはなんとリヨは誰もが夢見るZepp SAPPOROのステージに立つ。ライヴプロ主催の「アイドルバスケット」に1stメンバーとして早速出演した。さらにその翌日にはりとるぺこ☆彡のメンバーとして定期公演のステージに立つ。泊まり込みで練習した成果は遺憾無く発揮され、堂々のステージを披露した。


さらに昇格して1ヶ月も経っていないのに早速本州への遠征が決まる、しかも10日間と言う長期遠征、初めて乗る飛行機にワクワクしたが不安もあった。まだお互いの事を知らないかまたんとリヨだったがこの遠征で一気に距離を縮めた。


小田原そして東京での遠征は、対バンの他にもなんとワンマンライヴまで開催された。ここでたくさんのファンが付くことになる。この東京のファンが最後までリヨを支えてくれた。それだけこの遠征はリヨにとって大きな大きなものになった。


くれれっ娘、そしてりとるぺこ☆彡として公演を重ね、どんどん成長していくリヨ、この頃発表された「新ブランドユニット」、全国デビューを目指すこのユニットのオーディションにリヨは参加することになる。

くれれっ娘!の東京遠征選抜メンバーには12月と1月に選出された。11月の選抜遠征ではちょうどりとるぺこ☆彡での遠征中だったので、結果的にリヨは1st昇格してから毎月東京遠征に参加した。遠征するごとに自身の成長とファンが増えていく幸せを肌で感じていただろう。

2014年も暮れようとした12月28日、ひとつの発表があった。「新ブランドユニット」の最終オーディション通過者7名のお披露目、その中にリヨの姿があった。くれれっ娘からはリヨの他に河本聖菜・木田葉音も通過していた。リヨの新しい挑戦がはじまる

新ブランドの最終オーディションはSHOWROOMを使用してのものだった。☆を規定数獲得した上位3名にアドバンテージが与えられる。そして1月17日のSapporo-GirlsLinkでの観客からの投票ですべてが決まることになった。

冬休み中だとは言え、毎日配信するにはくれれっ娘に加入しているリヨをはじめとする3人には大きなハンデとなった。特に公演がある日は物販が終わるのが9時過ぎなので、配信が夜の10時までと言うルールがあったため、ほとんど配信する時間がなかった。

1月の3連休、リヨはくれれっ娘として最後の東京選抜メンバーに選ばれる。遠征中でもSHOWROOMの配信をしたが、電波状況が悪かったりと思うような配信ができず☆を増やすことがなかなかできなかった。


そしてこの遠征中にWHY@DOLLが入れ違いで札幌に戻ってきてた。大好きで慕っている青木千春の生誕に立ち会うことができなかった・・・先月に約束してた「一緒に帰ろう」と言う約束はこの時果たせなかった、そして千春と再会するのは6月まで待たなければならなくなる。

1月17日運命の最終オーディション投票日、直前まで7人で泊まり込んで練習した。ステージ上でこのユニットの為に作られたまだ曲名もないオリジナル曲を披露した。そして投票結果は・・・リヨは7人中6位だった。会場票を思ったほど伸ばせなかった。半ば諦めかけていたが結果は全員合格だった。


無事に新ブランドに合格したリヨはまた新しい道を突き進む、ユニット名称は「あいす☆ぱれっと」に決まった。1stライヴは2月14日、その日まではくれれっ娘・りとるぺこ☆彡との兼任となる。公演をこなしながら、あい☆ぱれの新曲の練習もしないといけない。忙しい日々が続く。でもそれはとても充実した日々だった。

2月、雪まつりのステージにも立つことができた。たくさんの人たちに見守られながら、くれれっ娘としての最後の大きなステージを楽しんだ。そして2月13日、りとるぺこ☆彡千秋楽公演、やれる曲をやりきると言う全曲ライヴを敢行。夜の10時頃までステージをやりきって見せたが、思い入れのある「恋愛ルール」だけ時間の都合上歌うことができなかった。


2月14日、待ちに待ったあいす☆ぱれっと1stワンマンライヴが開催された。全国デビューを目指すこのユニットで自分の夢を叶える!その想いを抱き、そしてたくさんのファンに囲まれてリヨは最高に幸せな時間を過ごす


1stCDとなる「クリスタル☆レインボー」の発売が決定する。発売日は8月12日、夢にまで見たCDデビュー、その日を目指してリヨは突き進む。3月にはあい☆ぱれとして初めての遠征をする。学校の都合でおまるが居なかったが5人で乗り越えることができた。


4月に入りワンマンの他にも対バンライヴやくれれっ娘のOPAにも出演してステージに立つことが多くなる。そして初めての2daysライヴもこなした直後の4月22日・・・そう運命の4月22日がやってくる

Link'sからの帰り道何気ないツイートを最後にリヨはTwitterから姿を消す、その前にあれだけ大事にして毎日更新していたblogも4月19日を最後に更新が止まってた・・・リヨ推しなら何かが起こったことをこの時感じただろう。そしてリヨが居ないままあい☆ぱれは初めての東京遠征に向かう

リヨが居ない中でも東京でのワンマンそして遠征は何事もなかったかのように終わった・・・もう誰もがリヨは戻って来ないと思い始めた5月9日・・・吉報が飛び込む

それは運営からのひとつのツイートだった・・・

高橋里予復帰、みんなが本当にこの日を待っていた、そしてみんなが歓喜した!リヨが帰ってくる!

5月10日の河本聖菜生誕祭でリヨは再びあいす☆ぱれっとの高橋里予として活動を開始する
たくさんのファンから温かい言葉をもらうリヨの心には自分は本当に必要とされているというとてもうれしい気持ちが満ち溢れていた。だがこの日この瞬間リヨはもうひとつの想いを胸に秘めていた。本来この日に発表されるはずだった言葉・・・その2文字の言葉を心に押し込めてかまたんの生誕を楽しんだ


あいす☆ぱれっとはICE☆PASTELと名前を変え再び6人で8月12日に向けて全力で走り続ける。
リリイべも本格的にはじまる、そして再びあのステージに立つ日が来た。芸術の森のSapporo-GirlsLink Special・・・本当に成長したリヨ、去年は候補生として立ったステージを今回はあい☆ぱるメンバーとして他のどのアイドルに負けないくらいのステージを見せた。


1月に会うことが叶わなかった尊敬し慕っている先輩青木千春と前夜祭でやっと会うことができた。たくさんたくさん語り合ったこの3日間は本当に幸せだったに違いない。目の前で見たWHY@DOLL、ちはるのステージ・・・最高の時間を過ごすことができた。


6月27日、夢にまで見た自身の生誕祭が盛大に行われた。「人生で1番の誕生日になる」その想いは正にその通りになった。りとるぺこ☆彡も限定復活し、千秋楽で歌えなかった「恋愛ルール」を4ヶ月越しで歌った。


自身の幸せをかみしめ最大級の笑顔を見せたリヨ、だれもがこの幸せな時間は永遠だと思っていた。そして誰もが来年もまたこの幸せな時間が訪れると思っていた。


7月からリリイべは東京に場所を移し始める。上旬にはアイドル横丁夏祭り、中旬には関ヶ原唄姫合戦、7月25日いよいよ東京長期合宿遠征がスタートする、ただこの夏は猛暑・酷暑だった。


前週の関ヶ原で千葉が熱中症で倒れたばかり。そして寝泊りする事務所の設備が未完成で、環境は良いとは言えない状況だったため、早々に体調を崩すメンバーがではじめる、リヨも咳が止まらない状態になる。

そしてリヨは足も痛めてしまう。大好きで1秒でも立っていたいステージに立てない日もあった。でもメンバーが喉を壊して歌えなくなった時、我慢できずにステージに立ってみんなを助けたこともあった。


気持ちではステージに立って歌って踊りたい!でも体が言うこと聞いてくれない・・・そんなジレンマが続く。心と体のギャップ、ただリヨはいつも傍に居てくれるファンの応援で頑張ることができた。そして8月11日を迎える

この日のために頑張ってきたリヨ達。「クリスタル☆レインボー」フラゲの日がついに訪れた。たくさんのファンに見守られて開封式に挑み、自身の想いをみんなに伝えた。形のあるものをみんなで残すことができた。それが純粋にうれしかったに違いない。


いよいよ東京遠征もラストスパートに入る、ただ8日におまるが倒れてしまう。それ以降リヨはおまるのパートを代わりに歌い意思を継いでいた。そしておまるは静養のため一足先に札幌に帰ってしまう。リヨ自身も14日のイベントを欠席する。もう体は限界に達していた。15日にあったWHY@DOLLも出演したSHUNの生誕ライヴも帯同させてもらえなかった。

8月16日、長かった東京遠征もこの日がラスト、最後のリリイべ会場となったタワーレコード吉祥寺店のイベントスペースにはたくさんのファンが訪れた。暑い熱い夏の思い出達、そしてリヨは5月10日から胸に秘めたあの言葉を抱きながら札幌に帰ってくる・・・


札幌に戻ってきて最初のライヴとなった8月18日ワンマンライヴ、この日にウィークリーランキングが発表される。デイリーは3位、ウィークリーは18位だった。最高の結果では無かったかもしれないが、すべてを犠牲にして頑張ってきた成果は自慢できる素晴らしい結果だった。

そしてこの日のライヴで最後リヨは一人でステージに立った・・・
その瞬間その場に居たみんなは何が起こるか悟った
そしてリヨの口からこの言葉が発せられる
「卒業」
9月5日をもってICE☆PASTELから卒業することが発表された

本当なら5月10日に卒業発表するつもりだったが、みんなから必要とされていると感じたリヨは「クリスタル☆レインボー」が発売されるまで、形になるものが残るまで頑張ろうと決意して、ここまで活動を続けてくれた。

この約4ヶ月、リヨは本当に全力で駆け抜けて、熱い暑い夏をメンバーそしてファンのみんなと過ごすことができた。楽しいこと辛いことたくさんあったけど、どれも大切な思い出となった。

残されたわずかな時間をリヨは大切なファンと一緒に楽しんだ、自身が常に「自慢」と言ってきたリヨ推しのファン、そしてICE☆PASTELを応援してくれたファンのみんな。一言でも話をした人、自身のことを見てくれた人に感謝をしながら・・・

9月5日、ついにその日を迎える。83人のファンが卒業ライヴに訪れ、たくさんの人がネットでの中継を視聴してくれた。



自身が大好きな曲「スタートライン」で始まったリヨらしいセトリ


あい☆ぱるの全曲にりとるぺこ☆彡として5曲歌いきった。そしてソロ曲も歌った、会場に居るみんながリヨだけを見てる、ドキドキしながらも幸せな時間を楽しんだ。結果3時間を越えるライブとなる。そうあのりとるぺこ☆彡の千秋楽のように・・・


6月20日にLink's HALLのステージに現れた天使は今その役割を終えてたくさんの愛するファンに見届けられて旅立った・・・
わずか1年3ヶ月のアイドル人生だったが、ものすごく濃い1年3ヶ月だった。すべての人から愛されたリヨ・・・きっとまたみんなの前に戻ってくると信じている・・・だってリヨは歌うことが大好きなんだから・・・