Jade Rivera美術館の次は「リマ美術館」に行ったにゃんここの特徴は,考古学遺物を「各時代のアート」と捉えて今に伝えようとしていること。だからアンデス文明各時代のさまざまな土器や織物,黄金の品々もそれぞれを「作品」として展示しているにゃよ。もちろん絵や彫刻もあったけどにゃ。
2022年5月15日
今日は国立博物館に行こうということになり,11時過ぎにタクシーで出かけた。アビアシオン通りが混んでいて,けっこう時間がかかった。
到着して警備の人に聞いてみると,ここには博物館はないと言われた。移動したのか閉館したのか?仕方ないので,アビアシオン通りのベトナム料理の店で昼食を食べて,その後リマ美術館に行くことにしてタクシーで向かった。
天気は晴れ間が出てきて暖かくなっていた。美術館は公園の中にあるヨーロッパ風の建物で,とても美しかった。中に入って15ソーレス払って見学開始。プレコロンビアン時代から現代までの出土品や作品がきれいに並べられていて,ペルーの歴史も知ることができた。ナスカやモチーカ文明の土器に心を引かれた。
織物コーナーに紐の結び目を使って様々なことを伝達したという展示があったが,それを見て中国結びの「秘魯結」がなぜ「秘魯(ペルー)」なのかということが分かった。あの結び方の紐をかける数が数を表していたのだ!なるほど,これで繋がった。今日のいちばん大きな収穫だった。
歴代皇帝が描かれた屏風
展示物を見終わってからミュージアムショップに行ったら,ティルサ・ツチヤの絵本を見つけたので購入。そしてカフェで一服して,企画展を見た。企画展は現代の作品であまりよく分からない抽象的な表現だった。
その後公園内を少し歩いて,建築物を見学。日本の茶室があったのにはビックリした。コロナワクチン接種会場のところに茶トラの猫がいた。スタッフに名前を聞くと「リンゴ」と言っていた。まだ若い雄猫だった。そして茶室のところにはグレーのアメショーに似た柄の猫がいた。そういえば,美術館の受付のお姉さんが私の猫のブローチを見て「猫が好きなの?」とか「猫を飼っているの?」と聞いてきた。あのお姉さんも猫好きなんだろうな。
ここにもネコさんがいたにゃね~きっとみんにゃに大事にされてるんだろうにゃ