この旅レポは長くなってるにゃね~。ペルーは広いから,近くの観光名所をまとめて行くとけっこうな時間がかかるにゃん
もう少しレポが続くから,みにゃさん飽きずに読んでくださいにゃ
2021年12月15日
終日チチカカ湖観光。
7時半,ホテル発。今日と明日のガイドはエドガルさん。褐色の肌と顔つきが元楽天のウィーラー選手に似ている。
8時,船着き場に到着。遊覧ボートに乗る。40人乗りに私達日本人3人とガイドさんのみ,合計4人の贅沢なクルーズ。静かな湖面を進んで30分ほどでウロス島に到着。
ここはトトラと呼ばれる葦で作られた人工の島だ。島に降り立つと柔らかいマットレスのような触感で歩くのがなかなか大変だった。島のリーダーだという男性が島の作り方や家の建て方などを模型を使って説明してくれた。なんでも日本人がこの島に来たのは2年ぶりだとか。その後,リーダーの奥さんが自宅に入れてくれた。狭いながらもトトラの雰囲気なのか暖かい感じがした。そこで民族衣装を着せてもらって記念撮影。カラフルな色彩がとてもよい。せっかくなので,刺繍のタペストリー(100ソーレス)とモビールのような飾り(50ソーレス)キーホルダー3個(10ソーレス×3)を購入。どれもリマでは見ないものだ。
その後,トトラ船で向かい側まで渡った。船が出るときに島の女性が歌で見送ってくれた。ちょっと哀愁を帯びたメロディが感傷を誘った。それから日本語の歌を歌ってくれた。童謡「チューリップ」だった。
向かいの島はレストランやカフェがあったが,トイレに行ってボートに戻った。このトイレが粗末な建物で,入り口に行くまでに水があるため板を渡らねばならなかった。行きはよかったのだが,帰りは板が沈んでいてMさんに向こう側を踏んでもらってやっと濡れずに渡れた。
ボートは快調に進み,2時間ほどでタキーレ島に到着。夫の高山症状がまだあるため,比較的平らなコースで観光した。砂浜がとてもきれいで静か。私達の他は誰もいなくて,最高の贅沢だと思った。ゆっくりレストランまで昇りながら,エドガルさんが説明してくれた。なんでもこの島では男性が編み物をし,女性は織物をするそうだ。面白いことに,男性が女性に結婚を申し込むとき,自分が編んだ帽子をその家族に持っていく。そして帽子に水を入れたときに,ほとんど漏れないくらいの細かい編み目であれば結婚が許されるんだそうだ。当然,何度編んでも合格しない人もいるらしく,結婚できない男性もいるとか・・・。
ランチはキヌアのスープとマスの焼き物,島のパン。食欲が少し出てきてどれも美味しく食べたが,完食はできなかった。
13時45分ごろボートでプーノへ。水面に反射する波がキラキラ光って美しかった。途中,トトラを運ぶ船やウロス島の集会風景に出会った。
15時40分ごろ船着き場着。車でホテルに戻った。16時頃ホテルに着いたが,少しプーノの街を散策しようということになり,17時半に出かけた。ところが雨が降り出し,気温も下がってきた。アルマス広場では警察の音楽隊が演奏していたが,夫が低体温状態になりタクシーで昨日のお店に向かった。
18時頃,お店到着。スタッフが夫のところにストーブを持ってきてくれた。温かいお茶を飲んだら,夫は回復。夫と私は味噌ラーメン,Mさんは鳥唐揚げ丼,他に餃子やいくら軍艦を頼んで食べた。この日は完食。
食べ終わった頃にMさんのお友達のジョンさんが来た。夫は名刺を渡していた。帰り際にジョンさんの奥さん,日本人女性のシェフが出てきてくれてあいさつをした。プーノにはもう来ることはないだろうが,このお店のことは友人に教えたい。
19時半ごろ,ホテル着。雨は上がっていた。
ウロス島は中学校の社会の教科書なんかに写真が載ってるにゃよね~まさかそこに行くとは思ってもみなかったにゃ