日本人にとって英語は本当に難しい。
その一番の理由は「想像と逆」であることです。
つまり、違うどころか“真逆”と考えたほうが理解しやすいのです。
例えばこんな不思議があります。
英語の文字を読もうとすると、なぜかカタカナの音に聞こえる。
でも逆にカタカナの音を口にすると、意外とネイティブに近い英語の音に聞こえるのです。
普通なら「正しく真似すれば近づく」と思うのに、実際はその逆。これが日本人にとって英語が厄介な理由の一つです。
なぜかはさておき、そう聞こえてしまっている事実がある
同じような“逆の事実”は、英会話のキャッチボールにもあります。
僕はニューヨークで25年以上コメディアンをしていますが、実は英語でキャッチボールをしていません。
舞台では観客とアドリブでやり取りしているように見えるけれど、
本当は一切キャッチボールをしていないのです。
なぜか?
相手の言葉を正確に理解し、自分で考え、発音や発声に注意しながら返す――これを本当にやろうとしたら、会話はぎこちなくなり、とても自然なキャッチボールには見えません。
逆に「キャッチボールをしない」と決めているからこそ、観客からはスムーズにやり取りしているように見えるのです。
つまり「キャッチボールをするほど下手に見える」
「キャッチボールをしないほど上手に見える」という逆転現象があるのです。
今回のテーマはまさにそれ。
英会話では「キャッチボールをしてはいけない」。
やろうとすればするほど逆効果になる。これは、カタカナを言うとネイティブに聞こえるのと同じ構造なんです。
これが分かれば、次の対応策へのアプローチはほぼ終わっている
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