クラシックコンサートは聴きに行かないし、ミュージカル系の舞台はあまり観に行かないし
そういえば、友人と一緒に観に行ったミュージカルでスタンディングオベーションがあったような(うろ覚え)
先日、2度目の「頭痛肩こり樋口一葉」を観に行きました
通常は、1ヶ月公演なら開演当初と終演間近では多少違うところ(慣れやひねりが出てくる)が面白かったりするんですが、今回はハッキリ言って開演当初から完成度もテンションも高すぎで飛ばしていたので違いという点はあまり感じられませんでした
良い意味で、ですよ
終始、一つ一つの動きから言い回しから全て飽きさせない
なんで幽霊がこんなに出てきてるのに、観てて笑いっぱなしなんだろう
テンポがいいし、時代背景に苦しさを感じるのに、女性共の強さといったら
そんなパワフルな舞台、前回はカーテンコールの後のアンコールは1回しか出てきませんでした
結構頑張ってずっと強く拍手してたんですがね
で、今回。
カーテンコールからなんと前の方の席でパラパラと数名立ちながら拍手をしている方々が見えました
いや、びっくりしました
だいたい、ミュージカル以外の舞台の後のカーテンコールは拍手は強いですが、後ろの席を気にしてあまり席を立つ人っていないんですよ。
多分、初めてだったと思います
あっ、すごーい
って思いながら見てました。
私は後ろの方の席で周りは誰も立ってないので座ったままです。
そして、アンコールで出てくると、今度は客席全体の中から立って拍手をする人がパラパラ出てきました
そして、ダブルアンコールを期待してみんな拍手を続けていたのですが客席のライトが点き始めて「あっ、もうだめかも」
と、思ってると不意打ちで幕が上がりました
これ、不意打ちだったと思います。だって出演者の一人が袖に移動しようとしてたような格好で幕が上がりましたから(笑)
もう、これメチャ嬉しかったです
幕が上がった瞬間に私も立ち上がって拍手しちゃいましたもん
ダブルアンコールになるとかなりの人が立ち上がって大きな拍手送ってました
自然と立って拍手したくなってしまう
スタンディングオベーションってこの感覚なんだ
と思った瞬間でした
あまりの興奮で、座席に上着を忘れて帰ってしまい、後日取りに行くことになりました(←単なるおっちょこちょい)