全然別件で検索をしていて、翻訳家の浅羽莢子さんが昨年9月に亡くなられていたことを知りました。


 色々なジャンルの翻訳をされていたので、一度くらいはこの方のお仕事の本を手にされた方も多いでしょう。
 私の好きなアン・マキャフリィ作品も多数、手がけていらっしゃいました。


 海外翻訳が好きな方なら、
「このシリーズは、この人の訳出じゃないとイヤ」
と、いう経験が一度くらいあるかと思います。
 翻訳家のお名前にあまり詳しくない私も、そういうことを思ってしまったりする、浅羽さんは、そういう翻訳家でした。


 もう、卓越した言語センスの、あの翻訳が新しく出版されることはないのだなあ、と、思うと寂寥感があります。
 たしか、まだ50代だったはず。
 最近、50代の方の訃報が相次いでますね。まだまだ、活躍できたご年齢なのに……と、思うと、とても残念でなりません。


 浅羽莢子さんのご冥福をお祈りします。