【愛してくれた人がいたということ】
最終的に小野田さんは1人になるのだが、数年間は生き残った3人で戦っていた。
「人は1人で生きれないんですよね。喧嘩して離れて、寂しくなってまた一緒になって。」
というような事を言っていた記憶がある。
人は寂しさには耐えれないのだなぁ と思うことになった。
そして最近も、そう思うことがあった。
身近な人間なのだが口撃をし、こちらが
「いつでもここに来てお茶でも飲んでゆっくり話しでもをしよう」
と言うと
「あなたを傷つけたくて言ったのではないの。そんなつもりはないのに、ごめんなさい。」
寂しさからくるものだと思っている。
寂しさや孤独が、認知症と関係してるという学者までいる。
人は孤独には耐えれない。孤独が一番辛い。
そう思っていた。
昔、西のある国で、こんな実験があった。
⚫︎赤ちゃんの目を見てはいけない
⚫︎赤ちゃんに笑いかけてはいけない
⚫︎赤ちゃんに話しかけてはいけない
すると、一年も経たないうちにすべての赤ちゃんは死んだ。
今、日本には育児放棄などや色々な原因で孤児院で育った子がいる。
この子達はすごく辛い出来事の上に生きている。
だが、
忘れてほしくないのは、
知っていて欲しいのは、
あなたが生きているという事は、
一歳までに
あなたの目を見てくれた人がいたということ。
あなたに微笑んでくれた人がいるということ。
あなたに話しかけてくれた人がいるということ。
無いものに目を向けてはいけない。
あるモノに目を向けること。
とよく言われるが、本当にそうで。
それに、愛してくれた人がいたということ。
忘れず、記憶に刻んで欲しい。
小野田寛郎さんの言う
「持っている知識がそもそもいろいろな人から授かったものです。すでに大きな恩恵があって生きているのだから、決して一人で生きているわけではないのです。」
大きな恩恵を受けている。
決して一人ではない。
実に深い言葉で、大切なことを思い出させてくれる言葉。
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