「Couldn't Stand The Weather」※SACD
スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル
1984年作品
スティーヴィー・レイ・ヴォーンが1984年にリリースした
2ndアルバム―。
(邦題「テキサス・ハリケーン」)
このアルバムは既に普通のCDを持っていて
数え切れないほどに愛聴してきた。
でも、
いつかはスーパーオーディオCDを購入したいと思っていたそんな矢先に、
吉祥寺にある某中古CD屋さんで超激安価格でこのSACDが販売されていた!!
(なんと半額以下でだ)
私はお財布と相談し
悩みに悩んだ末にGETする事にした!
レイ・ヴォーンの、ブルースと故郷テキサスを愛して止まない気持ちが
アルバムの写真からひしひしと伝わってくる!
80年代当時、
彼はデビッド・ボウイのアルバム「レッツ・ダンス」で
リードギターを弾くチャンスを掴み、
そのまま一気にメジャーシーンに浮上していった。
もちろん1Stアルバムは売れに売れて
ゴールドディスクを獲得するほどであったが、
この2ndでは更にギターテクニックに磨きがかかり
1st同様にゴールドディスクを獲得しているのだ!
おすすめは、私に言わせてしまうと
やはり全曲になってしまうのだが、
その中でも有名な曲を紹介したい。
まずはM-①「SCUTTLE BUTTIN'」だ!
衝撃的なインスト曲で、オープニングに相応しい曲である。
Stevie Ray Vaughan - Scuttle Buttin'
続いては、カッティングのテクニックがメチャクチャかっこいい
M-②「COULDN'T STAND THE WEATHER」だ。
STEVIE RAY VAUGHAN - COULDN'T STAND THE WEATHER
邦題は「テキサス・ハリケーン」。ジャケットにも載っているが、
南部の荒々しいハリケーンが近づいてくる緊張感を感じる1曲。
PVでは、たしか嵐の中で水中メガネをかけたレイ・ヴォーンが
ギターソロを弾きまくっていたのを思い出す。(笑)
さらに次の曲は、
ジミ・ヘンドリクスの名曲をカバーしたM-④「VOODOO CHILE(SLIGHT RETURN)」だ。
STEVIE RAY VAUGHAN - VOODOO CHILE(SLIGHT RETURN)
これは初めて聴いた時、かなりヤラレタなあ~。
部屋の電気を豆電にして
バーボンとビーフジャーキーを片手にじっくり聴き込んだものだ(笑)
本当にジミの生まれ変わりと思わせるほどの
素晴らしいテクニックである!!
そして、最後はM-⑤「COLD SHOT」。
シャッフルビートは問答無用で体が勝手にノッてしまう!!
中盤から後半にかけてのギターがまたカッコいいのだ。
Stevie Ray Vaughan "Cold Shot"
このバンドの素晴らしいところは
リズム隊のテクニックの高さにあると思う。
常に神がかり的なギターソロを弾くレイ・ヴォーンのことを目で追い、
状況に応じて息の合ったプレイを展開している2人のその姿に、
実に惚れ惚れしてしまうのだ!!
というワケで、
興味のある方はぜひ一家に一枚GETいただきたい。
さてさて、
明日から1泊2日で湯河原方面へ旅行に行って来ようと思う。
明日のペタ返しは出来ないので事前にお知らせしておきたい。
もちろん、このアルバムも一緒に持っていきたい。(笑)
終