実家(千葉)の懐かしスポットを紹介したい。
「CUT&PERM ダンディー」
若かりし頃、
本当にお世話になった床屋さんだ。(笑)
懐かしいなあーー。
この店のマスターが得意とするカットメニューは、、、
・デザインパーマ
・アイロンパーマ
・パンチパーマ
・アイパー
かなーり危険な香りのする店である。
その昔、
私の母が保険の外交員をしていた時期があり、
たまたまこの店に保険の勧誘に入ったところ
マスターと意気投合し、保険に加入して貰ったとの事。
そのお礼として、母は息子の私に、
一度で良いので髪を切ってもらいに行くよう命じた。
やむなく私はこの危険な香りのする
「ダンディー」の扉を開けたのだった。
お客さんは1人―。
パンチパーマを当てた中年男性。
ちょうど最後の仕上げに入っていた。
仕上げの最後にマスターが一言。。。
「お客さん、こんな感じでいかがですか?」
まさに緊張の一瞬だ。
ゴクリ。。。
真剣な眼差しで、鏡をチェックするお客さん。
そして、、、
「んー、もう少し剃り込みを深くしてくれねえか。」
こ、こわーーーっ!
この瞬間、
まだ子供だった私は
来てはいけない場所に来てしまった気がして
店を飛び出して逃げ出そうか本気で悩んだ。
でも、母親と約束したので
逃げ出すことは出来なかった。
トホホー。
でもそれで良かったのかもしれない。
マスターは顔は恐いが、話がすごい面白かった。
私はここで、男としての考え方やカッコ良さを
たくさん学ばせてもらったと思っている。
ちなみに、
髪の仕上がりについては
これぞ「散髪」!ってくらいカッチカチに揃えてもらった。
いつもカットした後の2、3日は、
なんだか恥ずかしくてブルー入ってた気がするなあ~。(笑)