『ここの夕日は世界一です』
ってギリシャにくると色んな所で耳にするんですが正直、「同じ太陽なんだから、夕日なんて地球のどこで見ても同じように綺麗だろ」って思っていました。

でも、ちがうんだよね。

例えば、日の出なんてどこで見ても同じと思っても富士山に登ったらご来光を拝む。

それは、そこに登るまでの道のりや、人の心に根付いた自然への信仰があるから。

サントリーニも、来たらわかる。
ただ太陽が沈む景色以上のものを見せてくれる。

現実の日常から離れた島で真っ白な建物が鮮やかな夕日色に染まり、エーゲ海の色とのコントラストが際立つあの景色。

古代から続く土地のエネルギーや、そこにいる人々の「特別だ」という想い。

そういうものがじんわり合わさって、まるで神話のワンシーンのような現実離れした美しさを生み出しているのかな。

ちなみに、サントリーニからの夕日が格別である科学的な理由もある。

まずは乾燥した気候。空気が澄んでいるとよりクリアな夕日が見えるそう。

それからサハラ砂漠から飛んでくる砂の微粒子。
光の散乱が起き、赤やオレンジの色合いが鮮やかになる。

そして、地中海、エーゲ海の緯度では太陽が程よく斜めに沈むため、大気を通過する距離が長くなり、赤やオレンジの波長の光がより強く残る(レイリー散乱)それから、太陽が斜めに沈むということはゆっくり太陽が沈むので、長時間美しい景色が見られる。

また、
サントリーニの街は崖の上にあるため、水平線まで視界が開けているのも、ドラマチックな夕日を堪能できるポイントですね。