ジュニアのチームを立ち上げて約1年半
スタッフ研修やミーティング重ねサッカーの本質を探しながら選手たちとトレーニングしてきました。
この年代はフィジカル・身体能力で大きな差が生じることはデータでも検証されて
います。私たちのチームのジュニア選手は現時点で身体能力は高くありません。
選手たちの年齢に伴ってある程度、身体能力は上がってくることはジュニアユース
(中学生)でわかっているので
私たちは、◉サッカーの仕組の理解、実践
◉ポジショニング(オフザボール・ボールを持っていない時)
◉認知に着目し指導することにしました。
理由は、少し難しい話になりますが
バルセロナ全盛期のシャビ エルナンデス選手でさえ90分のゲームでボールをプレーしている時間は2分ほどです。バルセロナはポゼッション率60%〜70%
です。70%として63分がバルサボールのうち2分です。61分は常に周りを見て判断
してグッドポジションを探し動き続けているのです。
トレーニングで選手に理解させ、実践させ、習慣化するには私の想像以上の
時間がかかっていますが、最近、選手たちのサッカーに変化が見られ練習試合
や試合で良い結果に結びつくようになってきました。
正直、ほっとしています。
試行錯誤を重ね、自分達のスタッフを信じ、選手の可能性を信じ、継続してきた
結果が少しずつゲームで表現されるようになってきたことに喜びを感じると共に
さらにスタッフで突き詰め、悩み、次のステージで活躍、飛躍できる選手の輩出
に努力していきます。
選手の可能性を信じる!