アップしようと読み返して、我ながらパボだなぁ…と

でも開き直ってアップしま
す
す
今回は隣の海の家のおばはん(ほぼ等身大の私?)目線でどうじょ

~パボの海岸物語~2
「いらっしゃっせ~♪
チャンミンのカルボは世界一~♪
モツ鍋、チゲ鍋、激辛ラーメンいかがっすか~
」
」なんてチャラい…
チャラ過ぎる…
今年は隣の海の家の様子がちと違う
いつものライバルばぁさんじゃなく、若い兄ちゃんの声が聞こえる
なんでこのクッソ暑いのに、くどいカルボなのよ
モツ鍋、チゲ鍋、激辛ラーメン?
海の家でそんなメニュー聞いたことないわっ

ま、どうせサービスも料理もいい加減なんでしょ

そんな店は最初女の子が飛びついても、そのうち閑古鳥よ
お店が潰れて、思う存分夏の海を楽しむがイイわ、若者たちよ

あら、隣…す、すごい行列…

ま、今のうちだけよ
あら、あらら?

ますます行列が増えていく
ま、リピーターはいないでしょうけど

あら、あららららら?

出てくる客、出てくる客、み~んな頬を赤く染めて、満足げに帰って行くわ
「ぜ~ったいまた来るね♡」なぁんて言っちゃって…
あたしの予想と違うじゃないっ❗️

って、うちの店が閑古鳥がないてるじゃないのぉ





いや、うちだけじゃないわ
ここ一帯の海の家、すべてが…
隣に持っていかれてるわぁ
一体どーなってんのよーっ

あり得ない…
あり得ないわ、ド素人のくせに…

何かヤバいことをしてるに違いない

爽やかな海の家にあるまじき、いかがわしい
行為を
行為を
これは偵察に行かなきゃだわっ

何か見つけたら通報してやるぅぅぅ

「いらっしゃっせ~♪
そこの彼女~、うちのチャンミンのカルボナーラ食べてかない?
食べたら確実に虜にしちゃうよ~♡」
人集りでよく見えないけど、あの客引きやっぱり底抜けにチャラいわ
あんなベタなセリフ、よく言えたもんね
どのツラ下げて言ってんの?
そのツラ拝んで、腹抱えて笑ったるわ

ちょ、ちょっと…見えないじゃない

人が多すぎて、チャラ男までたどり着けない



ふんっ….おばちゃんパワー全開っ‼︎

はいはいはいはい、ちょっと失礼~

ちょ~っと通してくださいな~

こ、こいつか…

さっきから底抜けにチャラい店員は…
な、な、な、な、なんてカッコ可愛いのっ

その指でほっぺをツンツンされたら、おばはんの心臓持ちませんけどぉ

食べちゃうぞ?
あ~あ~食べるがいいさ食べるがいいさ
食べれるもんなら食べるがいいさ

そんなこと言われたら意地でも寄っていきませんけど

それ、かえって逆効果なんですけど

なんなの、このギャップは~

クラクラするのは暑さのせいかしら

そうよ、そうに違いないわ
今年の夏は暑過ぎて危険ねーっ

どんだけ引き出し持ってんの、この客引きイケメン天使は…

強敵だわ、強敵だわ

でもどうせ若い娘にだけなんでしょ

どうせこんなおばはんには冷たいんでしょ

いまどきの若者でそんな人間のできた奴なんかいるわけなかろうが…

「そ•こ•の•お姉さ~ん
」
」ひぃぃぃ









ま、眩しいぃぃぃ









9頭身のスタイルに、爽やかな笑顔
白い歯に、涼しげなアーモンドアイ

お鼻をツンツン

アゴを引き上げて「このお口」

おばはん、ぶっ倒れるわっ

くっそ~、これが隣の秘密兵器かっ

おばはんの擦れた心さえ持って行かれるわ

でもあたしの任務は偵察偵察…

乙女心封印



つづく





