私もトン不足で心が凍えそうです・・・
~包んであげたい~番外編⑤
僕からそっと身体を離し、自分のシャツのボタンをゆっくり外してゆく彼女
「・・・温めてあげる
だから・・・
一人で苦しまないで・・・」
シャツが肩からスルッと落ち、目の前に下着姿の彼女が現れる
そんな彼女に戸惑いながらも、ふとユノのことが脳裏に浮かんだ
一人で出掛けると、微かに女性らしい石鹸の香りを纏って帰ってくるユノ
その記憶が僕を煽り、戸惑いと理性を吹き飛ばす
次の瞬間、僕は彼女をソファに組み倒していた
そして思わず口にした言葉
「こんな僕でも・・・抱かれたい?

僕が・・・『東方神起』だから?」
「え? ちがっ‼」
僕を見上げていた彼女の表情が一変する
「チャンミン・・・
ひどい・・・」
僕のその非情なひと言は彼女を傷付けた
彼女は僕を押し退け、床へと落ちたシャツを拾い
そして僕に背を向け、震える声で呟いた
「そういう女だと思った?
ゴメン・・・
出てって・・・」
僕は自分のしでかしたことの重大さに気付き、静かに立ち上がり玄関へと向かった
その時
「待って‼」
振り向いた瞬間、投げつけられたボーイッシュな帽子
「それならチャンミンでも合うよね
また気付かれたら困るでしょ」
僕はその帽子を握り締めて部屋を出た
つづく
(画像お借りしました)