さてさて・・・・・
結局おねえたま、チャミに振り回されっぱなしです
だって最強様だもの、仕方ないわよね~
![[みんな:01]](https://emoji.ameba.jp/img/user/re/red-tear/3038.gif)
ようやく完結編です
妄想壊女のみなさん
『行くじぇよっ
~年下の男の子~Ⅲ
チャンミンがユノの部屋に行った後も、私はひとりダイニングで呆然としていた
チャンミンの言葉に嘘は感じない
でも、チャンミンは弟の友達
私と何かあって二人が気まずくなったら?
年上の私にすぐ飽きてしまったら?
そして何より自分の気持ちは?
以前にもチャンミンを意識したことは何度かあった・・・
冗談っぽく誕生日のプレゼントや、バレンタインのチョコをせがまれたり
彼女といる姿に胸が痛んだり
目が合うだけでドキドキしたり•••
意識しないよう努めてきたけど、明らかに私の中のチャンミンは弟の友達以上の存在だった
自分のそんな気持ちも
ユノに気付かれないように、いつも平静を装っていたことも
自分自身、どこかで分かっていたような気がする
気が付くと外はすっかり暗くなっていた
三人が階段を降りてきて
「送ってくるから」
「お邪魔しました」
彼女はそう言って軽く会釈をしたが、チャンミンはこっちを見ようともせず出て行った

その姿に胸が苦しくなった
ユノは帰ってくると
「チャンミン、元気なかったな•••映画を見たあとから、なんかうわの空なんだ•••映画はどうだった?」
「う、うん•••良かったよ」
内容がほとんど分からないままの私はそうとしか答えられなかった
「なんだ、姉貴までうわの空だな」
「ねぇ、ユノ•••••チャンミンって最近彼女いないの?」
私は出来るだけ平静を装って尋ねた
「う~ん、そういえばこのところいないな•••女の子の話しもあまりしないし•••なんで?」
「だって前はよくチャンミンも彼女連れて4人で遊んでたでしょ?最近は見ないなと思って•••」
「そういえば、少し前に今度は慎重にいきたいって言ってた•••詳しくは教えてくれなかったけど」
ユノが少し寂しそうに言う
「慎重に•••」その言葉が引っかかった
そう•••
チャンミンとは軽い気持ちでは付き合えない
ユノが何かに気付いたからなのか、気付かないからなのか、
「あいつはホントにいい奴なんだ。ああ見えて女の子に対してはすごく真面目で優しい•••前の彼女と別れたのもチャンミンは悪くなかった。 誰かな?慎重にいきたいって人•••」
そう言って考え込んだ
そのユノの姿にも胸が締め付けられた
その相手が私であって欲しいような、欲しくないような•••
もし私であるなら、チャンミンが勇気を出して踏み出してくれた一歩を私は踏みにじっちゃったのかな•••
私の中でチャンミンへの思いがさらに変化して行くのを感じた
またしばらく経った休日、買い物から帰ってみると
チャンミンがリビングのソファーで、リモコンを持ったまま気持ち良さそうに寝息をたてていた
いつも生意気な態度だけど、こうやって見るとやっぱり年下の男の子・・・
その姿が可愛くて、私は思わず目にかかった前髪をかき分けようとそっと手を伸ばした
その瞬間
「ん•••」
チャンミンが目を覚ました
慌ててその場から離れようとするも、とっさにチャンミンに手首を掴まれ身動きが取れない
少し驚いた顔のチャンミン

見つめ合ったまま時だけが過ぎる・・・
「離して・・・」
バツの悪い私は目を逸らしながら言った
「イヤって言ったら?」
「離してったら」
手を振り解こうとするも、チャンミンは力を緩めない
「ユノに見られちゃう」
「ユノは今いないよ・・・」
その言葉に答えるようにチャンミンを見た
まっすぐに私を見つめる視線に少しずつ心が解かされてゆく
この瞳を信じてみようか・・・
だんだん腕に込めていた力が抜けてゆく
次の瞬間チャンミンは、掴んだ腕を引き寄せ、もう一つの手を腰に回し

「本気なんだ・・・・・信じてほしい」
そう言って私を優しく抱きしめた
「私、年上だよ? ユノのお姉ちゃんだよ? もし別れたら・・・」
「歳なんて関係ない・・・ユノにはオレから言う・・・別れたらなんて言うなよ」
抱きしめる手の力が強くなる
私は返事をする代わりに、両手をチャンミンの背中に回し、チャンミンの胸で小さく頷いた
チャンミンは安心したように手の力を抜き、
少し背中を丸めてそっとキスをした
「ずっと・・・ずっと、こうしたかった」
「・・・ばか」
私は照れながら少し笑った瞬間
「ただいま~」
ユノの声
今度はその声に二人で笑った
おわり
さぁ、これでダブルデートでユノと彼女の邪魔ができるわよ~
どんだけ悪女やねんっ・・・

(画像お借りしました)

