前回のお話し
先月9月16日(日)、息子と面会交流が出来ました。
2年10カ月ぶりに息子と会えました。
直前まで連れ去り夫に妨害されると思っていましたが、
なんと予定通りに息子に会う事ができました。
「感情的にならないように」 と、そればかりを気にしながら息子の元へ・・・
私の顔を見た瞬間息子が
「相変わらず若いね。自分の母親を綺麗とかって言うのもアレだけど・・・」 と照れながら話してくれました。
その言葉が嬉しくて、涙涙の再開にはならずに済みました。
私の作っていったお弁当を食べながら、本当に自然に会話ができました。
息子は私を思いやった発言をしてくれ、彼の成長ぶりに感心しました。
約3年のブランクを感じさせない雰囲気でした。
続きです
お弁当を食べながら息子が
「お箸の持ち方、いくらか良くなったでしょう?」
と言うので見てみると、ちゃんと使える様になっていました
保育園の時から何度となく注意し教えてきましたが、なかなか直らず本人も諦めていたのですが…
私と引き離されてから、努力したみたいです。
(ちなみに連れ去り夫や姑は箸の持ち方がおかしいので、彼らが教える事はありません)
「凄いちゃんと使える様になったじゃん 」
と本気で驚いて言うと
「いや、まだまだなんだよね 」
と嬉しそうな顔をしていました。
「俺さ、あんまし喋らなくなったでしょ?」
「そう?こうやって特に沈黙も無く喋ってるじゃん?」
「いや、前は話しながら頭の中にドンドン話したい事が浮かんできてたけど、最近は…」
「家でもあまり話さないの?」
「うん」
「そっか、男の人同士だとそんなものかもね…」
と。(可哀想にきっと普段もっと話がしたいんだろうな)
連れ去り夫は自分の機嫌の良い時しか喋りません。
しかも自分の興味のない話題については、スルーです。きっと息子にもそうなのでしょう。
それに引き換え、息子は小さいころからお喋りが大好きで、私とはとめどなくお喋りしていました。
自分の息子ながら 「よく喋るなぁ~~~~~~~」 と思っており、一生懸命話す姿もとても愛おしいものでした
児童心理学の先生には【想い出話1/3、これからの話2/3】とアドバイスを受けていましたが、
本人がNGとしていた話以外は殆ど想い出話になってしまいました。(彼の表情を見ながら、探り探りでしたが…)
そりゃそうですよ、どんな時もずっと二人で頑張って来たんですから
保育園時代の話、小学校の同じクラスのお友達、彼が習っていた少年野球の事、スイミング、
私の会社の彼を可愛がってくれた方々、幼馴染親子、次から次へと話題は尽きません。
「自分は外見はパパ似じゃん?だから小さい頃、そう言われると必死で【僕はママ似だ】って言ってたんだよね。
今 外見はパパ似だと思うけど、中身はママそっくりなんだよね。」
「昔は連れて歩いている方に似ていると言われていたよ。
ママが連れているとママに似ているって言われ、パパが連れているとパパに似ているってね」
「ふ~~~ん、そうなんだ?」
「うん」
最後はペットの話になりました。
「夜眠れない」 というので原因を聞くと
「猫がいるから」 との事。
調査報告書や連れ去り夫の書面で息子の希望で猫を二匹姑から貰ってきた事を知っていました。
「ママは猫嫌いだよね?」
「子猫は好きだけど、大きいのはダメだね。ママは犬派だから」
「俺も本当は犬派なんだよね。何であの時猫飼いたいなんて言っちゃったんだろう」
と、とても後悔している様子…
【それは母親と引き離され、見知らぬ土地に引越しさせられ、友達もおらず、学校にも行けず、
父親は仕事に出てしまい、独りぼっちで家に居たので寂しかったんだよ】
という言葉を飲み込んだ私でした
続きます