今回の動画は、司法試験予備試験の口述試験において、不合格となるパターンを紹介しております。
私は、2016年、予備試験時、短答、論文は合格したものの、合格率約95%の口述試験で落ちてしまいました😖
そのことについては、以前動画でも話させて頂きましたが、口述試験の合格率が高いとはいえ、受験生は皆さん優秀なので油断していると落ちます。
その経験を踏まえ、反面教師にして頂くために、口述試験の失敗パターンを「やらかし編」として紹介しています。
ぜひ、お役に立てて頂ければ幸いです(^^)/
失敗パターンは主に3つあります(予備校の対策本も参考にしました)。
①沈黙型
②雄弁型
③頑固一徹型
です。
このうち、私は①に陥り落ちたと思います。
①について、試験官の誘導に乗れず、黙って沈黙してしまうパターン。
質問に対して、わからない場合、たいてい試験官が助け舟を出してくれます。(よっぽど簡単な質問は別として)
その時、私は一時頭が真っ白になって、落ちつこうと思っても答えが全然出てきませんでした。当時は独学だったので、ちゃんとした口述対策をできなかったことが原因の一つだと思います。
この対策には、基礎的な知識の定着、仲間と反復して法的なやり取りをする口頭でする、アウトプットを意識することが重要であると思います。具体的な参考書は以前の動画で話しております。
②について、聞かれてもいないことをつらつらと、雄弁に、語ってしまうパターン。
これは、ちょっと自分の知識アピールしてし、余分なことを答えてしまうなどして、評価を下げるパターンです。短答も、論文にもいえることですが、「問いに答える」だけで充分です。
聞かれたことだけを端的に答えるよう心がけるのが良いと思います。
③について、間違った答えに執着し、誘導に乗らず頑固になってしまうパターン。
誰しも、質問の答えを間違えることはあります。間違えたからと言って直ちに不合格になるわけではありません。
試験官もそれを見越して、誤答に対して、正解に誘導してくれたり、フォローしてくれたりすることがあります。しかし、その誘導等に乗らずに、誤答(もしくは判例と違う説や論理矛盾)のまま貫き通して無理にこじつけてしまうと、評価を下げてしまいます。
怪しいと思ったときは、試験官の誘導には素直に乗った方が良いと思います。
引き続き受験生の皆様の合格を願っております。
何か質問や意見等がありましたら、コメントの方によろしくお願いしますm(__)m
→コメントやDMが多く、一つ一つの返信が追い付いておりません。申し訳ないですが、時間の都合上、ご了承願いますm(__)m今後質問には動画でまとめて答えるかもしれません。
令和元年9月10日、司法試験の合格発表がありまして、無事に合格しておりました。
応援、祝福メッセージ等本当にありがとうございます。
受験生の皆様には、「次はあなたの番である。」と強く言いたいです。
あきらめず、コツコツ淡々と勉強していけば、必ず結果はついていきます。
きついこともあると思います。また、場合によっては、進路変更した方がいいこともあると思います。それはケースバイケースなのでひとくくりにはできないですが、
皆さまが、希望を持ち、真に望む道を歩まれることを祈っております。
ご覧頂きありがとうございました。