　　そういう感じで「好きなもん」を作っていたものの、関西滞在の前半は「ミヤちゃん」とお互いゆっくり話す時間はなかった。

　　彼女は「仕事」の他に私が離日する同じ日に参加する海外旅行の準備で忙しかったし、私は私で珍しく彼女以外に「会う予定」の人達が居たからだった。

　　「会う予定」だったのは二人。

　　どちらも、最後に会ったのは『コロナ前』。

　　特に今回最初に会った友達は

　　「最後に（直接）会ったの、

　　　いつだったっけ？」

　　…と互いに顔を合わせて思わず言ったくらい。

　　彼女とはこちらで……もう15年程前から本当の偶然が重なって……という感じで知り合ってから付かず離れずという感じで付き合って来た。（と言うか、ほぼ『メル友』）

　　　まだまだ若くシフト系の仕事をこなしている彼女のスケジュールの隙間を縫っての再会は、下手に私が迷子にならないように（！）と某有名大型ショッピングモール内の彼女お勧めのレストランでのランチから始まった。

　　そこに行って先ず感じたのは

　　「やっぱり、都会ってヒトが多いな～！」

　　何処の店でも先ず

　　「予約はされていますか？」

　　…そう、都会？では「予約必須」……そうしなければ「行列必須」という『大前提』を、この後もちょくちょく私は体感させられることになる。

　　で。

　　最初のそのお店ではお喋りに夢中になって、料理等の写真は一切ナシ！

　　そのお店の代金は去年結婚した彼女への「御祝い」として私が支払い、そこから御礼？として彼女が

　　「お茶代を払わせて下さい！」

　　…と、これまた彼女が勧めるレトロな喫茶店へ。

　　彼女はカフェオレを頼み、私も普段なら「当店お勧めのコーヒー」のようなものを頼むのだけど、その日は何故かパッと目に着いた、こちらを注文。

　　　…そう、懐かしの？『プリンアラモード』。

　　全くの余談となりまっすが、これ、下に「コーンフレーク」が敷いてあったのが極個人的「懐かしポイント」。

　　私が初めて食べた「パフェ」にも底に「コーンフレーク」が詰まっていたんですよね～。

　　その頃はアイスクリームや生クリームが高価だった故の対応策だったでしょうし、当時は

　　「底までキッチリ（アイスが）

　　　入っているパフェが食べたいな～！」

　　…なんて願っていたのに……なのですから、ヒトってのは勝手なもんですね～、ホント。

　　とにかく。

　　話題の違う「友達」との楽しい時間を過ごした私。

　　その余韻に浸る間もなく、今回の帰省の中で

　　「最大の挑戦且つ楽しみ」

　　…と言える「友達」と会うステップに進んだのでありました……！

６年振りの日本帰省 65 心と体のリハビリ開始 ⑤ 関西 ６年振り……どころではない！