🌟甲辰とは?

は鎧で鱗 🌱芽が殻を破り始める。


は震 理想に向け抵抗と闘い歩み始める。

 


元旦、甲子日に能登半島で東北並みの大地震
翌、乙丑日には日航の大惨事故。
心痛みます。

今年、甲辰年
干支学でみてみますと

甲は鎧で鱗 
🌱芽が殻を破り始める。

辰は震
理想に向け抵抗と闘い歩み始める。

新芽の余寒あり勢いよく伸ばせないように

旧態を破り困難と闘って伸びてゆく年。

ウクライナ侵攻は3年目
昨年、癸(戣年)に

イスラエルのガザ侵攻
北朝鮮、韓国への3日砲撃

甲辰では
台湾の総統選挙(1月)
米国大統領選挙(11月)
台湾中国情勢も動く年
米国の崩壊か再建か?
どちらも世界の運命を決める
まさに震(しん)です。

世界では新芽発達のための

「震」が動く年になるのかもしれません。


干支は60年周期

60年前は1964年です。

 

1964年
一つ前の甲辰1964年は

6月に新潟地震が発生(M7.5)

10.10に東京オリンピック開催

閉幕の翌日に池田首相が退任。

佐藤栄作政権発足。

11月には公明党が発足し結党した年です。

 


1904年
二つ前の甲辰は1904年は

日露戦争勃発の年。決して勢いあった訳でなく

日本の道義を通すため悪戦苦闘し

翌年乙巳に終結させるべく

大努力をし成功した年です。
 

甲は「十字」からできた文字

(「干支の漢字学」水上静夫著より)

発芽にあたり種子が十字に亀裂が入る象形。

 

甲は十字に殻割れの芽吹き。
甲は鎧の鱗、鱗芽の発現。堅い囲むもの。
鱗は辰の顎にもあり龍の逆鱗にも通ず。
 
辰はシンと読む。

辰は「震」「振」整う、活力が旺盛になる

辰は「伸」万物が伸びる象

辰は「蜃」おおはまぐり。殻から蜃肉が出る。

胎動のエネルギーがぶるぶると震わせ動くさま。

 

辰は説文では

理想に向かって辛抱強く慎重に

抵抗や妨害と対峙しつつ歩を進めていく

辰のニは「上、天、神、理想」を表す指示文字とあります。

 

今までの旧態が否が応でも破れ

新しい動きが出てくる。

 

季節干支の機運に応じ、

旧来からのしきたりや慣わしを破り、

進んで新しい革新の行動を起こし、

来年乙巳にむけて大努力しなければならない。

 

 

2023年癸卯

日本は昨年の筋道を通すを誤り

収拾すべきに行き詰まりに到達しているとすれば、

到達すればするほど甲辰はどうしても

その殻を破りまたは破れて、なお難しくなる。

抵抗妨害は昨年の成績の悪さにより強まり

日本は翻弄されます。


日本にとって発芽の道程は

多事多難の年であるが、誤りを続けてはならない。

2025年乙巳

また来年の巳(み)年はヘビ

天干に「乙(きのと)」がつく年で

「乙は芽の伸育」です。

 

辰に旧態の問題に一応の終止符打てば

新たなる体制を堂々と進めゆくようになるだろう。

安岡正篤氏の干支学
水上静夫氏の干支漢字学より
甲辰年をまとめた内容です。

 

 



辰は なんで龍なのか?

 

調べてみると字に龍の意味はない。

 

辰は晨(農)に通ず。

 

晨(農)は 日に辰。

 

日は甲から癸まで。

辰は子から亥まで。(周礼) 

 

辰は大火にして5番目の支。 

5番目は仲夏の季節を示す。

 

農耕の仲夏五月を節を正す。 

房星(蠍アンタレス)の天の時なり。

 

辰に竜の意味はない。

辰が竜になったのは 

 

大火と呼ばれたアンタレスが

青龍の心(臓)で 

五月の節を正していたから。 

 

暦は農に通ず。

三辰とは太陽月星の総称。

星辰とはデカンであった。 

 

中国では蠍の心(シン)が 

四神東護の青龍心臓なのであった。

 

確かにアンタレスは赤く強い輝度をもつ

大火と呼ばれるのは納得。

大火が仲夏の五月(辰月)夏の訪れの兆し。

 

 

竜といえば!

「赤い竜」はマヤの神「imixイミシュ」

 

「imixイミシュ」は 鰐ワニです! 

ワニが竜に。

やはり東の赤。ワニは1の紋章で

原初大地の精霊(怪物)にして

あらゆる「生命力の泉」であり

 

吉夢や悪夢を問わずの

「人間意識の源泉」とされています。

 

 

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気学

気学では甲辰年は「三碧木星」です。

 

三碧の卦は「震」 

象意としては

 

雷、発明、誕生、新しい、
音楽も雷です。振動や声。

 

声から。。虚言、噂、宣伝。


宣伝から進む、騒ぎ。

 

ポジティブ前向き、積極的。

行動的。チャレンジ精神と好奇心。

直感力に決断力。

 

進取の気性、発想力!!

新しい時代や技術、

サービスの期待が大きいですね。

 

 

性格では

計画性に欠ける。せっかち短気怒りっぽい。

気分屋で一貫性に欠ける。大言壮語。

虚言に対する罪悪感が少ないwこわいですね。

 

 

癸卯の九星は四緑の木星で「巽(たつみ)」

「巽」は東南の辰巳。 

意味は風(ソード)でした。

 

「震」は年の地支「辰」の震と重なって 

さらに高速ってことから

 

電の気(デジタル)のスピードとなります。

 

デジタル革命 という言葉は

 

もはや 新しさは感じませんが・・

 

 

「DX」はさらに進み 

「電波」「通信」のデジタル化 

衛星化が進みます。

 

ここに「新・電気エネルギー」の実用化が進むと

「宇宙技術の革新」は、ものすごいスピードで

飛翔し世の中を変えていくことになります。

 

「ユビキタスカバレッジ」

 

干支学からみた今年の運勢でした。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 



龍のような雲の満月🌕

コールドムーン