こんにちは

武山凌大(リオ)です。



中島多加仁先生著の

「四柱推命教本」を紹介しています。




今回は

第4章で感じたことを紹介します。



第4章は

「陰陽と五行からの発展」

 

 

五行の相生相剋の図

 

四柱推命といえば

陰陽五行

 

陰陽五行といえば

相生相剋の図



陰陽五行相生相剋

 

四柱推命の基盤となる思想であり

単なる星の象意読みと異なる

むずかしさでもあります。

 

 

 

 

相生の関係

 



 

「相生」 

相手を生ずる関係

は燃えてを生み

は燃え尽き灰となってに帰る

の中からが生まれ

は冷えると滴が生まれ

を育てる養分となる。

 

相生関係は、強める関係

生み出す側は消耗し

生み出された側は強まる。

親の愛とも言える。

 

 

 

 

相剋の関係

 


「相剋」 

相手を尅(こく)する関係

から養分を奪い

を止め汚す

を消し

を溶かし

を切る。
 

 

相剋関係は、弱める関係

剋す側は消耗し

剋される側は弱まる。

師弟の愛とも言える。

 

 

矢印の方向」が大事なんですね。

強弱があったとしても

逆には流れることはないのです。

 

また

「陰陽」は生尅にもあります。


相生の五角形の中に

相尅の五芒星がうまれ

 

相尅の五角形でみたら

相生の五芒星が生じます。

 

相尅の五芒星の矢方向(循環)と

相生の五芒星の矢方向(循環)は

逆になります。

 

 

 

 

 

 

人間関係に再現する「相生相尅」

 


教本で引きこまれるのは

 


相生相尅は
森羅万象の自然現象であり
人の関係にも再現するとい観点。

 

 

ひとこと書かれている

「ただし書き」が大事です。

 

ただし、相生相尅ひとつの関係だけでなく

全体を判断しなければならない。



 

 

相生のカップル

 

気の合う友人や

長く続くカップルは

五行の相生になっていることが多い。

 

とあります。

 

 

木と火 

木は太陽の日射に幸福感を感じる

火は木の献身に助けられる

木は火に燃焼し使命感じる

 

火と土 

火の太陽は唯一、土を温めてくれる存在。

土は火の炎を守ってくれる

 

土と金 

金にとって陽土は頼れる存在で支援者。

土は金によって深い潜在力が活性化する。

    

金と水 

濁りなき陽水は金を洗流し美しくする。

陰金と陽水は月と海の関係 照らし輝く。

 

 

 

 

 

 

相剋のカップル

 

相手に振り回されたり

尽くすことで疲弊するケースが多い。

 

とあります。



木と土 

木は土の養分を吸取り尽くせど土は疲弊する。

乾土は木を枯らせ艱難から抜けだせなくなる。

 

土と水 

強水は欲に流されやすくなり、

散財したり騙されたり。

雨水は慈雨の財恵もあるが

長雨は濁り流されやすくなる。

 

水と火 

水は火を消してしまったり 

太陽は水を枯らしたり

刺激あれど相まみれない存在  

 

火と金 

火は唯一金を熔かし喜ぶが、

強い火は相手の良さを口禍で消したり

仕事や財をも破壊することもある。

辛い相手に。

 

金と木 

弱い木は金に切木され 

ヒステリックに壊したりする。

強い木に金は刃こぼれし 

いちいち衝突し実にならない。

 



書いていて、思いますが

 

 

五行の相生相剋の側面であり

実際には相性は命式でみるので

 

相手の日干状態や

生月季節の寒暖など状況で変わり

 

十干の種類においては

はたらきが大きく変わるので

判断には注意が必要です。

 

教本に書かれた 

「全体で判断すること」

めちゃくちゃは大切です。


森羅万象の作用が

相生相剋の作用なのです。


四柱推命は

干支の関係で運命や運勢を

読み解きます。


干支には必ず

陰陽五行があり

五行には相生相剋がある。

 

どんな場面や運勢の解釈にも

相生相剋は

大切なロジックになります。



学びに感謝して