こんな命式 滅多にない!?

 

この日この時刻に生まれた赤ちゃんは

この命式になる。

 

難解で衝撃的だった命式

 

同じ干支が年月日に並ぶって

今後どのくらいあるのか?

 

年の干支

庚子年、辛丑年、壬寅年が

月の干支

庚子月、辛丑月、壬寅月に揃った今年。

 

干支コンジャンクションで

干支は60干支で巡るので

「壬寅」のコンジャンクションは

60年に一度と紹介しました。

参考:【2022年】1月、干支コンジャンクションが来る!

 

 

他の干支でも起こり得るのか?

 

どのくらい起こるのか?

 

調べてみました。

 

 

1.六十干支(ろくじゅうかんし)

 

四柱推命の柱に入る干支(かんし)は

60個と決まっています。

 

この60の組み合わせ以外は起こらないです。

 

なぜか?

 

干支暦がそうなっているからです。

四柱推命の柱は

すべて干支暦(万年暦)から作成します。

 

ですので、干支の組み合わせは

この組み合わせでしか起こりません。

 

 

六十干支のルールは

・初めの干支番号1が

 甲と子の組み合わせであること。

・季節の順行で十の天干と十二の地支が巡り

 その順番は永遠に乱れることはありません。

・十と十二の組み合わせでズレていきますが

 6旬すると癸亥で終了し、再び甲子になります。

・十干×6旬で60の干支が構成されています。

 

 

2.年月柱の干支が

  同じになる確率


干支は60の巡り。
年の干支は1年毎に順行しますから

還暦60年で一周します。


年月が1つの干支で揃うのは60年毎
60年を12支で巡るので(60÷12=5)

違う干支で約5年毎に起こるはず!

 

調べてみましょう!!

 

 

この図のいちばん左列は

干支番号です。(1~60)


干支番号1の「甲子年」の例では

1924年が甲子年です。

 

そこから下に

1925年乙丑

1926年丙寅

1927年丁卯

・・と続きます。

 

では月はどうでしょう?

 

1年は12か月です。

そこに十二支が配当されるので

月は1月が丑、2月が寅と…

十二支と12か月は決してズレません。

 

図では最上段に

丑~子(1月~12月)が並んでいます。


1924年は甲子年

1月の天干は図から「癸」がわかり

1月なので地支は丑になり

つまり1月は「癸丑月」になります。

 

年干支「甲子」と

月干支が同じになるには

子月が甲であれば合致します。


甲子年の子月は「丙」です。

 

この年は揃いません。

 

 

どこで揃うかというと

赤い干支番号 例えば6番です。

 

6番は「己巳」

1929年が己巳年です。

 

巳月の5月の天干を探して見ると。。

巳月が己になっていますね(天干の黒セル)

 

この年は揃いました。




60年で1旬する年干支で

十二支が巡るので

60÷12=5年

 

5年に一度は年干と月干が重なるはず!

 

1929年の5年後は1934年

1934年は甲戌年です。


戌月(10月)の天干は「甲」

甲戌月で年干支と重なっています。

この年は揃いました。

 

そうやって見つけてみたのが

干支番号が赤の年です。

 

 

5年または6年で

赤の年が来ているのが分かります。

 

ーーーーーーーーー

赤い干支番号の個数


60年(干支)で6年毎だと

(60÷6=10)10個


60年(干支)で5年毎だと

(60÷5=12)12個

ーーーーーーーーー

 

1924年の甲子年から

180年後2103年が癸亥年です。

(60干支×3周=180年)

60年(干支)を3回まわしてみました💦

 

60組のルールでエクセルを使うと

10分くらいで作成できます。

ピッタリあうと気持ちいいです(笑)

 

赤セルは何個できたか!?

 

11個でした。

 

つまり!

 

ーーーーーーーーーーー

年干支と月干支が重なるのは11個

 6番 己巳

11番 甲戌

17番 庚辰

22番 乙酉

28番 辛卯

33番 丙申

39番 壬寅

44番 丁未

49番 壬子

55番 戊午

60番 癸亥

ーーーーーーーーーーーーー

 

この11の干支でしか

年と月のコンジャンクションは

起こらないのです。

千年先であろうと永遠に。

 

そう考えると

60分の11=18.3%の奇蹟です。

 

今年、壬寅は39番 

2022年の次は

2082年に年月の重なりは起こります。

 

 

 

 

3.年月日柱が

  同じ干支になる確率

 

では年月と日まで同じ干支になる

確率はどうでしょう?

 

 

年と月が合うのが5~6年に1度でした。

月と日が合うのはどうなるのか?

 

日暦は毎日60干支が巡っています。

 

ひと月を30日としたら

60÷30=2回ほど

(5~6)×2回

=(10~12)年毎になるはず!


10~12年で

年月日のコンジャンクションが起こる

と思いますが、実際に確かめて見ると…。

そうでもなかったのです‼️

 

 

1929年は己巳年で己巳月でした。

己巳月 その巳月、5月に

己巳日があれば3つ揃います。



日暦は万年暦の登場です。



調べると。。あった!!

5月24日が己巳日でした。

 

1934年は甲戌年、10月は甲戌月です。

10月を調べると

10月30日が甲戌日でした♫

 

1940年の庚辰年、4月は庚辰月です。

4月を調べると

4月7日が庚辰日でした!

 

1945年の乙酉年 9月は乙酉月です。

9月を調べると

9月13日が乙酉日でした!

 

1951年の辛卯年、3月は辛卯月です。

3月を調べると・・ ない! 

前月の2月20日が辛卯日でした。

 

 

と、まあこんな具合に

 

日暦は万年暦で確かめるしかありません。

 

なぜなら、

28日の月に29日の月、

30日の月、31日の月と

年によって、ひと月の日数が

最大で3日間ズレてしまうからです。


惜しいい!!ていうのもありました。

 

手持ちの万年暦は

2068年までしか掲載がなくガーン

 

その先は。。

節入り月に対応した

干支カレンダーツール(スゴイ)✨

を見つけることができたので

それを使って調べました。

 


1923年が60番の癸亥年でしたので

その年から

2114年が4周めの甲戌年でしたので

その年まで調べてみました。


191年間になります。(疲れましたw)

 

 

これです。。

 

 

読めますかね。。

 

必ず揃う11の干支毎に

年月が揃う年をまとめました。

この191年間での

年月の重なりは3回か4回になります。


表のいちばん左の列

191年間のうちで

36回が年月が揃う月になりますので

平均5.3年毎に年月が揃います。

 

36回のうち

19回が年月日まで揃う日です。

191年で19回ということで

191÷19=10年

理論上は

10年毎に年月日が揃います。

(191年間の平均)

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

実際には

5年または6年で年月日が揃う期間もあれば

16年間や17年間揃わない期間もあり

最大で28年間も

年月日が揃うことがない期間もありました。

ーーーーーーーーーーーーーーー

2120年からの遡りでは

28年間が21年毎に起こっていたり

さらに長期間での調査をすれば

規則性が見つかるかもしれません。ひらめき電球

 

 

4.その他の考察

 

・年月日が揃う日は構造上

時柱に同じ干支の時刻が必ずあるため

年月日柱が揃う=年月日時柱が揃う となります。

 

・「壬寅」だけは(1962~2082年)で

1962年 2022年 2082年 と

十二支の中で唯一

3回連続(180年)で年月日が揃っています。

※1902年を調べたら揃いませんでしたw残念💦

 

・2回連続がある干支は三つのみ!

「丁未」「戊午」「壬子」

 

・180年(60干支×3回)で

1回しか揃わない干支は

「乙酉」1945年 「丙申」2076年

「庚辰」1940年 「辛卯」2071年

 

 

<年月日が揃う11の干支について>

・十干では壬だけ2つ揃います。壬子と壬寅

 

・十二支では、

丑月だけは立春前のため

昨年の年干支なるため揃いません。


・子から亥までの十二支は

   揃う干支として全て入っています。

 

 

参考までに

・年月が揃う36回うちで年月日まで揃う確率は

19÷36=52.78% 約53%

 

・191年間のうちで

年月日が揃う日は19日だけでしたので

その確率は

19日÷(191年×365)

.02%

ということになります。少ない💦

 

 

学びに感謝して


更新 2022年2月21日