滋味深いアサイーで暑さ忘れて
リオデジャネイロ生まれのカリオカたちは、棒付きアイスキャンデーが大好き。ポップコーン同様、老若男女問わずです。しかも食べ歩き文化。親子5人みんな片手にアイスキャンデー、しかも末っ子はベビーカーに乗って、という家族もいます。カリオカたちは、シャーベット状に加工したアサイーにも目がありません。ブラジルのアマゾンを原産とするヤシ科の植物で、ほうき状の房にブルーベリーよりひと回り大きい黒紫色の実をつけます。「スーパーフード」や「スーパーフルーツ」と呼ばれ、人々の美と健康を支えているとか。街にも、日本のサーティーワンのような、アサイーの店が点在しています。口にすると、なんともいえない滋味深さ。生のアサイーは食材としても使いますが、この味わいは砂糖をしこたま使っているのでしょう。屋台で一番小さいカツブが5レアル、130円。カリオカはこれにチョコチップなどのトッピングをかけますが、私はそのまんま。