あの時に戻れたら

私はまたこの道を選ぶのだろうか

 

ふと、そんなことを考えた

 

「教師になりたい」

 

そんな思いだけで高2から必死で頑張って

実践的な授業のある少し上の大学へ行き

人前で話すことが苦手で

模擬授業はいつも死にそうになっていたけど

それでも逃げずに向き合った

 

教育実習も単位は取れなかったものの

これまでの努力を無駄にはしたくない

その一心で最後までやり遂げた

 

それでも結局、教員になるどころか

教員免許すら取れないまま終わり

残ったのは奨学金のみ。

 

 

今は全く違う道とは言わないけど

関わっているのは子どもじゃなく大人だ

 

少し前は働きながらなんとかしてでも

教員免許だけは取る

 

そんなことを考えていた

 

でも今は正直そんなことを思えない

 

というか頭の片隅にはあるけど現実味がなくて

やって意味あるのかな?って思ってる

 

でもその反面で今の仕事を続けたいとは

一切思わなくて

利用者と関わっている中で

子どもの頃ってどんな感じだったんだろう

どんなことをやってきたんだろう

ってことばかり興味が湧く

 

少し話が逸れたから本題に戻ろう

 

またこの道を選ぶのか

というよりも

また教育学部に進むことを選ぶだろうか……

 

考えてみたけど今の私には答えが出せなかった

 

でも仕事の中で学んだことを

活かすことができたときが

1番と言ってもいいほど嬉しく感じる

 

それなら夢を叶えることはできなかったけど

教育に進んだことは

間違ってなかったんじゃないかなとも思う

 

というか

間違っている、間違っていないじゃなくて

「間違いにしない」ように今を頑張ろうかな

 

なんていう独り言