○○はできるのにやろうとしない

 

これは中学の時の部活の顧問に言われた言葉です

 

私は苦手なことにも挑戦する方で

小学校の時の先生にも認められるほどでした

 

なので言われた当時は顧問の先生が

嫌いだったこともあり

いつもできる人しか見てないし

私のことなんて何も知らないくせに

なんて思っていました

 

そんな私には忘れられない思い出があります

それは3年生として最上学年になった時のことです

 

ソフトテニス部に所属していたのですが

テニスは楽しいものの部活がとても辛くて正直

早く引退したいという気持ちしかありませんでした

 

しかし団体戦で市の大会を勝ち抜いていたため

私は団体メンバーではないものの引退にはならず

団体メンバー外として後輩の指導になりました

 

そんなときに顧問の先生から

指導係のリーダーを任されました

 

私は先頭に立って引っ張っていくことが苦手で

団体メンバー外の中には学級委員や実行委員などの

リーダー気質のあるしっかりした子がいたのに

顧問はなぜか私を指名してきたので

なんで私なんだろう

怒られる機会が増えるから嫌だな

なんて思っていました

 

しかし、やってみるとなんやかんやで普通に

練習の指示や先頭に立って教えることができて

先生に怒られることも一切なく

「やっぱやればできるじゃん」と言われました

 

当時はそう言われても特に何も思いませんでしたが

今考えてみると自分からやろうとしないから

あえて私にリーダーをやらせてみたのかなと思います

 

そう思うと教育を学んでいるから分かるのですが

教師のやる事、言うことには何らかの意図がある

と思わされるのと同時に

その意図は後になって気づくんだなと思います

 

この顧問の先生に言われた言葉には

そういえば。。。と思いだされることが多く

これも大学生になりふと思い出した言葉でした

 

昔は出来る、出来ないにとらわれず

やってみようの精神で挑戦できたのに

成長するにつれて自分でできないと決めつけて

やろうとしないことが増えたな

と感じることがあります

 

その度にこの言葉を思い出して

自分のことを考えることがあります

 

当時は本当に嫌いだったけど

この先生には本当にたくさんのことを

教えてもらったし、私のことをしっかり見ていて

表面的な部分じゃなく真の部分まで見抜いていた

先生だったのかな

と思うと同時にそんな先生に出会えてよかったなと

今だからこそ思いますほんわか

 

他にも良い先生に出会うことが多かったので

これから書いていければいいなと思っています

 

最後まで読んでいただきありがとうございました音譜