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つれづれさんの感想日記

読んだ小説、観た映画のあらすじ・感想をつづっていくブログです☆

ひまわり事件 (文春文庫)/荻原 浩
¥790
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荻原さんの本は、どれもはずれがないと思う。


毎回、笑わせてくれるし、毎回ほろりとさせられる。


この本は、そんな期待をはずすことなく、楽しめた一冊だった。

でも、ちょっとだけ違うのは、今回のテーマは結構深いなぁって感じたこと。

といっても、いつも軽いとかではなく、この本は後半が予想できなかった。。


話は、老人ホーム「ひまわり苑」と「ひまわり幼稚園」との交流と、ある騒動のお話。

この二つは、敷地が隣り合っていて、同じ経営者が運営している。


で、話はこの老人ホームに新しく入居した益子誠次と、幼稚園に通う園児・晴也とその幼稚園の先生である荒木先生の三人が語り口となって進行していく。


お話は、ここの経営者が話題集めのために老人ホームと幼稚園の交流をはかっていくため、「苑・園一体化施策」を打ち出すことから始まる。

これにより、老人たちと園児たちとの交流が始まっていくのだけど、ここは荻原さんのお話。

お年寄りと子供たちとのほのぼのストーリー・・・・とかではなく、もういろんな事件が勃発する。


ここは単純に面白くて、楽しめるのだけど、読んでいる最中、いったいなにがタイトルにある「ひまわり事件」なんだろう??と思っていると、その事件の片鱗が見えてくる。


そもそもここの理事長は県議会議員で、さらにその娘がこの幼稚園の園長をしている。

いわゆる典型的な利己主義な議員。

老人ホームの運営も、利益至上主義で運営していて、実はこれが事件の発端となる。


そして、これが大きな事件へと発展していき、そして結末も以外な一面を持っている。


この本を読みおえたとき、これは今の時代には確かに必要な事なのかもしれないって少し思った。

別に、あんな事件を起こせとかではなくて、事なかれ主義でなんでもうやむやにするんじゃなくて、ちゃんとこれはおかしい!とか、口に出す事は必要なんじゃないかって思った。


周囲と上手くつきあうには、自分の意見を主張するより、まわりに合わせた方が、上手くいく事もあるし、間違ってるって思っても、多数がそれでいいと思っているなら、あえて意見をぶつけない方がいい事もある。


誰かが正してくれるだろう・・とか、私が言わなくても何とかなるだろう・・とか、そう考えた方が、トラブルもないし、穏やかに過ごせるだろうから・・・。


でも、全員が誰かがやってくれる・・・って思って、誰もやらなかったら、実はそれはとても恐ろしい事なんじゃないかと思うった。

間違ったものが間違ったままいって、そこで利益だけを得ている人がそのまま問われることなく、得をしていくって事がまかり通ることだってあると思う。


自分に損がないから、誰かが問題提起しても、そんな主張には目もくれず、なに騒いでるの??と、逆にその人に軽蔑の視線を向けるような、ここの老人ホームの住人たちみたいな事がどこにでもあるような気がする。


まあ、今回問題提起した人の理由は、もっと違う複雑なものだったけど、でも考えさせられる本だった。


そんなシリアスな事件の中にも、登場人物たちのちょっとおバカでほのぼのと笑える面があるのが、荻原さんの作品の大好きな所です。


この本のひとこと。

「安全な場所で人を笑うな。高みから他人の火事を見物するな。そこから出て、自分の言葉で自分を語れ。」   by片岡さん

フェンネル大陸 偽王伝5 風牙天明 (講談社文庫)/高里 椎奈
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フェンネル大陸 偽王伝の第5弾です。


今回は、なぜこのシリーズが偽王伝というのかが分かる内容となっています。


今回も読み直しでの2回目なんだけど、改めてまた色々発見があった。

いかれ帽子のこととか、最初にフェンにやさしく接したクレインとか、フェンを治療したお医者さんだとか、この本にでてきていたのか・・・と、改めて発見。


最初に読んだ時は、私はいったい何を読んでいたんだろうあせる


でも、おおまかなストーリーはつかんでいたからいっか・・。


今回は、シスタスに対抗するため、同盟を結ぶべく、各国に散ったソルドの面々の物語でなっています。


フェン・テオ・サチ組は、コンフリーへ、ロカとリー・レイはサルトリィへ、そしてリノ達は、リーク双貴国へ。


それぞれの話が織り交ざってでてくる構成。


ここで一番成長したのは、やっぱりロカかなぁって思う。ちょっとというかかなり自信喪失してて、なんだかひにくれていじけてたのに、色々気づかされたのか、その成長ぶりが微笑ましい。


そして、フェン。


子供だからという理由で、敵に相手にされなかったため、なら相手にしてもらうには??

とかんがえて、なぜか「偽王」宣言。


多分というかあまり物事を深く考えず、直感的に生きてるからなんだろうけど、相変わらずフェンの行動はハラハラさせられながらも、本当に心から応援したくなってしまう。


まったくのファンタジーの世界で、戦争とか戦いとかには無縁といっていい世界に生きてる私なのに、なんでこうもフェンに惹かれたり、心から応援したくなってしまうのだろう。。。


私は、まだこの次のシリーズを読んでいないから、何ともいえないけど、フェンをこんな目に合わせた実の兄たちに本当に言ってやりたい。


こんないい娘をどうしてあんな目にあわせたのか、そして、想像もつかないほど成長しているフェンをみてどう思うのか?


この次のシリーズが早く文庫化されるといいなぁ。。。


この本のひとこと。

「いっぱい笑うと良い。笑ってる人ん所には悪いもんは寄ってこないんだ」 byミーア

ラブ・アゲイン [DVD]/スティーブ・カレル,ライアン・ゴズリング,ジュリアン・ムーア
¥1,500
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今回も、たまたまwowowをつけてて観た映画。

本当に途中からだから、また今度最初から見てみないと感想も何もないんだけど、とにかく、でてる俳優さんがカッコ良くて、思わず最後まで観てしまった音譜


調べたら、ライアン・ゴズリングっていう俳優さんで、「君に読む物語」でブレイクした俳優さんらしい。

べたそうな映画だから、観てなかったけど、この映画も今度チェックしなきゃ!!


さらに、日本語吹替版の声優さんの声がこれまた素敵!!

低くて素敵な響きの声で、何かどっかで聞いた声だなぁって思ってたら、海外ドラマの「Hawaii Five-O」で、スティーブの声を担当している綱島郷太郎さんの声だった!!


ああ、何て甘くて素敵な声なのでしょうラブラブ


内容は、主人公の中年男性がいきなり妻から離婚を宣告され、すっかり男性としての自信をなくしてします。で、とにかくモテる男に生まれかわろうと、イケメンプレイボーイの独身男性ジェイコブから、モテる男になるべく指導をうける・・・みたいな話なんだけど、とにかく色々登場人物がいて、それぞれの複雑な恋愛関係がからみあってて、最後に一気にみんながマッチングする!みたいな感じ。


とにかく、そのすべての登場人物が一同に会して、からみあったあの喧嘩シーンはめちゃくちゃ笑えたにひひ


でも、そうやって笑えるだけじゃなくて、ほろりとくるシーンもあって、観終わった後は、心がなんだかほっこりしました。

特に主人公の男性が妻に言った「生涯の伴侶」という言葉は素敵だなぁって思った。


独り身の私は、とにかく何が何でも妥協してでも結婚しなきゃ!!って最近よく考えてたけど、主人公の言葉や、プレイボーイ男のジェイコブの彼女に対する態度を観ていたら、本当に好きな人と一緒にいるって、すごく幸せな事なんだなぁって思ってしまった。


映画は映画だし、現実は大変厳しいけど、私も早く「この人とずっと一緒にいたい」って思える人とめぐりあいたい!って思ってしまった。。。


これでまた婚期が遠ざかるのか??って思うけど、でも、必ず巡り会うのさ♪っと信じますラブラブ


ラブコメディの要素満載の映画だけど、ジュリアン・ムーアがでてたり、主人公はスティーブ・カレルだし、結構豪華な俳優陣がでてて、楽しめた映画だった(‐^▽^‐)