こんにちは、りんぞーです。
今回は現時点でキン肉マンの作中最強である悪魔将軍ことゴールドマンの紹介をしたいと思います。
キン肉マンの登場人物の中でも指折りの人気キャラである悪魔将軍ですが、その正体は完璧始祖壱式ゴールドマンです。
かつてキン肉マンと戦って敗れた悪魔将軍は、シルバーマンと相討ちになったゴールドマンの生首が恨みの念に駆られてサタンに魂を売った存在であり、新章ではザ・マンを倒すために大いなる力を使って完全に復活したため、過去にキン肉マンと闘った悪魔将軍とはモノが違い、現在の悪魔将軍こそが本来の力を持つ悪魔将軍と言えるでしょう。
とは言え、キン肉マンが勝利できたのもバッファローマンの助力が非常に大きく、善戦こそしていたものの試合内容では悪魔将軍が貫禄を見せつけてキン肉マンを追い詰めていた事から、過去の時点でもキン肉マンよりも強かった可能性は大きいです。
始祖編ではザ・マンの根城である超人墓場に単身攻め入り超人墓場の門番であり同じ始祖であるミラージュマンを難なく粉砕、アビスマンには少々手こずるものの結果的には横綱相撲で完全勝利と、正義超人や悪魔6騎士が命懸けでようやく勝利をもぎ取れるレベルの始祖を2人も立て続けに倒している事から、その強さは圧倒的です。
それもそのはず、既に「完璧」である始祖たちは「完璧」であるが故に何億年経っても進歩が無く、「完璧」を捨てたゴールドマンは他の始祖を置いて行くほどの進歩をしていたのです。
師であるザ・マンが超人と言う種に見切りを付けたのに対して自らがかつて尊敬していた時のザ・マンの理想を実現、否、その理想すら凌駕する程の結果を出すために完璧超人の座を捨て離反しますが、自らの弟子である悪魔超人たちが完璧超人に対し7人の悪魔超人が9戦して5勝3敗1引き分け、6騎士が6戦して3勝3敗と十分な戦績であり、特に始祖相手に勝ち星を3つも挙げている事からゴールドマンは十分に結果を出していると言えるでしょう。
以下試合内容(順不同)
ステカセキング→ターボメンに敗死。
ブラックホール→ダルメシマンとジャック・チーに勝利。
ミスター・カーメン→クラッシュマンに敗死。
ザ・魔雲天→ザ・マンに敗死。
アトランティス→マーリンマンと引き分け死亡。
スプリングマン→ターボメンに勝利後死亡。
バッファローマン→グリム・リパーとガンマンに勝利。
ジャンクマン→ペインマンに勝利。
プラネットマン→サイコマンに敗死。
アシュラマン→ジャスティスマンに敗北。
サンシャイン→シングマンに勝利。
ザ・ニンジャ→カラスマンに勝利。
スニゲーター→ガンマンに敗死。
師を超えるのが最大の恩返しという言葉通り、師の弟子である始祖、始祖の親衛隊の無量大数軍を相手に勝利する弟子を育て上げたゴールドマンは、戦士としてだけでなく指導者としてもザ・マンを超えたと言っても良いでしょう。
始祖編の締めとしてザ・マンと死闘を繰り広げることになりますが、かつてキン肉マンを苦しめたダイヤモンドパワーを超えるロンズデーライトパワーを身に付けたゴールドマンは、新必殺技である「神威の断頭台」でザ・マンを撃破します。
ザ・マンの言葉通りに彼の命を奪わんとするゴールドマンでしたが、キン肉マンの涙ながらの説得を受け入れ条件付きではありますがザ・マンの命を助け去って行きました。
何億年も昔からザ・マンを超える事、そしてザ・マンを討つ事を考えてきたゴールドマンが、気の遠くなるような人生の途上にぽっと現れたキン肉マンによって考えを改めたと言うのは、現在の悪魔将軍は単なる悪魔超人の長ではなく、超人と言う種に希望を持って師に背き仲間を捨てた完璧始祖のゴールドマンと言う存在であると言う何よりの証であり、キン肉マンという存在がゴールドマンはにとって喜ぶべき存在であると言う証でもあったと言う事でしょう。
現在連載中の新章では下天して超神となった神との戦いが行われていますが、ザ・マンは最初の超神でありかつての強敵であったマンモスマンやフェニックス等が大苦戦の末にようやく倒した他の超神のリーダー格である調和の神と双璧を為す存在であるため、それに打ち勝ったゴールドマンは恐らく作中最強であると思われます。
悪魔将軍の恐らく最後の勇姿であるザ・マンとの死闘は必見で、キン肉マンの長い歴史の中でもベストバウトの候補に上がると思います。
復活した時は驚きましたし、始祖編では主人公級の扱いであったため、悪魔将軍好きなりんぞーとしては嬉しい限りでしたね!
それでは次回の更新でお会いしましょう!