こんにちは、りんぞーです。


今回は、多種多様個性的な面々が多い特攻の拓世界で、最も凶暴な総長は誰か?と言うのをランキング形式で発表します。

 

ランクはC〜Aに分け、それぞれ


C=凶暴とは言えず、害悪ではない

B=危険人物と言え、周囲に害を及ぼす

A=非常に危険であり、害悪でしかない


と定義付けています。


キレたら凶暴になるのはどの総長でも同じなので、通常運転時の凶暴性を考慮しています。


ちなみにこの企画は、読者様のご意見をもとに実現した企画であり、きっかけとなったコメントを頂いた事に感謝すると共に、今後もやって欲しい考察があればどんどんコメントを頂きたいと思います。


それではどうぞ〜。


まずCにランクインしているのはこの方々。


鮎川真里

榊龍也

鰐淵春樹

八尋渉

慈統享介

天羽時貞

鳴神秀人


以上の7名です。


マー坊はチンピラにも頭を下げて揉め事を避けるほどの穏健派であり、ロードスペクターと魍魎に対してはスイッチが入りますが、基本無害です。

むしろ初対面の拓と遊園地で遊ぶなど、いわゆるダサ坊に対しても非常に友好的に接します。


龍也は邪魔者は薙ぎ倒すと言っている割に、小競り合い以外の喧嘩の描写がほとんど無く、逆に邪魔しなければ誰とも敵対しないと言っているようなものなので、比較的安全です。

ただし、機嫌が悪い時は周囲に八つ当たりをする悪癖があるので、近付かないに越した事はありません。


鰐淵はもう説明不要という気もしますが、作中随一の穏健派であり、初期に登場した夜叉神に代表的な敵対チームが無いのが、鰐淵の人格に現れています。

ちょっと怖いお兄さんくらいの立ち位置で爆音メンバーに接しており、来栖事件の後は拓とも挨拶を交わす関係に。


八尋は湘南をほぼ手中にした余裕か、自分から喧嘩を仕掛けることもしなければ、一度や二度ヘタを打った手下にも制裁は加えません。

妖艶童子を潰した人間を探している時も、拓に質問をする時は威圧もせず、普通に接しており、人格者ではないけど、凶暴ではないと推測できます。

しかし、血みどろ八尋の通り名の通り、キレたら返り血で血みどろになる程に攻撃するところは危険人物と言えます。


慈統は自分から喧嘩を売ることは無く、AJSとも那智が倒されるまでは目立った抗争はありませんでした。

パンクスの透が那智の仇討ちを宣言し、それに対して反発する極悪蝶メンバーと不穏な空気になるも、慈統は威圧するだけで場を収め、透も無傷で返されています。

旧知の大珠を保護するなど、面倒見も良い性格のようです。


天羽は危険人物と考えられていますが、作中では族関係者、絡んで来た人物以外には暴力を振るった事はありません。

ただ天羽自身が気分屋でわがままな上に、非常に高い戦闘能力やカリスマ性を持っているため、敵は作りやすいですね。

本当は音楽とバイクを愛するだけの好青年なのかも知れません。


秀人は暴走族で不良と言われていますが、ダサ坊だった時の拓にも友好的に接するなど、仕掛けられない限りは決して仕掛けない穏健派であり、義理人情の人と言えます。

不倶戴天の緋咲にさえ、来栖に重傷を負わされた時は病院に送り届けてやる漢気を見せています。

相賀がアホな事をしたのが2人の確執の原因なので、もしそれがなければ仲良く喧嘩しな程度のライバル関係になっていたかも知れません。




続いてBランクに入るのは


緋咲薫

那森須王


以上の2人です。


緋咲は弱いものイジメは嫌いと言いつつ、話を聞き出すために県立正明のダサ坊5人組や、黒魔術師の元幹部などに暴行を加えており、自分の都合で弱い者を容赦なく痛めつける危険人物です。

また、同い年の土屋たちにも「さん」付けで呼ばれる程度には恐れられており、機嫌が悪い時はOBすらも威嚇する点では、上司としてはよろしくないようです。

アーリーデイズでも、目立つからと言う理由だけで天羽に喧嘩を売っており、遭遇してはいけない人物と言えるでしょう。


須王は初対面の爆音メンバーにも、過剰なスキンシップはあった物のフレンドリーに接しており、同じく初対面の拓に、自身が着ていた不倶戴天仕様の特攻服をあげてしまうなど、気の良い兄ちゃんを地で言っています。

しかし、須王は自身の受け入れられない言動を取る人間に対しては一転して凶暴性を剥き出しにし、先ほどまで友好的に会話していた爆音メンバーが震え上がるほど、表情を一変させています。

また、自分のチームのメンバーにも、苦痛と屈辱を与えるような制裁も行なっており、感情の起伏で凶暴性がまるで変わります。

また、双子の妹の倫子には割と深刻なシスコンであり、近づく男には容赦無い制裁を浴びせています。

声をかけたサラリーマンを行方不明にさせたと秋生がまことしやかに語っていますが、これは流石に噂に尾鰭が付いた話だとは思いますが、爆音メンバーが青ざめて聞いている所から、この話が事実かどうかはともかく、須王ならやりかねないと思わせる程に倫子が絡むと凶暴になると言う事ですね。




そして堂々のAランク入りは


来栖奈緒巳

一条武丸

沢渡ヒロシ

稲楽キヨシ

一色大珠(ジャンキー時)

高遠陸夫


以上の6人です。


陸夫は族では無い事も含めて気の良いにいちゃんまんまであり、初対面で無関係の拓を魍魎の雑魚から助けています。

しかし、その実態は霧の出る夜に暴走し単車乗りを事故らせる、灰色幽霊(グレイゴースト)と呼ばれる特攻の拓世界の都市伝説を準えた人物だったのです。

リョーやヒロシも被害に遭っており、ただ自分の欲求を満たすために暴走するのではなく、意図的に事故を誘発させている点がタチが悪過ぎます。

バイクの事故は来栖やヒロシですら入院を免れない大ダメージを負わせる行為なので、それを意に介さない凶暴さは危険です。

また、その対象が無差別(恐らく普通よりも速い相手)であり、族でも一般人でも関係無い所から、凶悪であると言えます。


ヒロシとキヨシは、初登場時に一般人のボンボンを襲撃し、事故らせて高級車をスクラップにした上に怪我をしたボンボンを瓶で殴打、駆けつけた警官にすら暴行を働いて血まみれのメットを戦利品がわりに持ち帰るなど、凶暴かつ凶悪です。

また、族と見るや誰でも喧嘩を売り、族同士の喧嘩に乱入したり、凶器で殴打した相手が死んでも気にも止めないなど、他の総長クラスとは一味違います。

後半はその凶暴性はなりを潜め、拓の最高の理解者の1人として漢気を見せるようになりました。

とは言えインパクト最大級の初登場での暴れっぷりが怖過ぎました(汗)。


大珠は、ジャンキーだった頃は、九尾の猫のメンバーと、ついでの警官を凶器でボコボコにしたり、喧嘩でも殺す気の攻撃を繰り出したり、ちょっと絡んで来たチンピラの顔面を握り潰すなど、非常に凶暴でした。

また、初登場時には九尾の猫のメンバーを潰した後に公園のブランコにオブジェのように吊るすなど、猟奇的な一面も持っています。

クリーンになった事で、ほぼほぼ無害のCランクまで落ちるほど落ち着きましたが、ジャンキー期の大珠のインパクトが強過ぎました。


武丸はもう説明不要ですね(笑)。

集会は喧嘩と言い切り、かち合ったものは皆殺し、自身も皆殺しの武丸(変換できませんでした)と呼ばれています。

不甲斐ない魍魎メンバーには自ら制裁を加え、最終回直前では久保島とエージ以外のメンバーは全て武丸の手で潰されました。

もっとも、無謀に兵隊を動かしたり、絶対に敵わない相手を無駄に挑発した結果〆られてしまい、武丸に尻拭いをさせている久保島とエージの方が制裁対象と言う気もしますが。。。

例え雑魚相手でもレンガのブロックで後頭部を殴打したり、警官隊を相手に大立ち回りを演じて見せたり、凶器を振るうことに一切の躊躇がなかったりと、「恐怖の魍魎」を象徴する人物です。

秀人メモにも、危険度は最悪の四つ星、目を合わせたらやられる!と記入されており、横浜中に知られた凶暴な人物です。


来栖ももはや説明不要です。

凶暴性なら武丸すら上回ると思います。

来栖の攻撃対象は「全て」であり、自分を裏切ったクラスメイト、自分の学校生活を壊した原因である全ての暴走族(ヤンキー含む)、邪魔な警察と、無差別に襲います。

方法も、凶器攻撃、不意打ち、騙し打ち、同士討ちを誘発させようとするなど、正々堂々戦っても十分強いのに、卑怯な手段を使う事を好み、相手の精神を破壊しようとして来る様はまさに極悪です。

拓と友達になった最終回近辺では、その行動はよりエスカレートし、拓に会いたいと言うだけで制服を調達してまで学校に乱入し、龍也を含めたロードスペクターに壊滅的な打撃を与えました。

鰐淵に言わせれば「可愛いじゃねーか」だそうですが、危険人物である事に変わりはありませんね。


やはり来栖と武丸は、特攻世界での東西の横綱という感じで、暴れる規模が違う感じですね。


ただ、武丸さえ出来なかった、総長クラスが率いる暴走族3つを単身で壊滅させた来栖が、ぶっちぎりの凶暴性No.1だと思います。


それでは次回の更新でお会いしましょう!