こんにちは、りんぞーです。


今回は、特攻の拓最弱と呼び声の高い、美麗の総長一色大珠の強さについて考察しました。


大珠は、初登場時は九尾の猫の雑魚にボコられたり、相手を革ジャンに巻かれた有刺鉄線で切り裂いたり、ダサ坊が通うと言われている県立正明に通っていたりと、ちょっと異色な存在でした。


中でも最も異色なのは、背部から両腕に刻まれた入れ墨と、薬物中毒者と言う事です。


この薬物というのがかなり厄介で、頭の中にノイズだらけのテレビがあると言う妄想、薬物の影響で生まれた2つの人格、不意に意識を失ったり吐血するなど、最早危険な領域まで身体を蝕まれています。


しかし、のちに恋人となる倫子との出会いのお陰で、医療の手を一切借りる事なく独力で薬物を克服した超人でもあります。


大珠は薬物を克服するまでは3つの人格を有し、この3つが目まぐるしく入れ替わる事によって、彼の掴み所のないキャラクターを引き立て、不気味さを際立たせていました。


まず通常大珠ですが、これは比較的温厚であり、喧嘩を売られなければ自分から売る事はありません。


秀人とのタイマン後の拓と話していた時や、弾丸レース時の大珠がこれになります。


通常大珠の特徴としては、心理描写が唯一あると言う事ですね。


次にヘラヘラ大珠。


文字通り、いつもヘラヘラしていてまともな会話が成立しない状態ですが、害意を向けられると凶暴性を剥き出しにして攻撃します。


九尾の猫にボコられた時はこの状態だったと思われます。


デモンズバーでは因縁をつけそうになったチンピラを、握力だけで顔面を潰して制圧しているため、戦闘能力は高いようです。


最後はブチギレ大珠。


3つの人格の中では最も危険な人格で、警官でも誰でも見境なく攻撃したり、初対面で喧嘩をする理由も無い拓の脳天を不意打ちで攻撃するなど、殺意に溢れています。


ブチギレと言っても、武丸のように暴走したりする訳ではなく、常に暴れる訳でもなく、やる時に過剰に暴行を加えると言う意味での危険という事ですね。


ブチギレ状態の戦闘能力はかなり高く、秀人との喧嘩では薬物の副作用で痛覚が麻痺している事と、リミッターが外れた攻撃力で秀人を苦しめました。


大珠は薬物を克服しクリーンになりましたが、それによって戦闘力が大幅に落ちてしまいました。


ガードした腕が折れたと錯覚するほどの強力な前蹴りを不意打ちで来栖に決めたものの、吐血はさせましたが「いてーな、コラ」で済んでしまう程度のダメージしか与えられませんでしたし、八尋にもゴミ呼ばわりされてしまう程でした。


とは言え、薬物がキマっている状態でも秀人に制圧されたので、元々あまり強くないとも言えるんですがね。


総長クラスとの喧嘩はあまり芳しくない内容でしたが、阪田くらいなら全く寄せ付けないくらいの強さは持っているため、No.2とはかなり大きな力の差はあるものの、他の総長と比べると見劣りしてしまいます。


初登場から薬物克服までのインパクトは非常に強かったものの、克服してからは活躍が一切無かったため、尻つぼみ気味になってしまったのが残念です。


まとめると、大珠は冒頭で述べたとおりに最弱のCランク下位です。


総長クラスの誰にも有利を取れなかったのが致命的でした!


長かった総長クラスの強さ考察も、いよいよ次回が最終回ですが、特攻の拓関連の記事のネタは潤沢にあるので、読者の皆様!ご安心下さい!


それでは次回の更新でお会いしましょう!