こんにちは。


前回の続きです。








只見駅までやってきました。

ここまでで、全体の1/3ほどを走ってきた感じになります。





おかえりなさい ようこそ ただみへ

の看板がありました。

利用客に向けたものだと思いますが、復活した只見線自身にかけている言葉のように感じました。




おかえり只見線の横断幕が掲げてありました。




只見駅には出札窓口はありますが、みどりの窓口はありません。




構内には待合スペースが設置されています。






只見線の写真展もやっていました。




この日で只見線全線運転再開から57日だそうです。




こちらは駅舎を外から撮影したものです。

只見線全線運転再開をアピールするものがたくさんありました。






駅前には観光情報センターのようなものがありました。

只見線復旧に合わせてつくられたものだと思います。





まもなく会津若松方面への列車が到着するのでホームへ戻ります。

写真右にあるのはかつての貨物ホーム跡で、木材を会津若松方面へ運んでいたそうです。




会津若松方面から列車がやってきました。

折り返しで会津若松行きとなります。

この列車も臨時列車で、定期列車では会津若松発会津川口行きなのですが、臨時で只見まで延長運転していました。

折り返しも只見から会津川口間が延長運転の会津若松行きとなります。






ここで会津若松行きと小出行きが接続する形となります。

この横並びですが、今はもう見ることができません。

というのも、只見駅が2023年12月1日から1面1線となってしまったためです。

つまり、このような臨時列車を出すことももうないことになります。使い勝手が良いように感じたのですが、残念です。





只見から会津若松も2両編成での運転で、筆者は前側車両に乗車します。





只見 10:57発 普通(臨時) 会津若松行き


只見駅を発車します。

こちらの列車もそれほど混雑していませんでした。








観光バスから列車に手を降っているのが見えると、乗客も手を振り返していました。





沿線を流れる只見川ですが、災害復興のような跡を感じました。




只見をでて最初の停車駅、会津蒲生駅です。

只見線には会津とつく駅名が非常に多く、只見〜会津若松の28駅のうち、会津〇〇という駅がなんと17駅もあります。

ここから会津越川という駅まで5駅連続で会津〇〇という駅が続きます。




只見線の全然再開を祝うパネルもありました。

「再会」となっているのも味がありますね。




一応前面の展望もみることはできます。




沿線には撮影している人の車を見かけることが多かったです。




会津横田駅です。かなり古そうな看板ですが、いつのでしょうか。




会津越川駅です。

ところどころ途中駅でも乗り降りがありました。




会津越川駅を過ぎ、トンネルを抜けると、




ダムが見えました。

東北電力の本名ダムで、只見川に建設されたものです。

急な流れである只見川にはいくつかダムがあり、水力発電に活用されています。





ダムを過ぎると本名駅に到着です。

このあたりには小さな集落がありました。




只見川と何度もクロスしながら列車は東へと進みます。




只見をでて50分ほど、会津川口駅に到着です。
只見〜会津若松の途中駅では一番大きな駅で、この駅では40分停車します。



駅すぐ横には転車台があります。

かつてはこれも使われていたのでしょう。





時間があるので駅の外を散策します。

駅舎はJAの建物と共同になっていました。




駅前通りです。

小さな商店が何軒かあり、あとは住宅がポツポツというかんじです。




駅前にあるパン屋です。

ここでパンを購入しました。

お昼時ということもあり、乗客で購入している人が結構いました。




また、商店でコーヒーを購入しました。




クリームパンとカレーパン、コーヒーです。

車内でいただきました。



40分停車時間が過ぎ、会津川口駅を発車します。

ここからは定期列車での運転になります。




列車が発車すると、地元の只見線の協議会?の方が車内販売をしていました。

普通列車で車内販売というのも珍しいですね。





只見川の川幅も広くなってきました。





第四只見川橋梁を渡ります。

只見線と只見川は何度もクロスすることから、只見川橋梁が第一から第八まであります。





第四只見川橋梁を過ぎると、船着場がみえました。

これは霧幻峡の渡し船といい、早戸駅という只見線の駅前から、廃村となった霧幻峡という場所までいく船になります。霧幻峡はパワースポットとして人気があるそうで、4月〜11月まで船でいくことができます。

朝は朝食を船で食べながら移動できるプランもあるそうで、斬新ですね。






しばらく進み、ビュースポットでも有名な只見川第一橋梁を渡ります。





ここに関してはやはり乗るのではそれほど良い景色という感じではなく、走っているのを見たり撮影したりすることこそが良いのだと思いました。






会津柳津駅まできました。

SLが駅横に保存されていました。


会津若松までもう少しです。



ここで乗車していた車内販売の方が下車していきました。

見送りをしてくれました。



会津若松が近づいてきて、会津盆地へと下っていきます。





会津盆地を流れる阿賀川を渡ります。

この阿賀川は先ほどまで何度も交差してきた只見川の本流です。





会津若松 14:15着


只見をでて3時間20分、会津若松に到着しました。

小出からだと5時間の長旅でした。



今日はここまで。


次回をお楽しみに!