こんにちは。
前回の続きです。
松江城からバスで松江駅に戻ります。
奥に見えるのは宍道湖ですが、やや曇ってきました。
松江からスーパーおきに乗車し、益田まで向かいます。
松江 11:00発 特急スーパーおき3号 新山口行き
松江駅で自由席に乗る客がかなり並んでいましたが、松江で降りる客も多いのでなんとか座れました。
再び宍道湖を横目に、
出雲市まできました。
今回は出雲市は素通りになります。
筆者は出雲市より西には乗ったことがないのでこれが初めての乗車になります。
出雲市から先は日本海の大パノラマを楽しめます。
途中に変わった形の岩がありましたが、名前がわかりませんでした。
大田市駅です。
石見銀山へのアクセス駅になります。
大田市を過ぎると天気が良くなってきました。
前面展望については気持ち見える程度ですね。
電話等ができるよう、デッキのスペースがあり、パンフレットもおいてありました。
トイレは1つあります。
三保三隅駅まできました。
特急停車駅ですが、あたりには民家以外目立ったものはありません。
益田 13:04着
益田には2時間ほどで到着です。
駅前は小さな商業ビルや、ホテル、マンションがあります。
益田駅から徒歩15分ほど、昼食を食べに田吾作という居酒屋にやってきました。
この店、居酒屋評論家の太田和彦氏が日本一の居酒屋と評しており、一度訪れてみたいと思っていました。
ランチ営業もやっているので今回は昼に訪れました。
構えから歴史のあるようなお店ですね。
中に入ると公衆電話や味のある靴箱が出迎えてくれます。
また、杉玉がぶら下がっているのも居酒屋らしいです。
貝殻の持ち帰りサービスもありました。
入ると店内に大きな生簀がありました。
水槽がある店ならよくありますが、こんな市場にあるような生簀がある店は初めてです。
カウンターに案内されると、柘榴や大きなさつまいもがおいてありました。
こういうのもまた雰囲気があって良いです。
筆者は海鮮丼(1700円)を注文しました。
海鮮丼以外にも手作り豆腐、おからに味噌汁、漬物がついてきます。
どれも手がこんでいます。
海鮮丼には定番のマグロやイカ、タコなどは一切なく、サワラやカマス、アジ、サザエなど地魚のみの構成です。
見た目がいいわけではありませんが、地物をたべたい筆者からするとストライクな構成です。
新鮮で魚の味がしっかり楽しめて非常においしかったです。
ご飯がお代わりできるのでもう1杯いただきました。
食後にはコーヒーもついてきます。
居酒屋の時間にはいけなかったのですが、大変おいしいお店でまたいきたいです。
山口方面へと向かう予定ですが、山口方面への特急までまだ時間があるので、益田から一旦江津方面へと戻ります。
益田 14:38発 特急スーパーおき4号 鳥取行き
途中、透明で透き通った大変美しい海が見えました。
この透明度は沖縄レベルだと思います。
天気がよく、日本海は綺麗な水色で美しいです。
途中、折居駅で特急とすれ違います。
これは益田止まりのスーパーまつかぜなので益田駅で待っていても先へは進めません。
しばらく日本海沿いを走っていき、
浜田 15:14着
浜田駅で下車します。
浜田市街を歩いて15分ほど、
海沿いへとでてきました。
ここは外ノ浦といい、西回り航路の北前船の風待ち港として栄えていたそうです。
奥には外浦港があり、交易の要所として栄えていたそうです。
日本遺産にも登録されています。
石碑のようなものがたっており、
近づいてみると、会津屋八右衛門と書いてあります。
江戸時代、浜田藩の御用をつとめていた廻船問屋会津屋八右衛門は鎖国で海外貿易が禁じられているにもかかわらず、海外貿易を行い、藩の財政の困窮を支えていましたが、幕府に見つかり処刑されたそうです。
後に功績を讃え、建てられた碑になります。