こんにちは。


前回の続きです。




福知山駅に到着し、





福知山 12:46発 こうのとり14号 新大阪行き


ここからはこうのとりで福知山線を南下していきます。

サイコロきっぷの旅なのに舞鶴から京都方面に行くのがセオリーなのですが、帰りのきっぷを紛失してしまうという事態が発生したため、別ルートで帰ることにしました。


ただ大阪方面に戻るだけだと味気ないので、途中篠山口で下車し、観光することにします。





福知山をでてすぐ、山陰本線と分岐します。




こちらは加古川線の乗り換え駅、谷川駅です。

停車駅ではありませんが、列車待ち合わせで数分運転停車しました。




篠山口 13:30着


篠山口駅に45分ほどで到着です。


篠山口駅前でレンタサイクルを借り、篠山口の市街地へと向かいます。





電動自転車を90分600円で借りたのですが、普通の自転車は100円安いだけで500円なので電動自転車のほうがお得だと思います。





篠山城をはじめとした観光地がある市街地までは6,7km離れていますがアップダウンは少ないので普通の自転車でも問題なく行けると思います。





途中にあったJAの直売所です。

丹波といえば黒豆や栗が有名ですが、いずれもシーズンは秋なのでまだ売っていませんでした。






自転車で15分ほど走り、篠山城跡にやってきました。


篠山城は1609年に徳川家康の命令で築城され、徳川家康の実子と言われる松平康重が初代城主となった城になります。





思ったより立派な石垣や堀でなかなか規模はありそうです。





石畳の坂を上がっていくと、篠山城大書院という建物が現れます。

篠山城には天守閣がなく、篠山城築城と同時に建てられたこの大書院が中核を成す建物だったそうです。

1944年に大書院は消失してしまいましたが、寄付等もあり、2000年に再建されました。



再建には見えないような風格があります。

入場料は400円で、時間があれば入りたかったのですが今回は諦めました。



大書院の裏は、廃城令により取り壊されたその他の建物のあった場所等がわかるように整備されてありました。






篠山城には青山神社という神社があり、







その中には天守台があります。

天守閣はないのですが、天守台は当時築かれたようです。




上がってみると、丹波篠山市街を眺めることができますが、景色としてはそこそこでした。






篠山城の前には田園交響ホールという施設があり、この日は夕方から中島美嘉のコンサートがあるようです。




猪がプレハブを突き破っているおもしろいものを見つけました笑

ぼたん鍋を出している料理店だそうですが、インパクト抜群です。







こちらは小田垣商店という歴史ある黒豆の専門店だそうです。

黒豆を使ったパフェや丹波栗のモンブランをだしているお洒落なカフェも併設しているそうで、食べようかと思いましたが、何組か待っていたので諦めました。







園篠線の発祥の地の碑をみつけました。

園部と篠山口をかつて結んでいた路線があったそうですが、2002年に廃止となったようです。





こちらは河原町妻入商家群といい、商家が600mに渡って並んでいます。

篠山城築城に合わせて形成されたそうで、城下町らしい雰囲気です。

国の重要伝統的建造物保存地区にも指定されています。




人通りはまばらで観光地感はあまりないのですが、古い建物で統一感があってなかなか良い雰囲気でした。





こちらの特産館ささやまという施設に立ち寄り、





黒豆アイスをいただきました。(400円)

黒豆のさやの形の最中がついています。

クリーミーなバニラにクラッシュした黒豆がたっぷり練り込まれており、黒豆の香ばしい香りが感じられ美味しかったです。







篠山城の近くにはこのように武家屋敷も並んでおり、藩主の警備にあたった侍が住んでいたそうです。


篠山城に城は現存していませんが、それを取り巻く城下町の雰囲気は多々感じることができました。



篠山口駅へ戻り、レンタサイクルを返却し、




篠山口 15:30発 こうのとり18号 新大阪行き



こうのとりで大阪へと向かいます。



途中、三田駅までくると神戸電鉄も見えて都会に戻ってきた感じがしました。





尼崎手前で神戸線にも合流し、





大阪 16:23着


大阪に到着し、この旅は終了です。


切符を無くしてしまうというトラブルはありましたが、舞鶴や篠山口という行ったことのないところを観光できたのでよかったです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


次回をお楽しみに!