こんにちは。



前回のつづきです。





新田観光という事業者の水牛車で竹富島の住宅街を見学します。

水牛車は屋根がある上、側面にビニールがついているものになるため、雨天でも雨に濡れることなく観光できます。

30分ほどの所要時間で1500円になります。






右上の竹富島ゆがふ館と書いてあるあたりがフェリー乗降場で、赤いピンのあたりが新田観光や、住宅街になります。




このように竹富島の住宅街を進みます。






スピードはこの動画を見ての通りかなりゆっくりですが、それもまた水牛車ならではの風情で、水牛車に乗りながら景色もしっかり楽しめます。





これは、クヤマという、竹富島で生まれた絶世の美女の生誕の地だそうです。求婚をされながらも生涯独身を貫き、島の貧しい子供の面倒をみていた聖女だったそうです。

竹富島の多くの住居はこの家のように、石垣があったり、瓦が赤瓦だったりと伝統的な八重山諸島の雰囲気となっています。

 





竹富島は島全体が珊瑚が隆起してできた島というこおもあり、竹富島の住宅街は道が珊瑚の砂になっており、かなり道幅が狭いです。

また、先程のように道の両側が石垣になっていることが多いことから、水牛も水牛車の内輪差を考えながら、上手に交差点を曲がります。







竹富島は街並み保存に取り組んでいて、文化庁からも伝統的建造物群保存地区に指定され景観保護を行っています。



こちらは台湾バナナだそうで、島のところどころに生えていました。






途中で道沿いに生えている葉っぱを食べ始めたり、立ち止まったりすると、






このように棒で叩かれます笑






水牛車は後続にももう1台あり、このように後ろからついてきます。





こんな感じの雰囲気はなかなか八重山諸島以外では味わえないですね。






水牛車観光が終盤にさしかかると、三味線で民謡を演奏してくれます。これもまた雰囲気が上がってよかったです。






30分ほど島の住宅街を回って帰ってきました。

八重山諸島に来ないとできない体験でなかなかよかったです。


水牛車観光を終えた後、レンタサイクルを借りて竹富島を散策します。









自転車で5,6分走り、コンドイ浜というビーチにきました。







普通の海に比べたら当然透明度が高くきれいではあるのですが、




竹富町観光協会ホームページより


この写真で見るような海とは程遠い感じです。晴れたらこんな感じでとてもきれいなのでしょう。






赤いピンがコンドイ浜で、続いてその南にあるカイジ浜へと向かいます。だいたい500mくらいの距離のため、自転車だとあっという間です。






自転車を止めて、ビーチにでると、





カイジ浜はこんな感じです。透明度は素晴らしく透き通っています。

ちなみに奥に見える島は小浜島になります。






自転車でもう少し竹富島を散策します。






島内どこにいっても統一感のある伝統的住居となっていてさすがだなと思いました。






こちらは仲筋井戸といい、竹富島最大の井戸で深さは7.5もあります。

海に囲まれた竹富島では水は貴重品であったことからこの井戸の水を大切にしていたそうです。









こちらは竹富小学校・竹富中学校です。

小さな島ですが、きちんと小中学校があるのは驚きました。

島の人口が340人ほどに対し、生徒や児童の合計は30人あまりらしいです。






こちらは旧与那国家住宅といい、伝統的建造物群保存地区の核となるような住居です。

重要文化財にも指定されていて、日本最西端の重要文化財建造物だそうです。




このあたりは道路が舗装されていますが、白い舗装にされていて景観を損なわないようになっています。




青空だとより建物も映えるのですが、あいにくの曇りです。






竹富島の集落の中には小高いところがあり、上には展望台のようなものがあるので近くまで行ってみます。





これはなごみの塔というもので、以前は一番上まで登ることができ、島を一望できたのですが、老朽化により2016年からは登れなくなってしまいました。






なごみの塔の下から撮影すると赤瓦の住居を見下ろすことはできました。

海までは残念ながら見えません。








フェリーの時間が近づいてきたのでレンタサイクルを返すと、






ここにきて天気が晴れてきました笑






港まで送迎してもらいましたが、フェリーまでもう少し時間があるのでら港の近くにあるゆがふ館というビジターセンターに入りました。






ここでは竹富島の文化を紹介しており、





こちらは織り機になります。時間によっては実演もあるそうです。





他には竹富島を紹介する書籍や工芸品の展示がありました。





竹富島を15:20ごろのフェリーで後にし、15分ほどで石垣港へもどりました。


竹富島は石垣島からも近いので、きれいなビーチを見にまたきたいです。