この記事は秘境駅感を味わっていただくため、動画も見ていただくことをオススメします。


こんにちは。

前回の続きです。



普通列車は礼文駅をでて、小幌駅へと向かいます。


いよいよ小幌駅の訪問です。

小幌駅は秘境駅ランキング1位の駅です。


国道でのアクセスがなく、鉄道でも本数が少なく簡単に訪れられない駅なのでなかなか機会がありませんでしたが、今回ついに訪れることができました。








次は小幌ですという表示にかわりました。


秘境駅に行くのになぜか高揚感が高まります。







トンネルにさしかかります。
このトンネルを過ぎると小幌駅です。









トンネルを抜け、小幌駅に到着です。

運転士に北海道ラブパスを見せて下車します。

特に運転士からは何か言われたり驚かれたりということはなかったので、それだけ訪れる人が一定数いるのでしょう。






筆者1人が下車し、列車のドアがしまります。






そして筆者1人を降ろして列車はまたトンネルの中へと走っていきます。

自ら降りているのですが、まるで置いていかれたかのような感じです笑









トンネルへと消えていった列車を見届け、駅を探索します。

小幌駅が秘境駅と呼ばれる理由の1つでもありますが、両側がトンネルとなっています。


上りホームはホームと線路がほぼくっついているような感じになっていて、







反対側も数十メートルいくとすぐトンネルです。


トンネルとトンネルに挟まれていて、線路の先がみえないような感じなのが閉じ込められた雰囲気を醸し出します。


なぜこんなところに駅があるのか不思議です。







反対側のホームです。


2面2線となっていて、上りと下りのホームは少し離れています。








すると突然自動放送が鳴り出しました。

静寂だった中に大きな音で自動放送が急に流れたのでびっくりしました。

列車が来ると、
まもなく列車が入ってきます、通路を横断しないでください、また危険ですから十分に下がってお待ちください

と放送があった後、警報機がなり、遮断機が降ります。

下りホーム側には出入り口がないので出入り口のある上りホーム側に行き来したりするのには構内踏切を渡るのですが、その踏切も列車が入ってくる2分前には閉まります。








というのも、トンネルから急に列車がかなりのスピードで現れるので、かなり危険なためです。


貨物列車ですね。もちろん停まることはないのであっという間に走り去っていきました。



列車がすぎていくと、プルルルという音だけが響き渡り、これまた不気味です。









駅の横には小川があり、水がとてもきれいです。






駅の東側の山は紅葉してとても綺麗です。







上りホーム(長万部方面)になります。

ホームは鉄板でてきています。






ちゃんとサッポロビールの駅名板もありました。









列車は1日に4本しかなく、筆者は2本目の15:14発の列車できました。
隣の静狩駅までは距離は6.9kmで290円かかるようです。
列車がないからといって歩くには遠いですし、だいぶ遠回りしていかないと行けません。



最終が夜8時の便ですが、この列車で降りるとこの駅の上り下り含めた終電が終わっているので一晩をこんな駅で過ごすことになります。


一晩過ごすのでさえ怖そうですが、以前は小幌駅でずっと生活している方がいたようです。
ちなみに、栄養失調で亡くなったそうです。
こういう話も秘境駅感を感じてしまいます。









鉄道ファンの撮り鉄が多いからか、三脚の使用はできない旨書いてありました。









階段をおり、小幌駅の建物見学をします。






物置とバイオトイレが1つの小屋にあり、





バイオトイレはこんな感じで水を使わずに利用できます。匂いはきになりませんでした。







物置の窓に小幌駅の秘境到達招待書がある旨説明がありました。
小幌駅を訪れ、小幌駅をバックとした自撮り写真をとり、その後道の駅とむらもしくは天然豊浦温泉にいって見せるともらえるそうです。







もう1つ建物があり、こちらは詰所になります。
おそらく誰もいないと思われます。








マムシ出没注意のポスターが貼ってあり、これまた怖さを増幅させます。



怖いですが、駅の周りを引き続き探索していきます。





今日はここまで。


次回をお楽しみに!