こんにちは。
南千歳発の車内自動放送です。
ご参考にどうぞ。
今回からは、HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスを使用して10月末〜11月頭に出掛けた北海道旅行について書きたいと思います。
HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスの旅は夏に続いて2回目になります。
前回の旅の様子(2020年7月)については、こちらをご覧ください。
最近北海道の旅が多いような気がしますが、今まで北海道をあまり観光していなかったというのはあるかもしれません。
旅のスタートは大阪です。
伊丹空港発の飛行機で移動しますが、前泊でドーミーイン東梅田に宿泊します。
部屋はダブルの一般的な部屋です。
ドーミーイン名物、夜鳴きそばです。
この日はスライスされたゆで卵が上にのっていました。
というのも、宿泊した日が月見そばの日で、サービスでついてきました。
コーヒーもセルフサービスで飲めます。
このあたりはどこのドーミーインでも同じサービスなのでありがたいです。
筆者は翌朝早い出発なので利用しませんでした。
大浴場があり、天然温泉でした。
この日は翌朝が早いので早めに就寝しました。
翌朝5時30分前に起きて、阪急梅田駅まで15分ほど歩きます。
ここから阪急で伊丹空港に向かいます。
ちなみに、伊丹空港行きのリムジンバスが梅田駅のあたりから出ているのですが、650円と少し高いです。
6:00発 阪急宝塚線普通 宝塚行き
蛍池 6:19着
蛍池駅で大阪モノレールに乗り換えます。
伊丹空港までは徒歩25分くらいでいけるそうなので歩いてもよかったのですが、大阪モノレールは利用したことがなく乗りたかったので、今回はモノレールにしました。
蛍池 6:23発 普通 大阪空港行き
モノレールは混雑しています。
空港が見えてきました。
大阪空港 6:26着
伊丹空港に到着しました。
1階のローソンで前日もらった地域共通クーポンを使って、朝食や飲み物を買い、中に入ります。
コロナの影響か、7時台の良い時間の便が多く欠航になっています。
飛行機までまだ時間があるので、サクララウンジを利用します。
ぼけてしまいましたが、ドリンクバーがあり、コーヒーやビール等も飲むことができます。
ビールはキリン一番搾り、サッポロ黒ラベル、アサヒスーパードライ、サントリーモルツと各社揃っていてさすがです。
ビールグラスも冷えたものが用意されています。
以前利用した際はここに冷えた牛乳、コーヒー、トマトジュースがあったのですが、コロナの影響で提供がありませんでした。
紅茶もジョージスチュアートという高級セイロン茶のティーバッグが用意されています。
あとはJALオリジナルの飴もあります。
以前はここに亀田製菓のおつまみミックスがあったのですが、コロナの影響でおいてありませんでした。
かわりにカレーせんの個包装が別のところに用意されています。好きなだけたべることができます。
窓に面したカウンターは飛行機の離発着を間近で見ることができます。
金曜ということもあってか、サクララウンジの利用客は少なかったです。
飛行機の時間がきたのでサクララウンジをでて移動します。
伊丹空港も端の方は写真のとおり結構古く、そろそろリニューアルされるのでしょうか。
飛行機に乗るのは4ヶ月ぶりになります。
搭乗率はよく、ほぼ満席でした。
搭乗時に、JALのスマホスタンドと、アルコールシートをもらえます。
どちらも以前搭乗した時にはなかったです。
伊丹空港 8:00発 JAL2001便 新千歳空港行き
伊丹空港を離陸し、大阪の街上を旋回します。
途中、上空から琵琶湖が見えました。
空の上の景色です。
空の青と雲の白の境目のまどろみが好きだったりします。
JALお馴染みの、ビーフコンソメスープにしました。
機内で飲む温かいスープは美味しく感じます。
新千歳空港 9:40頃着 (定刻9:50着)
定刻より10分早く到着しました。
これがこの後、大きく影響します。
こちらが今回利用するHOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスです。
HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスについてはこちらのページをご覧ください。
なお、発売はすでに終了しています。
今回も前回同様、略称北海道ラブきっぷと呼ばせていただきます。
北海道ラブきっぷを使った4泊5日の長い旅になります。
新千歳空港で、えきねっとで予約しておいた、今後利用する指定席を1枚発券します。
北海道ラブきっぷを入れて券売機に通すと、このような表示がでてきて発券されます。
ここからいよいよ北海道鉄道の旅スタートです。
新千歳空港 9:54発 快速エアポート99号 札幌行き
早着のおかげで、1本早い快速エアポートに乗れました。
南千歳 9:57着
南千歳駅まで3分で到着し、ここで下車します。
南千歳駅ホームの駅弁店もコロナに負けず営業していました。
南千歳 10:00発 特急北斗8号 函館行き
南千歳からは特急北斗で移動します。
本来この列車には乗れなかったのですが、早着のおかげで北斗も1本早い列車にのれました。
この列車は261系でした。
車両最後尾の座席にしました。
南千歳発の車内自動放送です。
旅行気分を味わっていただけたらと思います。
JR北海道の特急の車内自動放送は大橋俊夫さんという、TOKYO FMでアナウンサーをされていた方が担当しているのですが、この方の放送が聞き取りやすく、自動放送だと筆者は一番好きです。
苫小牧を過ぎると、列車は海沿いを走ります。
天気がよく、海が青くて良い景色でした。
白老では多くの乗客が下車します。
みなさん、ウポポイに行くのでしょうか。
白老をでてからもしばらく海沿いを走るので、このあたりは海側の座席のほうがよいと思います。
東室蘭 10:55着
特急北斗を東室蘭で下車します。
東室蘭駅からはバスでの移動です。
このバスも飛行機早着がなければ乗れなかったバスです。
しばらく室蘭本線と並走します。
車窓からはエネオスの室蘭事業所が見えました。
ここはもともと製油所で、1956年からガソリン等石油製品の製造を行っていたのですが、合理化の一環で製油所としての機能は停止し、今は石油製品の貯蔵所となっています。
陣屋というバス停で下車しましたが、目的地にいくのに降りるバス停を1つ間違えてしまいました。
本当は西陣屋という1つ先のバス停で降りるのが最寄りでした。
どうして間違えたのかについては記事の最後で紹介します。
ここから徒歩で移動します。
陣屋バス停で降りたので、近くにある陣屋町駅という貨物駅を見学しました。
ここはもともと日本製紙向けの木材チップの輸送に使われた駅だそうですが、今は貨物列車の設定が廃止されています。
この陣屋町駅を起点に、室蘭本線の側線である臨港線が分岐しており、陣屋町臨港駅というところまで1.5km続いています。
7,8分ほど歩き、西陣屋という本来最寄りだったバス停まできました。
しばらく徒歩が続きます。
途中、不自然なカーブがあったのですが、
ここは線路と交わるところでもともと踏切があった場所です。
この路線が先程紹介した、室蘭本線の側線の臨港線になります。
現在は踏切は廃止されていますが、警報機はカバーをされて残っています。
廃線ではないのですが、踏切も撤去枕木のようなものが線路の上に置いてあり、草も生えており廃線状態です。
一度クロスした臨港線をまた渡ります。
ここも踏切跡です。
線路はまだ伸びています。
少し線路と並走した道をすすんでいくと、
プレハブのような施設がありました。
プレハブの入口をみると、JR貨物陣屋町臨港駅と書いてありました。
これが終点の駅ですね。
人気はなく、線路同様使われていないような感じでした。
ここからも少し線路が伸びていて、先を見ると、
DD51が重連になって置いてあります。
かつて北斗星等で活躍していましたが、こんなところにあるということは、もう廃車なのでしょうか。
なんとキハ183系が大量にいました。
キハ183系といえばオホーツク等で活躍していた車両で、すべて廃車となったのですが、こんなところに並べられていました。
工事現場のようにフェンスで囲ってあります。
カーテンがしてあって車内は見られません。
行先表示等は取り外されています。
ヘッドマークもありませんでした。
潮風にさらされているのもあってか、錆びてきています。
そのままになっていますが、解体にも費用がかかるからなのでしょうか。
張り紙があり、平成29年5月16日に苗穂駅から運ばれてきたそうです。速度なんかも書いてありますね。
これは別の車両です。
キハ183-211と書いてあります。
塗装が剥げてきていますね。
これだけの数がいると廃車といえど、迫力があります。
1つだけ、貫通車がありました。
非貫通のイメージだったので、貫通車のキハ183もあるのは知らなかったです。
後ろから撮影しました。
みんな連結部がみえているのですが、1つだけ貫通車の先頭部分がありますね笑
さらに奥にいくと、立ち入り禁止のフェンスの奥にDD51がいました。
これも完全に廃車ですね。
この側面のマークをみると北斗星らしいですよね。
これは車輪等下の部分になるのでしょうか。
左にDD51も写っています。
天気がよく、奥には大沼の方の駒ヶ岳が見えました。
ここは行きたかった場所だったのですが、本来のダイヤだと行けませんでした。飛行機の早着のおかげで行けたのでラッキーです。
最後にキハ183系やDD51のある、崎守埠頭の場所や行き方について、説明してある記事が皆無だったので紹介しておきます。
広域図でいうと、丸で囲ったあたりになり、
ズームすると黒丸のあたりになります。
Google Mapで、陣屋町駅で検索すると、キハ183系やDD51の写真がでてきますが、実際に陣屋町駅のところにはなく、陣屋町駅から2kmほど離れた黒丸のあたりになるので注意が必要です。
東室蘭駅からバスは出ているのですが、筆者は陣屋町駅の指している所にあるものだと思い、陣屋町駅前にある陣屋バス停で降りたところ、キハ183系等は見当たらず、場所を再確認したところ違っていて歩く羽目になりました。
西陣屋バス停は赤丸で囲ったあたりにあり、キハ183系等がある埠頭まで徒歩で15分ほどかかりますが、一番最寄りになるのでバスで行く時には西陣屋バス停で降りることになります。
さらに拡大すると、丸のあたりです。
最寄り駅の崎守駅からも15分くらいでいけるそうなので、室蘭本線の普通列車があればそちらもおすすめです。
筆者はダイヤが悪かったのでバスを利用しました。
今日はここまで。
次回をお楽しみに!