こんにちは。
前回の続きです。
阿蘇駅に着き、駅のすぐ横にある道の駅でソフトクリームを食べました。
阿蘇にある、阿部牧場のソフトクリームです。(350円)
筆者はこれを食べるのは4度目なのですが、牛乳が濃厚でかつ口当たりもよいのでトップクラスにおいしいソフトクリームだと思います。
阿蘇駅近くのトヨタレンタカーでレンタカーを借り、ここからは明日の夕方までレンタカーでの移動になります。
北側に走っていきます。
北も南も山が見える景色を走っているとカルデラの中にいることがよくわかります。
あか牛丼でお馴染み、いまきん食堂にやってきました。
金曜の11時半すぎでしたが、すでに数十組待ちがありかなりの人気です。
順番待ちの予約をして、その間に阿蘇山を見に行くことにしました。
阿蘇山を上がっていきます。
カルデラ全体が少しずつみえてきました。
さらに上がると、カルデラ全体がはっきりと見えました。
このあたりは中腹で牧草地になっていて、牛や馬が放牧されています。
綺麗な景色です。
柵はあるのですが、半分放し飼いのような感じです。
おとなしく、柵を越えたり破壊したりするような心配はなさそうでした。
はっきりと山の輪郭が見えてきました。
火山ガスや水蒸気、噴石等の影響で植生はススキ等、限られていて、また牛や馬の放牧ができるよう、木などが生えないようにするために毎年野焼きを行っているそうです。
車窓から小さな山のようなものが見えました。
これは米塚といい、噴火活動によってできたスコリア丘というものです。
草千里ケ浜という広大な草原が右手にみえてきました。
ここでも馬が放牧されています。
左手に見える建物は阿蘇火山博物館です。
今回は時間がないので草千里ケ浜は車窓見学です。
阿蘇山にはヘリポートがあったりします。
いよいよ火口に近づいていきます。
規制情報の表示があり、この日は一部開放となっており、入れないエリアがありました。
火口へは阿蘇山公園有料道路を通っていくことになります。
これは日本とは思えないような景色ですね。
ちなみに小さな建物は料金所です。
こちらで料金800円を支払います。
火口までたった1200mなのでかなり高額です。
保全費も込みと考えるのが良いと思います。
有料道路とはいってもこんなかんじでそれほどきれいに整備されているわけではありません。
植生のないところを1本の道路が貫いているこんな雰囲気はなかなか味わえないですね。
車窓からみえる山肌はこんな感じです。
あっというまに終点の火口近くの駐車場につきました。
火口に近づいていきます。
この日は黄色いパトランプがついていました。
ガス濃度が2ppm以上ということらしく、体調不良の人からしたら警告レベルだそうです。
噴火が起きた時に逃げ込めるシェルターが複数ありました。
こちらが阿蘇中岳火口です。
斜面の上から見学するのですが、火山ガスが酷いと見学が出来なかったりします。
動画で撮影しました。
風が強く、ノイズが入ってしまっています。
こんな感じで、かなり火口は深く、もくもくと火山ガスがでています。
このタイミングは風で火山ガスが舞い上がっていて火口がほとんど見えません。
見学できる場所の方へ火山ガスが上がっていないタイミングでないと先程のようにみえなかったりします。
また、火口の近くにはシェルター兼見晴らし台があり、
阿蘇山の景色を一望できます。
こういう景色もある意味手付かずな自然の1つだと思います。
写真左手にある道路が先程通ってきた有料道路です。
火口の駐車場から少し降りたところには砂千里ヶ浜という、火山灰で覆われた古い火口があります。
こちらには散策道が整備されています。
こんな感じで散策しながら砂千里ヶ浜を歩いていくことができます。
あか牛丼の時間があるので奥まではいかず、下山します。
いまきん食堂に戻ってきて、あか牛丼(1760円)をいただきます。
筆者は何度か食べているのですが、いつ食べてもおいしいです。
ステーキ丼のような感じで、レアなあか牛の旨味が噛むとあふれでてきます。
脂がほどよく絶品です。
もう1つの名物、チャンポン(780円)もシェアして食べました。
イカやあさりなど、具材が本当に盛り沢山で安いと思います。
長崎のちゃんぽんのような乳化したスープではなく、あっさりとしたタンメンのようなスープです。
こちらはあか牛のすじポンという、おすすめの一品です。
あか牛を柔らかくトロトロになるまで煮込んだスジ煮です。
箸のいらない柔らかさで、そのまま食べてもおいしいのですが、すじポンの名前の通り、ポン酢をつけてたべると爽やかでこれまた美味しいです。
いまきん食堂はgotoトラベルの紙クーポンが使えるのでそれもありがたいです。
おいしい昼食をいただき、次の目的地へと向かいます。
今日はここまで。
次回をお楽しみに!