こんにちは。
前回の続きです。
鶴の湯温泉からバスで次の温泉、妙の湯に到着しました。
妙の湯温泉は、蟹場温泉や大釜温泉の近くにあり、比較的行きやすい場所です。この温泉が一番きれいで普通の温泉というかんじです。
入館料は700円と高めです。
入り口には暖炉があります。昔の感じがでています。
(乳頭温泉郷公式ホームページより)
温泉は、金の湯銀の湯の2種類あり、金の湯は鉄分が有馬温泉以上に強く、本当の意味で金の湯でした。眺める滝や雪景色が絶景でとてもよかったです。(写真以上に雪は多かったです)
こちらは大釜温泉ですが、今回は入浴しませんでした。
かわりに、孫六温泉という温泉に向かいます。ここだけはバスでいくことができず、大釜温泉から1km近く歩かなければなりません。
この看板が孫六温泉への道の入り口です。
ひたすら雪の中を歩きます。
吹雪が強くなり、視界も悪くなりました。
途中にあった神社もこの有様です。
除雪がほとんどされていない雪道を15分くらい歩き、孫六温泉に到着します。
孫六温泉には石の湯という湯があり、
(乳頭温泉郷公式ホームページより)
こんな秘湯感あふれる温泉に入りました。
写真では青色をしていますが、この温泉は色が日によってなぜかかわるらしく、筆者が入った際は黒色をしていました。
また、この温泉は劇熱で、浸かることすらほとんどできないほど熱かったです。
他にも女性専用の大きな露天風呂もあるみたいです。
孫六温泉を後にし、
バスで田沢湖駅に戻ります。
乳頭温泉は景色、風情、泉質どれをとっても素晴らしく、非常に良い温泉でした。今回行けなかった湯も次回きた際に行きたいです。
田沢湖駅に帰ってきました。
駅に戻ると、この日は大寒波の影響で、列車が運休や遅れなど、相当ダイヤが乱れていました。
そのため、筆者が乗車した列車も20分ほど遅れて発車しました。
田沢湖 15:53発 普通 盛岡行き(20分遅れ)
(えきから時刻表より)
この普通は、盛岡方面に行く8時間ぶりの普通列車だったりします。通過がメインの新幹線路線で普通はほとんどありませんね…。
雪の中を列車は走りぬけ、
盛岡 16:56着
列車は5分ほどの遅れで盛岡に到着しました。
元々のダイヤで、雫石で15分停車があり、遅れた分の埋め合わせになったため、結果的に5分遅れで済んだので助かりました。
ここから花巻に向かいます。
盛岡 17:10発 快速はまゆり5号 釜石行き
写真ではそんなに混んでいないように見えますが、この後かなりの乗客が乗車し、列車はラッシュ時の山手線状態で発車しました。
快速はまゆりは指定席もあるのですが、そちらはガラガラでした。
というのも、座席が全車クロスシートであるのと、あとは乗客の半分が、盛岡を出て最初の停車駅、矢幅駅で下車したためです。
空いたクロスシートに乗車しましたが、快速にしては珍しく、セパレートタイプの座席でかつテーブルまでついていて、快適な車両でした。
花巻 17:39着
花巻に到着しました。
花巻に来た目的は、
マルカンデパートというデパートの最上階にある、マルカンデパート大食堂に行くためです。
花巻駅から15分ほど歩きましたが、道中は雪道で凍結しており、下り坂もあったりして危険でした。
昭和のデパート食堂感がしっかりとあります。
マルカンデパート大食堂は、マルカンデパートというデパートの6階にある、花巻で人気のお店でしたが、2016年6月に、建物の耐震基準の問題等で、工事費用が高いことから、一旦は惜しまれつつ閉店となりました。しかし、地元の人の復活希望や、有志の人の働きかけで、2017年2月に復活、再オープンしました。土日は長蛇の列ができるそうです。
閉店間際にギリギリで間に合ったくらいなので、客は筆者以外には2,3人しかいませんでした。
ナポリカツ(780円)という、ナポリタンの上にカツがのった、この食堂名物を食べました。
カツが揚げたてで、ナポリタンはケチャップの量が程よく、ボリューム満点でとても美味しかったです。サラダもたっぷりでバランスも配慮されてるのも良かったです。
一番の名物、ソフトクリームをいただきました。このボリュームに圧倒されました。これだけ高さを巻くのは技術がいるようで、従業員でも2人しか作れないそうです。
この高さでお値段180円と激安です。味は特筆おいしいというほどではありませんが、しっかり濃厚なバニラで、普通に美味しかったです。
素晴らしいお店なので、末永く続いてほしいです。
花巻から仙台に向かうのですが、天気が更に悪化し、ダイヤが大幅に乱れていました。
花巻駅で40分くらい待ち、2時間遅れくらいの北上行きで北上に向かい、北上駅では列車がいつ来るかわからないとのことだったので、北上ー仙台間は新幹線を使いました。
仙台はもっとダイヤが乱れており、17時1分発の福島行きが22時まわってようやく発車するところでした。
小牛田行きは車両不足からか、普段は小牛田行きには充てられない、仙石東北ラインのハイブリッド列車が運用されていました。
ネカフェで1泊し、次の日朝から高崎に帰り、この旅は終了しました。
雪にとにかく振り回された旅でしたが、秋田青森を色々観光でき、リゾートしらかみや美味しい食べ物も満喫できたので良かったです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!