フロントのお兄さんから学んだ、自信を持つことの重要性。
国試前日の会議(参加者5人)。
当日の集合時刻は8:40。
移動手段はどうしよう。
なんだかんだで考えることもめんどくさくなった私たちの結論は、「タクシー呼ぼう」。
早めに行けばどうにかなるよ。
じゃあ、フロントに頼みに行こう。
「じゃんけんで決めよう」
私はじゃんけんが弱いです。
確率の問題とは考えられないほどよく負けます。
サザエさんには連敗中です。
案の定、1回戦は負け。
はるかちゃん、ちかちゃん、私の3人で勝負の末、はるかちゃんと私が負けてしまいました。
「じゃあ、インドネシアじゃんけん したら?」
はまなさんが広め始めたインドネシアじゃんけん。
親指=象、示指=人、小指=蟻、らしいです。
やってみよう。
「『最初は象』ね」
はーい。
「最初は象…」
あれ、勝ったはずのちかちゃんが参加してますよ。
「全員かと思った」
「じゃあ、全員でもう1回やろうか」
わーい。
インドネシアじゃんけんでは勝てました。
そうか、日本のじゃんけんが弱いのか。
というわけで、負けたのははるかちゃん。
うーん、根拠はないけどなんだか心配。
日本のじゃんけんで負けてたので、私もついて行こう。
「一人で大丈夫だよ!」と抵抗されましたが。
じゃあ、ついて行って口は挟まずに見るだけにしとこう。
フロントには若そうなお兄ちゃん。
もしかしたら、私たちより若いかも。
はるか :「タクシーを1台呼びたいんですけど」
フロント:『こちらでお呼びします。お時間は?」
はるか :「明日の7:30です」
フロント:『わかりました』
はるか :「荷物がたくさんあって5人なので大型をお願いします」
フロント:『わかりました』
え、普通のタクシー4人乗りだから、中型ぐらいでいいんじゃない?
大型だと高いんじゃないかしら?
はまだ :「あ、5人だから中型ぐらいで大丈夫かもしれません」
思わず口を挟んでしまいました。
フロント:『はい、大型ですね』
おい。
聞いてましたか?
はまだ :「タクシー会社に聞いて、5人が乗れそうな大きさのタクシーを呼んでください」
フロント:『はい、大型ですね』
こら。
もういいよ。
電話かけて頼む時に横から言おう。
「あの、○○ホテルですが。いつもお世話になってます」
あぁ、なじみのタクシーやさんがあるのね。
「そちらに、5人ぐらいが乗れるタクシーってありますか? あ、そうですか。はい。」
おや?
「無いそうです」
あらあら。
「どうしましょうか」
え? どうしましょうって?
いや、タウンページ渡されても。
「ちょっと調べてみますね」と言ってパソコンを触り始めました。
あ、なるほど。
がんばって。
と思ったら、しばらくYAHOO!の画面を眺めてあきらめてしまいました。
こらこら。
入力も何もしてませんよね。
今、どうやって調べたんですか?
「じゃあ、片っ端から電話を掛ける作戦で行きましょうか」
作戦?
あ、はい、じゃぁその作戦でお願いします。
「どの会社が有名ですか?」
いやいや、ホテルの客に聞いてどうするんですか?
地元住民のわけがないでしょ。
「あ、ちょっとこのへんに住んでるわけじゃないんで…」
はるかちゃん、もっともだ。
お兄さん、タウンページを眺めてとりあえずどこかに掛けてくれました。
「あの、5人乗りのタクシーってありますか?」
ちょいとお兄さん。
名乗らずにいきなり喋ってもよいものかね?
はらはらしてましたが、その大きさのタクシーはないそうです。
「無いみたいです」
ですね。
「どうしましょうか」
諦め早すぎ。
「小型2台に分かれて乗る?」
「ちょっとみんなに聞いてこようよ」
というわけで、みんなの待つしもさんの部屋へ。
かくかくしかじか。
「1台がいい」
はい、決定。
再びフロントへ。
1台がいいと伝えましたが、お兄さん困ってます。
「今まで小型以外を呼んだことがないので、どこに電話したらいいか…」
いやいや、がんばってくださいよ。
困った挙句、お兄さんはどこかに電話しだしました。
「中型タクシーって、どこで呼べるか知りませんか? あ、そうですか」
電話の相手も知らなかったようです。
お兄さん、うろうろしだして控え室のようなところに入っていきました。
「中型タクシーって…」
がんばれー。
その場ではわからず、後で連絡してくれるそうです。
みんな多分しもさんの部屋でウダウダしてるから、しもさんとこに連絡してもらおう。
「じゃあ、705に連絡してください」
「違うよ!」
「え?」
「407だよ!」
あらあら、705ってどこだよ?
いくら若くてもプロなわけなので、しっかりした対応をしなくてはいけない、と学んだ夜でした。